オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

おめでとうアリエフ&コリヤダ君!!

こんばんはー。昨夜、というか本日の明け方、フィンランディア・トロフィー男子シングルが終了しました。

金メダル🥳ジェイソン、銀メダル🥳コリヤダ君、銅メダル🥳アリエフ

 

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from dmitry_aliev

 

いい笑顔だ~😭😭😭

 

 
 
 
 
 
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一番胸熱だったのは、アリエフでした。

万全の調子ではなかったのですが、ジャンプ一つ一つに、「何としても降りよう」という気持ちが見えて、じーん。

 

衣装は、素敵だけど動きにくそうな、しかし、ジーマの好きな正装風。

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このワルツは、『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンズが作曲したもので、

私はこちらの動画で、夢がかなって感動するアンソニー・ホプキンズの表情を見ていたこともあり、エモーショナルな気分に。

 


www.youtube.com

 

最初の4回転ルッツは、「足首大丈夫ですか?」ってくらいエッジを倒すので、いつも心配。

オーバーターンながら、なんとか転倒せずに着氷しました。

 

次の4Tも着氷がやや不安定だったのですが、それに3Tを付けた時点で鳥肌。

4Tに3Tが付くとこんなに感動するなんて、日本チームの“あのお方”を見続けてきたからか(笑)

 

“あのお方”で思い出しましたが、今大会もオイラー(1E)を挟んだ3連ジャンプをたくさん見ましたが、昌磨のオイラー(1E)がどれだけすごいか、改めて感じました。

 

たいていは、ひょいって低く跳ぶんですが、昌磨は、ガッツリ跳んで、高さと幅があります。

 

アリエフに話を戻すと、3連も成功し、難しい連続シットターンからのフリップもタイミングはオーケー。

ファーストジャンプが2回転になったコンビネーションも、セカンドにきっちり3回転を跳んで、うぉぉぉーー。

 

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アリエフは、ワルツを踊るにふさわしい腕の長さと手のひらの大きさ・優雅さ、肩の柔らかさを持っているんです。

以前に比べてスタミナが厳しそうですが、コロナの後遺症なのかなー。

 

とにかく、ここで3位に入って表彰台に立ったのは、とてもとてもとても意味があることなので、私はとってもうれしいぞー!!

ルカ兄貴もキスクラでうれしそうでした。

 

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そして、「本日、散髪に行ってまいりました!!」といった感じで、キリリと短髪男子になったコリヤダ君の『シンドラー』。

 

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サンクトペテルブルクにて、散髪に行ってまいりました!!

ロシアテストスケートで見たときよりも、表現がやや内向きな印象でした。

でも、コリヤダ君の演技は、手の表情、動きが細かく多彩なので、それを見るのがとても楽しみなんです。

プログラムに演劇の要素が入っていると言いますか。

 

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「このくらいね」。この手の意味が気になる。

 

問題は、同じ『シンドラーのリスト』で滑った、ジェイソン・ブラウン選手とミハイル・コリヤダ君の「Interpretation of the Music」の点数差です。

フリー2位のコリヤダ君が8.71で、フリー5位のジェイソンが9.29。

 

私は、ジェイソンに比べてコリヤダ君のプロや表現が劣っているとは思いません。

しかし、ジャッジがこのように評価して得点を付けたことが、今後に響く気がします。

 

コリヤダ君の『シンドラー』は、衣装からもわかるようにシンドラーという人物に焦点を当てている。

一般的には、ユダヤ人や人類普遍の悲しみや苦しみを描くほうが、理解しやすいしエモーショナルだと思います。

 

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にしても、シーズン初っ端から、コリヤダ→ジェイソンと、同グループで連続『シンドラー』となりました。

今後、何度も続く可能性があります。

 

ここまで差をつけられたら、『ホワイト・クロウ』に戻してくるのではないかと思っています。

世界選手権の『ホワイト・クロウ』の「Interpretation of the Music 」は、9.14でした。

 

続いてジェイソンの『シンドラーのリスト』を見ると、編曲はこちらのほうが好みだなぁ。感情移入もしやすいです。

 

 
 
 
 
 
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シーズン初戦ということで、4回転は入れず、動きもジェイソン比で大きくはなかったのですが、

テクニカルをプログラムコンポーネンツで補って、堂々の初戦優勝!!

オリンピックにつながることを願っています。

 

残念だったのは、SP1位。最終滑走だったキーガン・メッシングさん。

 

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最初の2本のジャンプは軽快に決めて、好調な滑り出しだったのに、

いきなり会場から、メロディアスな曲調に合わない手拍子が起こり…、

 

「こりゃあ、ジャンプを跳び難いよ」と思ったら、

連続ジャンプが2回転+1E+2回転になっちゃって、

その後、意味もなく転倒。

 

さらに、連続ジャンプのファーストを着氷したところで、会場から指笛が「ピィィィ」となり、セカンドで転倒。

こりゃあ、観客がいかんでしょう!!

 

メッシングさんにも疲労の色が見え始め、ステップにいつものスピードはなく、最後のスピンは途中で止まっちゃったよー。

フリー7位で表彰台を逃してしまいました。残念すぎる。

 

あと、印象に残っているのは、マッテオ君。

早くも第2グループに登場したものの、ショート19位からフリー1位で、総合6位に浮上しました。

ショート後に、「フランジパーニも出ているのに、これでは出場自体が(オリンピ選考の)ダメージになる」みたいな失礼千万なことを書いたのが聞こえたみたい。ほんと、すみません。

 

それから、「失敗しない男」セメネンコが帰ってきたこと。

技術点は、一番高かったと思います。

セメネンコのフリーといえば、曲の途中で衣装を早着替えするのが定番になっております。

試合中に余計な心配が追加されると思うのですが、今回も落ち着いてボタンをはずし、衣装をチェンジしていました。

 

というわけで、ジーマとコリヤダ君がメダルを取れて、

ハッピーに終わったフィンランディア・トロフィーでした。

 

 
 
 
 
 
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あの人は、まだ日本にいます。

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