ISUが、中国杯(カップ・オブ・チャイナ)の中止を発表しました。
文面からすると、ホストの中国から申し出があったようです。
早々と中止が決まり、少し驚いています。
(ISUレター意訳)
ISU(国際スケート連盟)は、フィギュアスケートのISUグランプリ大会 カップ・オブ・チャイナ中止の知らせを受けました。2021年11月4-7日に、中国の重慶で開催予定だった大会です。
残念ながら、中国内の都市に離着陸している国際線の数が非常に限られていることや、新型コロナウイルス予防のための制限を考えると、大会のバブル方式は実現できません。
ISUは、グランプリ中国杯の開催がもはや実現不可能であることを遺憾に思いますが、中国フィギュアスケート連盟の継続的な努力とサポートに感謝します。
グランプリ大会を6大会開催し、2021年12月9-12日に日本の大阪で開催されるグランプリファイナルにつなげるために、
ISUは、元々11月4-7日に開催予定だった競技会を主催することに関心のあるメンバー国の応募を呼び掛けています。
日本から中国杯にエントリーしているのは、
男子は、鍵山優真、友野一希選手。
女子は、三原舞依、宮原知子選手。
ペアとアイスダンスはエントリーなしです。
他に男子シングルで中国杯にエントリーしているのは、
ボーヤン・ジン、ハン・ヤン、ドミトリー・アリエフ、ポール・フェンツ、ダニエル・グラッスル、デニス・ヴァシリエフス、ジュンワン・チャ、ペーター・グメンニク、ミハイル・コリヤヤダ、チェン・ユドン
私の好きなスケーターが、
ザクザクエントリーしているではありませんか!!
女子シングルでエントリーしているのは、
ルナ・ベンドリックス、ホンイー・チェン、シャン・リン、イ・ジュ、キム・イェリム、イム・ウンス、マイア・クロミク、ソフィア・ソモドローワ、アンナ・シェルバコワ、ブレイデイ・テネル
出場予定だった選手は、ショックを受けているのではないでしょうか。
今の状況で、国際大会を開催できる国と言えば、他のグランプリ大会ホストである日本、米国、ロシア、フランス、カナダが、2回開くことになるしかないと思います。
フランスは、ジュニアグランプリを2大会受け持つので、厳しいかも。
エントリー選手の地理的顔ぶれからすると、日本が濃厚。
もしくは、中国のピンチヒッターと言えば、フィンランド?(前例あり)
中国国内にいる選手は、そもそも出国できるのでしょうか。
ハン・ヤンの主要国際大会のラストダンスになるかもしれないから、なんとか実現できるといいのですが。
そして、北京オリンピックと非常に時期が近い大会の中止は、
オリンピックの開催も心配になってきます。