グランプリ大会アサイン
さてさて、昌磨のグランプリ大会アサイン。
スケートアメリカとNHK杯に決まりました。
本人は、どこの大会になっても、前向きなのではないでしょうか。
先日どこかのインタビューで、「これまでは自分たちが出たい試合を選ぶという感じであったが、コロナ禍のシーズンを経験して、多くの方の尽力で大会が運営されていることを再認識し、出させていただくという意識が芽生えた」みたいなことを言っていました(正確ではありません。違ったらごめんね、昌磨)
昨シーズンの結果からすると、ネイサン、鍵山優真、羽生くんがシードされて、
希望が優先されるのは仕方がないですが、
「意図せぬ組み合わせの妙」みたいなのも、楽しめるといいですよね。
なにしろ、強い相手がいないと燃えないのが、昌磨君。
グランプリファイナルに進むには、各大会の順位が重要で、
順位に対して与えられるポイントの合計が多い選手6人が選ばれます。
1位 15ポイント
2位 13ポイント
3位 11ポイント
4位 9ポイント
5位 7ポイント
6位 5ポイント
7位 4ポイント
8位 3ポイント
なので、スケートアメリカでネイサンとぶつかると聞けば、
「えーー」ってなると思うし、
NHK杯で羽生くんとぶつかると聞けば、
「まあまあまあ、ね」と思うかもしれませんが、
私は昌磨は目をキラキラさせていると思います。
改めて面子を確認すると、★スケートアメリカはこちら
★NHK杯はこちら
うーん、いい感じ。楽しみすぎる😘😘
すばらしい選手ばかりですが、どの選手も今シーズンの調子はベールに包まれています。
順位が簡単に予想できる試合は、わくわくしない。
どんな大会になるか、心が躍りますね。
一つ懸念材料があるとすれば、スケートアメリカの日程が早いこと。
まだ、SPを振り付けたばかりですよね。
でも、ステペンのインスタに、うきうきハッピーそうな写真がアップされていました。
これは、振り付けが絶好調で終わったという証拠ではないでしょうか。
【追記】雑誌に、「ステファンコーチはいつもいい匂いの香水をつけている」 と書いてあったので、あわよくば同じ香水をつけようと、デパートに見に行ったことがありました。そうしたら、5万円くらいする香水だった😅 いくら私が金持ちでも、ちと高いので断念しました。香水の香りは、お値段に比例しますよね。
トリプルアクセルヨントウ
先日、昌磨がナウボイスで、「3A+4Tジャンプを、なぜ今のままだと入れる意味がないのか」という質問に答えていました。
男子の構成では、ジャンプ7本、うちコンビネーション3本まで、3連続コンビネーション1回までというルールがあります。
しかも、トリプル以上のジャンプは、同種類2回まで。
4回転ジャンプの種類の重複は、1回までというルールもあります。
だから、「4回転フリップ2本と4回転トゥループ2本を入れる」という構成は、数年前はできたけど、今できない。
昌磨は、4回転トゥ1種類を、まず2本跳ぶ。
トリプルアクセルを2本。それでジャンプは合計4本です。
残りの3本の内、4回転サルコウと4回転フリップ、トリプルジャンプを1本入れると、ジャンプの合計は7本。
コンビネーションは、付けられる所に付ける。
そこに、トリプルアクセル+4回転トゥを入れると、
トリプルアクセルと4Tが一つのジャンプにまとまってしまうので、
4T+3T、3A、4S、4F、3回転ジャンプ、3A+4Tとなり、
もう1本3回転ジャンプを跳ばなくてはいけなくなってしまう。
そうなると点数は少し上がるれれど、4回転一本分ほどのメリットは生まれない。
ということです。
ただ、3 A+ 4Tのメリットとしては、昌磨はコンビネーションジャンプの失敗が多いけれど、4回転が単独になっても、大丈夫になる。
最高の組み合わせとしては、4T、4S、4F、4Lo、4Lz、3Aと3A+4T みたいな?? (知らんけど)
いつか、コンビネーションをぜーんぶ失敗した昌磨が😅
最後の最後に、3A+4Tをどかーんと成功させて感動の渦を巻き起こす日がくるかもしれません。
ちなみに、昌磨は、「3 A+ 4T」のことを
トリプリアクセルヨントウと発音していたので、
今後、このブログでも、トリプリアクセルヨントウ とさせていただきます(笑)