こんばんは。昨日の「うのうの展」で長時間動画撮影をしたせいか、首も肩も凝りに凝って、コラントッテさんをもってしても、いかんともしがたい種子島ぴーです。
さて、世界的デザイナーにしてフィギュアスケートの衣装フリーク。
私の大好きなニック・ベルレオス(ベルリオス)さんが、NHK杯の衣装評をしてくれています。
今年のニックさんは、10点満点で採点する新方式を導入しています(笑)
私が一番気になるのは、やはり高橋大輔&村元哉中ペアの衣装です。
大ちゃんのイエローパンツは、日本人の感覚では、ちょっと派手な感じがしてしまったのですが…
ニックさーん、そのあたりどうですか?
(以下、私がニックさんの声を勝手に想像しながら意訳したものです。ニックさんには、何の責任もございませんのでご了承ください)
日本の村元哉中&高橋大輔のリズムダンスの曲は、映画『マスク』の『The Business of Love』他よ。
すべての目は、2010年のオリンピック銅メダリストであり、世界選手権チャンピオン、2020年のNHK杯でパートナーの村元哉中とアイスダンスデビューを果たした、5度の全日本王者高橋大輔に注がれたの。
彼らは、とぉぉんでもなく素晴らしい衣装に身を包んで、リズムダンス『マスク』を演じたのよ。もー、これ、だーい好きよ。I LOVED THEM!
哉中も大輔も、ここでは“ザ・スター”なわけだけど、大学の成績で言えばA++をあげるような優秀な衣装でもって、お互いを盛りたててサポートしたの。
哉中が着ていたブロンズ色の衣装、とっても気に入ったわ。
胴体の部分にはゴージャスなクリスタルの細工が施されていて、スカート部分がフリンジになっているの。
大輔の衣装も、とびきり素敵だったのよぉ。
蛍光色のイエローパンツにブラックのサスペンダー、白シャツに幾何学模様のネクタイのお衣装一式が、突き抜けてたわ。
ん~、エクセレント!! 10点満点よ!!
ひぇ~そんなに高評価とは。ほかの選手の衣装で、満点の人などいません。
確かに、ニックさんが好きな配色ではある。
大ちゃんも、「元気をもらえる」と言っていました。
そして、哉中選手の衣装がフリンジになっていたことに、今頃気づく私(笑)
ほんと、なーんにも見えてませんでした。
フリーはどうでしょうか? 私は、ものすごく好きなんですが。
(ニックさん評)
村元哉中と高橋大輔のフリーダンスは、『ラ・バヤデール』第二幕第29曲アンダンテ他。
彼らのフリーダンスの衣装を目にするまでは、「これまで素晴らしい衣装を着てきた彼らが、どうやって新境地を開くのかしら?」って、思ってたわけ。(今まで以上のものは出てこない)。
でも、彼らの衣装を見て、あたしは彼らが誇らしかったわ。
クラシックバレエ『ラ・バヤデール』を演じた衣装は、ゴージャスでエレガントで、
すーばらしく贅沢なものだったんですもの。
金銀の刺繍がふちにほどこされたワインカラーのジャケットに身を包んだ大輔は、パーフェクトだったわ。
一方の哉中は、ローズピンクのワンショルダードレスを着て、美しいプリマバレリーナのようだったの。
上半身は、胸元にギャザーを寄せて、お腹の部分はヌーディ。全体にリッチなジュエルやスパンコールが散りばめられているの。
頭のティアラは、すばらしい場面に花を添えているわ。彼女はまさに、日本のオリンピックスケーター高橋大輔と踊るにふさわしい、唯一のプリンセスダンサー。寺院の舞姫(バヤデール)だったの。
得点は、9.99!!
ひゃー、またしても高得点。
いっそ、10点にしたらどうですか?
この衣装は、一見、二人がそれぞれに似合う、違ったテイストの衣装を着ているようですが、並ぶと調和が取れています。
本当に、うっとりするような衣装でした。
ニックさんの中では、元々高橋大ちゃんも哉中ちゃんも、すばらしい衣装を着る選手として認識されているようですね。
残念ながら、ケージ・タナカの衣装は批評されていません。
そのほかにも気になる選手がいましたが、また今度読むことにします。
おやすみなさい。