オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

「昌磨のSP衣装はダントツのお気に入り」ニックさん衣装評

こんにちは。スケート・アメリカに体力を奪われたまま、スケート・カナダの足音を感じている種子島ぴーです。

どーしよう…ケージ・タナカが迫ってくる…ジャパン・オープンのときの記事も、書きかけのままだというのに…。

 

テレ朝の有料配信ですが、カナダ単独のチケットも1,200円で発売されています。

スケート・アメリカは、特別映像「大会の舞台裏」も昨日から配信されていて、40分以上ある見ごたえ十分なものでした。

あれこれ言いましたが、1200円でこれは、超絶安いと思いました。試合は、全選手ノーカットで流してくれます。迷っている方は、おすすめします。

 

さて、おなじみファッションデザイナーにしてスケート衣装フリークのニック・ベルレオスさんが、スケート・アメリカの昌磨の衣装にコメントしてくれています。

本人の発音は「ベルリオス」に近いですね。

 

A Passion for Fashion: Achieving Your Fashion Dreams One Thread at a Time (English Edition)

*Amazonにて好評発売中。

 

こちらの宇野昌磨パートを、いつものように、ニックさんと一方的に以心伝心し、

超訳させていただきます。ニックさんには、一切の責任がないことをご了承ください。

 

nickverrreos.blogspot.com

 

SPは、あたしのダントツお気に入り

f:id:tanegashimapi:20211027130250j:plain

 

宇野昌磨がSPで滑ったのは、『オーボエ・コンチェルト』by A.マルチェッロ+『オーボエ・コンチェルト』by A.ヴィバルディ。

この衣装は、ダ・ン・ト・ツで、あたしのお気に入りメンズコスチュームよ!

この衣装を目にしたとき、文字通り、ハッと息をのんだの…最先端のスタイルとシルエットを持ち合わせた、なんてビューティフォーな衣装!!

サイドのカウル・ドレープなんて、“いっちゃってる”わよね。

 

え、カウル・ドレープの衣装が作りたい?だったら、ニック・ベルリオスのデザインスクール動画を見てちょうだい。⇒https://www.youtube.com/watch?v=SXNgrRp2EU4

←(ご本人は言ってません)

 

でもって、トップスのクリスタルが、とーんでもなく見事。見事よ!!

深いミッドナイトブルーのカラーが、あたしにささやくの「正装のイブニングドレスとしても着れそうだわ」って。

これは、男らしさとか女らしさとかいう境界線を超越して、より高いレベルで衣装をデザインするってことがどういうことか、あたしたちに示していると思うの。

昌磨と、そして何より、このオートクチュール衣装を創ったデザイナーでありクリエイターであるマシュー・キャロンにひれ伏したい気分だわ。

9.99点!!

 

ニックさん、むしろその足りない0.01点が何なのか、気になる(笑)

 

実は、私は2年半前に「ニックさんならこの衣装をこう批評する!!」っていうでっち上げコメントを創作したのですが、

www.tanegashimapi.com

(注:以下、でっち上げコメントです)

昌磨は、大阪で開かれたスターズ・オン・アイスで、このブルーのオンブル染めのトップスを着て、ヴィバルディの「四季」より「冬」を滑ったの。

あたし、この衣装を着た宇野昌磨が、頭のてっぺんからつま先まで、すっごく好きよ!!ヴィバルディのクラシック音楽の雰囲気を残したまま、レオパード柄とシースルーで、ロックなテイストをプラスしているところが、マシューらしいわね。

お腹のカットラインとセクシーなチラ見え、ゴージャスなビジューとスパンコールの装飾が、「パリ・オートクチュールコレクション・ウィーク」って感じ。

あたしがネイサンの衣装に求めているのは、こういうところなのよ。

来年も再来年も、ベラベラウォンウォンな衣装を見せられるのかと思うと、ぞっとするわね。

とにかく、あたしは、メンズがドレープの入った優美な衣装を着ているのが大好物なのよ!!

(注:以上、でっち上げコメントでした。あと、ネイサンごめん(笑))

 

割と当たってないですね(笑)

いや、表現は当たっていないけど、気分は当たっていると思う。

だって、ニックさんのコメントを要約すると、「この衣装を着た宇野昌磨が、頭のてっぺんからつま先まで好き」ってことですよね。あれ、違う??(笑)

 

そして、シースルーの地は、レオパードではなかったようです。

 

フリーは、モダンな騎馬闘牛士風

f:id:tanegashimapi:20211027130354j:plain

 

フリーの『ボレロ』byモーリス・ラヴェルは、岡本知高の歌唱版。

ボレロを演じる昌磨が着ていたのは、マシュー・キャロンがクリエイトした、またまたゴージャスな衣装だったわ。

ブラックとゴールドのアンサンブルは、騎馬闘牛士のイメージね。ショート丈のボレロベストや、サイドの金の刺繍、クリスタルの細工、ぴったりしたなめらかなラインが、そういうイメージを与えるのかしら。

モダンでスタイリッシュ、なおかつ、「これは衣装だ」っていうセンスも感じたわ。

9.75点

 

全体的に高評価。マシューさんの衣装を着る男子シングル選手も増えつつあります。

 

日刊スポーツに昌磨

昨日の日刊スポーツで、フィギュアスケート特集がありました。

昌磨の写真が一面にドーンと。(ヨレヨレですみません)

スケート・アメリカに出場したほかの選手についても触れられていました。

 

f:id:tanegashimapi:20211027011425j:plain

 

昌磨は、無事に帰国し、2週間の隔離期間に入るようです。


にほんブログ村