こんにちは。日本時間の早朝にアメリカで開催された「19th Annual Labor Day Invitational」ご覧になりましたか?
村元哉中&高橋大輔組の初戦で、ついに『ソーラン節』が見られるということで、
YouTubeライブのアラームを設定してスタンバイ。
(親切な方々が、YouTubeに動画をアップしてくださっていますので、検索してみてくださいね)
追記:rockerskatingさんのインスタで紹介されています。
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いやーーーー。すごい。ものすごい。
“すごい”以外に表現方法が見つかりません、私の語彙力では。
だって、昨シーズンもすごいと思ったけれど、
昨シーズンとは別物でしたよ!!
ジュニアの成長は速いと言われますが、30代でここまで成長スピードが速いって、ちょっと異常じゃないですか??
たとえ高橋大輔が天才だったとしても、ですよ。
アイスダンス用の靴を履いているにもかかわらず、
スケーティングや音楽・衣装が醸し出す世界観も含めて、
シングル時代の高橋大輔の“ゾーン”に入ってきた感じ。
もちろん、これが実現できるのは、村元哉中というパートナーと組んだればこそ。
彼女以外とだったら、ここまでの展開は考えられません。
とんでもなくすごい二人です。
昨シーズンは、高橋選手が村元選手にフォローされている感もあったけれど、
今や完全に互角。
互いに引っ張りあって、スピードが倍速に。
北海の荒波のように、波間を泳ぐ魚のように、うねりながら共鳴しあう二人の動きが心地いい。クセになりそう。
フロリダの太陽のせいだと思いますが、大ちゃんが海の男のように日焼けしているのも、『ソーラン節』に合っています。
ホワイト哉中ちゃんとの対比もいい!!
昨シーズンは、心臓ドキドキだったツイヅルもリフトも安定して、
どんだけ進歩を遂げたんですか?!! と、世界が驚いていると思う。
「超絶難しい」と聞いていたリフトも、「何度練習したのだろうか」と思うほど決まってました。
もちろん、ここから修正もしていくのでしょうが、
“進歩”という無形のものなのに、「グングン、グングン」という音が聞こえ、形が見えるようでした。
こうなると、「二人の身長差が…」なんて言われていたのも、
まったく気にならないですね。
むしろ、互いに波になり魚になり…を表現するのに適していると感じました。
後輩のシングルスケーターたちも、彼らの進化を見たらショックを受けると思います。
こんな私ですら、最近始めて上手くもならずにグダグダしていた事があるのですが、
二人の演技を見て視界が開けたというか、「よし、やろう」という力がわいてきました。
フリー(FD)の『ラ・バヤデール』も、めちゃくちゃ楽しみ。
きっと、また、驚かせてくれるんだろうな。
RDの課題も含めて、北京に向けて彼らに追い風が吹いているように見えるのですが、
いかがでしょうか。