こんにちは。日曜の昼下がり、いかがお過ごしでしょうか。
興味がある人もない人もいると思いますが、
ロシアのナショナルチームのメンバーが発表されました。
例年、このメンバーの中からグランプリ大会や主要国際大会に派遣されますが、
メンバー外から派遣されることもあった気がするので、
この限りではないと思いたい…。
女子は完全実力・実績主義
女子は、非常に順当でわかりやすいです。
選ばれたのは、こちらの6人。
カミラ・ワリエワ、アレクサンドラ・トゥルソワ、エリザベータ・トゥクタミシェワ、ダリア・ウサチョワ、マイア・クロメク、アンナ・シェルバコワ。
補欠に、アリーナ・コストルナヤ、エリザベータ・ヌグマノワ
昨シーズンに実績を残した選手が、もれなく入っています。
頭角を現したマイア・クロメクも、しっかり入っていますね。
コストルナヤは、補欠です。前のシーズンの女王でしたが、過去の実績は忖度されませんでした。
本人もかなり悔しいと思います。巻き返してくるとは思いますが、まずはトリプルアクセルですね。
跳び始めているというニュースもありましたが、まだかつての美しい3Aには至っていないらしいです。
もう一人の補欠エリザベータ・ヌグマノワは、ミーシン巨匠門下です。ロシア選手権、ロシアカップで、いいところまで上がってきている選手です。巨匠がどのように育てていくのか注目です。
アリーナ・ザギトワとエフゲニア・メドベージェワには、根強いファンがたくさんいて、2人がもう一度試合に出ることを望んでいます。
特に、ザギトワ選手は、「新しいプログラムを作ったらしい」「テレビショーに出演しているからプロに転向するのでは?」と、その動向にファンが一喜一憂しました。
が、事実上の競技引退になるかと思います。
正メンバーにアリエフの名前なし
男子は、コリヤダ君とセメネンコ以外は入れ替わりの激しいシーズンでした。
選ばれたのは、こちらの6人です。
マカール・イグナトフ、ミハイル・コリヤダ、マーク・コンドラチュク、アンドレイ・モザリョフ、アレクサンドル・サマリン、エフゲニー・セメネンコ
チャンネル1カップを沸かせた新星マーク・コンドラチュク(写真右下)も入っています。
補欠として、ドミトリー・アリエフ、ピーター・グメンニク、アルトゥール・ダニエリアン
どのような計算式、選考基準になっているかわかりませんが、
私としては、「アリエフが補欠なの??」と驚いたしショックです。
前シーズンのロシア王者にして欧州王者ですからね。怪我と病気で不調だったとはいえ、「補欠」とは本人もびっくりでは?
コストルナヤ同様、コロナ禍の一年で状況がガラっと変わりました。
2人とも巻き返してくると思いますが、国際大会に派遣してもらえるのか?!
ルカ兄貴の政治手腕に期待!! って、どーいうスポーツだい!!
一方、不調だったサマリンがメンバーに入っていて、ほっとしました。
一時は引退も考えたというサマリン。
スヴェトラーナ女史の政治手腕に乾杯!! って、どーいうスポーツだい!!
本気にしないでくださいね。実際には、サマリンもアリエフも、ISUの世界ランキングではロシア男子のトップのほうに位置しています。
今シーズンは、世界ランキングはあまりあてにならないですけどね。
ピーター・グメンニク、アルトゥール・ダニエリアンが補欠なのも驚きだし、男子はいくらでも途中でひっくり返ると思います。
シーズン前半で調子が悪かった選手が消えていく、サドン・デス状態を予想します。
以上、あまり興味がないとは思いますが、シングルのロシアナショナルチームのご紹介でした。
そういえば、プルシェンコ氏は、ナショナルチームのコーチではなくなるのかな?