オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

笑顔、笑顔の昌磨、2019年のロステレコム杯

こんばんは。種子島ぴーです。みなさん、お元気ですか?

私は、ブログを書いたり書かなかったりしていますが、元気に過ごしています。

 

さて、グリコのアーモンドピーク「宇野昌磨キャンペーン」第三弾が発表されました。

回を追うごとに、中身が濃くなっていくキャンペーンのプレゼント。

 

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今回は、当選者10名が、オンラインファンミーティングで「1対1で直接話せる!!」とのこと。

 

なんて怖いプレゼント(笑)

 

「1対1」。しかも、逃げ場のない「オンライン」。

私には恐怖すぎて、とても無理です。

応募しなくていいので、アーモンドピークを食べて、ただ太り続けるのみ(それも恐怖であるが)

 

さて、恐怖と言えば、ドキドキしながら見た、昨年のグランプリ大会。

最近は、フランス杯ばかり話題になっていましたが、

去年の今頃開かれていた、ロステレコム杯もすごかったのを思い出しました。

 

フランス杯が、涙、涙だったのに対して、

ロステレコム杯は、笑顔、笑顔。

 

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特にフリーは、爆笑ものの、楽しい楽しい“スルーしやがってフリー”でした。

インタビューを中継していたスタジオのアナウンサーが、昌磨の「僕、ほんとにスルーしやがって」に、動揺していたのを覚えています。

 

冒頭の4回転サルコウ、改めて見ると、

ジャッジ席に突撃せんばかりの勢いで転倒しています。

 

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ジャッジもびっくり!!


今見ると、鮮やかなスライディングに、爽快感すら感じます(笑)

 

続いて、やさしいメロディに体をあずけながら、

ジャンプを跳ぶと見せかけて、ふんわりふわふわリンクを漂う昌磨。

品川アクアパークのくらげみたいで、癒されます。

 

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トリプルアクセルは、きれいに流れましたが、

全体的にジャンプは、上半身と下半身の回転速度が違うかのように、

グイっと体をひねっています。

現在のジャンプと比較すると、確かにこのときは、もがいている途中だったのでしょう。

 

だけど、リンクサイドにランビ伯爵がいるから、ぜんぜん平気。

昌磨の心の平穏がにじみ出ているような、ゆったりとした演技でした。

 

でもね。昌磨をリンクに送り出したあと、

ランビ伯爵は、ちょっと緊張していましたよ。

 

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昌磨の前では、そういう姿は見せていませんでしたけどね。

 

ステップの長さは、本人も言っていたけど、いつもより短いですよね。

当時は、「昌磨、もう曲が終わっちゃうよ!!技術点が足りないよ!!」と、焦って見ていた私。まだ表彰台もありだと思っていたんですよね(笑)

 

プログラムの最後の最後にジャンプの構えに入ったときは、よっしゃー!!と思ったし、

仰天の4回転トゥゥゥゥゥで、

豪快に転倒したときは、うっしゃー!!と思ったし。

 

けど、悲壮感がまったくなくて、なんか楽しい演技でした。

 

ロシアの観客も温かかった。

 

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関係者一同も、しあわせそうでした。

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小林元部長、ありがとうございました。

 

クッションの、ナイスキャッチもありましたね。

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バシッ!!

あー、はっはっはっはっ!! と、爆笑しながら駆け寄ってきたランビ伯爵。

 

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「グッド・トライ、グッド・トライ!! 3回転トゥを跳ぶと思ったのに。なんか3回転を跳ぶと思ったのに!! グッド・ファイト、グッド・ファイト、グッド・ファイト…」

と、大興奮でした。

この場面で、昌磨とランビ伯爵の距離が、ぐっと近づいた気がしました。

 

こうやって振り返ると、ロステレコムの『ダンシング・オン・マイ・オウン』は、

ザッツ・エンターテイメントでしたね。

 

あれだけ楽しそうに『ダンシング・オン・マイ・オウン』を演じられると、

恋人にふられて一人ぼっちで踊るのも、案外、楽しいんじゃないかと思えてきます。

 

昨シーズンの昌磨を見て、「明けない夜はない」と解説したのは織田信成さんですが、

いつのまにか、夜はすっかり明けていたようです。


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