こんばんは。種子島ぴーです。
この1、2週間、カード会社を名乗る怪しいメールが何通も届いているので、
その件について書かせてください!!
怪しいメールの「送信者名」欄には、
- クレジットカード
- ◎◎銀行カード(実在の銀行名)
- ◎×カード(実在のカード名)
メールのタイトルは、こんな感じです。
- 【重要】クレジットカードご利用確認
- 【◎×カード】ご利用確認
メールではなく、ショートメールで届く場合もあります。
メールの文面は、こんな内容がアレンジされています。
- カードをご利用のお客さまへ
- カード会社で、第三者の不正利用を24時間モニタリングしている。
- ご本人様のご利用かどうか確認したいお取引がある。
- 不審な取引を疑うものがあった。
- このためカードのご利用を一部制限させていただいている。
- 以下へアクセスの上、カードのご利用確認をしてほしい。
- 回答をいただけない場合、カードのご利用を制限する。
- ご利用確認はこちら
- ログインはこちら
メールの最後には、カード会社の実際の住所や電話番号が記載されています。
こんなメールが届いたら、あせりますよね。
私は、普段使っているクレジットカードは2枚ほどですが、
持っていないカードや、聞いたこともないカードからも届くので、
ランダムに送っているのでしょう。
昔、スポーツクラブに入会するときに作らされたクレジットカードや
スーパーのポイントをためるために作らされクレジットカードで、
現在は使っていないけれど聞いたことのあるカード会社名だったりすると、
逆に不正利用が心配になりました。
でも、あせって「下記にアクセスして」のリンクをクリックすると危険です。
IDやカード番号、暗証番号などの情報を入力させられて、
悪用されてしまいます。
フィッシング詐欺っていうやつですね。
落ち着いてメールをチェックすれば、
偽物を見破ることもできると思います。
完璧に見える文面にも、わずかな日本語の間違いがあったり、
URLや発信元のドメインが、「jcb-card.com.inchiki.com」のように、
実在のカード名に別の文字が付けてあったり。
ところが!!カード会社に問い合わせたところ、
詐欺メールの完成度が、かなり高くなっているそうです。
- 本物の問い合わせメールの文面をコピー&ペーストで貼り付けた、完璧な日本語のメールもある。
- 本物のドメインに酷似させたドメインもある。
ここで、一つの疑問が浮かびました。
クレジットカード会社が、不審なカード利用をモニタリングしているのは事実です。
国内にいる人が、いきなり海外で高額な買い物をした場合などは、チェックされると聞いています。
本当にカードを不正利用されていた場合、どのような形で連絡がくるのでしょうか?
3社に電話して確認したところ、
- A社 メールではなく、電話で連絡を入れる。
- B社 場合によりショートメール、メール、電話。
- C社 メールで連絡をする。
返事がバラバラだったので、不安になりました。
自分が使っているクレジットカード会社が、どのような方法で連絡することになっているか、確認しておく必要があると感じました。
また、「メールで連絡する」と答えたクレジットカード会社から、
メール文頭の「さま」の部分を見るように、とアドバイスされました。
詐欺メール
・個人名が入っていない。「カードをご利用のお客さま」など。
・名前ではなくメールアドレスが入っている。「▽×◇.mail.com さま」
そのクレジットカード会社の場合は、
本人の正しい名前またはカード会社に登録してあるIDが入っているとのこと。
年々、巧妙に精巧になっていくフィッシング詐欺メール。
怪しいと思ったら(カードの利用確認なんて100%怪しいと思ったほうがいいですが)、
メールをクリックしたり、返信しないのは当然ですが、
メールに記載されている電話番号にかけるのも怖いです。
クレジットカード本体に書かれている連絡先に、
直接電話して確認するしかないと思いました。
外出自粛でメールを見る時間も増えたので、
お互いに気を付けたいですね。