オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

近づく、浅田真央、本当の“ラストダンス”

こんばんは。三連休は自宅にこもっている種子島ぴーです。

おかけで、TBS『バース・デイ』の「浅田真央30歳“ラストダンス”へ…最後のツアーに密着!!」を、リアルタイムで見ることが出来ました。

 

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改めて“最後のツアー”と言われると、背筋がぞくっとするし、

“ラストダンス”と言われると、泣きそうになってしまうこの感情。

 

この稀有な存在、氷の精の生まれ変わりみたいな人のラストダンスが、

コロナの年であってほしくなかった。

 

チケットが当選したのに中止や延期になって、諸事情で見られずに終わる人のことを考えると、自分のことのように気になります。

 

一方で、不謹慎ながら、延期になった公演があることで、

ラストダンスの日が延びたことに、少しほっとしている自分がいます。

 

番組の中で真央ちゃんが、試合と違ってアイスショーは、

「お客さんが祈って見ていない」と。

その言葉に、あぁ、わかってくれていたんだな、見えていたんだな、と笑っちゃいました。

 

私は、試合のとき、いつも祈っていたし、唇をかみしめながら見ていました。

もっと言うと、クッションに顔をうずめたり、薄目を開けて見たり、違う部屋に逃げ込んだり。

これはもう、「観戦」とも「見ている」とも言えません(笑)

 

2008-2009シーズンに韓国で開かれたグランプリファイナルのときは、私は、なぜかスポーツクラブのランニングマシンで走りながら応援しており、

『仮面舞踏会』の最後のステップのところで、テンションが上がってものすごい心拍数で爆走した記憶があります。

あのとき、動きながら観戦すれば、緊張感を克服できると学びました(笑)

 

そんな私も含めて、「ショーでは、お客さんに緊張ではなく、魅力を伝えたい」と、真央ちゃん。

 

試合での演技には、試合ならではの強さ、美しさがあり、人間的メッセージが伝わってきて、大好きでした。

 

でも、引退してからの演技には、すべての瞬間に“完璧”を追求する、浅田真央の凄みを感じました。

 

現役時代より、さらにうまくなっていました。 

だから、まだまだ見たいし、もったいないと思う。

わかりやすくいえば、「浅田真央が滑っていないスケート界」がイメージできない。

 

そうやって、毎回毎回、ラストダンスの“次”を求めてしまう私たちの元へ、

真央ちゃんは帰ってきてくれたから、やっぱり“次”を期待してしまう

 

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番組の中で、「スケートはもういいのかな」と言いつつも、

「今回滑って、ああ、スケートっていいなと思った」「考えが変わってくるかも」と言葉を続ける真央ちゃんに、よっしゃー!!と、うなづく私。

 

私のようなファンは、自分のことしか考えていない、よくないファンです。

 

「サンクスツアー」は、体力的に限界を超えて演じていると思うし、

真央ちゃん自身がオーケーを出せるレベルのスケートをするには、今がゴール地点だと感じているのかもしれません。

 

「体力の限界」「めざす演技ができません」と本人が言うまでやらせるのは、ファンのエゴ。最高の地点で次に送り出してあげたい。

 

だから、やっぱり今年が、浅田真央の本当にラストのラストダンスになるのかな。

さみしいね。

 

以上、何が言いたいのか、まとまりのない独り言でした。


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