おはようございます。
北京オリンピックについて、IOCから新しい発表がありました。
観戦チケットは、新型コロナ対策の要件を満たす、中国本土に住む観客にのみ販売されることが決まりました。
海外からは、観戦に行けないということです。
当然といえば当然ですが、ネイサンとかヴィンスとか、オリンピック後に引退する選手もいるので、応援に行きたかったファンもいるかもしれません。
また、ワクチン接種をした選手と参加者は、到着後に閉鎖されたループ管理システム下に入ります。
このシステムは、到着と出発、輸送、宿泊、ケータリング、競技会、開会式と閉会式など、ゲームに関連するすべての分野に及ぶものだそうです。
閉鎖されたループ内では、オリンピック参加者は、トレーニング、競技会、および仕事のために、専用の輸送システムでオリンピック関連会場間を移動することのみが許可されます。
東京オリンピックと同じ感じでしょうか。
ワクチンを接種していない選手は、北京到着後に21日間の隔離期間があります。
ワクチンの種類ですが、WHOまたは関連する国際機関によって承認されたワクチンは、すべてオーケーのようです。
現在、欧米では中国やロシアのワクチンを承認していないケースもありますが、北京オリンピックは、欧米のワクチンも認めるということですね。
10月下旬に、最初のハンドブックが発行されるそうです。
そこで気になるのが、参加者がどんどん減っていくアジアンオープン。
オリンピックのテスト大会にもかかわらず、参加者少なし。
ペアに至っては、中国選手のみ4組のエントリー。
アイスダンスも、中国ペア2組とアルメニア1組の計3組です。
シングルは、アジアの国からのエントリーが大半。
先だってのネーベルホルントロフィーで各国の出場枠が決定しましたが、
みなさん「テスト大会に参加しよう」ってことにはならないみたいです。
そんな中、デニス・ヴァシリエフス選手のエントリーが光る!!
日本は、トップ選手を送り込む予定なので、大会の行方が気になりますし、開催するならしっかりオリンピックのテストができるようにしてほしいです。
しかし、そもそも、何をテストするのか?
選手にとっては、会場の雰囲気や氷を事前に体験できるメリットがあると思いますが、あくまでも、オリンピックと同じように開催されたら…ですよね。
会場となる首都体育館は、新しく建設されたわけではなくて、
これまでもグランプリ中国杯が開かれたことがある場所ですよね。
各国スケート連盟は、ある程度知っている場所なので、テスト大会に来ないのかも。
滑ったことがない選手にとっては、雰囲気と氷を確かめて、モチベーションを上げられます。
運営側としては、ループ管理システムや選手・関係者の輸送を試してみるのでしょうか。
ワクチン接種をしていない選手がいるとすれば、「北京到着後に21日間の隔離期間」は、お話にならないですね。(もっとも、接種していなければ、GP大会出場は難しい)
ワクチンを接種していたら、どの程度の隔離期間になるのか…。
それによって、エントリー選手がまだ動きそうな気がします。