こんにちは。スケート・アメリカに体力を奪われたまま、スケート・カナダの足音を感じている種子島ぴーです。
どーしよう…ケージ・タナカが迫ってくる…ジャパン・オープンのときの記事も、書きかけのままだというのに…。
テレ朝の有料配信ですが、カナダ単独のチケットも1,200円で発売されています。
スケート・アメリカは、特別映像「大会の舞台裏」も昨日から配信されていて、40分以上ある見ごたえ十分なものでした。
あれこれ言いましたが、1200円でこれは、超絶安いと思いました。試合は、全選手ノーカットで流してくれます。迷っている方は、おすすめします。
さて、おなじみファッションデザイナーにしてスケート衣装フリークのニック・ベルレオスさんが、スケート・アメリカの昌磨の衣装にコメントしてくれています。
本人の発音は「ベルリオス」に近いですね。
*Amazonにて好評発売中。
こちらの宇野昌磨パートを、いつものように、ニックさんと一方的に以心伝心し、
超訳させていただきます。ニックさんには、一切の責任がないことをご了承ください。
SPは、あたしのダントツお気に入り
宇野昌磨がSPで滑ったのは、『オーボエ・コンチェルト』by A.マルチェッロ+『オーボエ・コンチェルト』by A.ヴィバルディ。
この衣装は、ダ・ン・ト・ツで、あたしのお気に入りメンズコスチュームよ!
この衣装を目にしたとき、文字通り、ハッと息をのんだの…最先端のスタイルとシルエットを持ち合わせた、なんてビューティフォーな衣装!!
サイドのカウル・ドレープなんて、“いっちゃってる”わよね。
え、カウル・ドレープの衣装が作りたい?だったら、ニック・ベルリオスのデザインスクール動画を見てちょうだい。⇒https://www.youtube.com/watch?v=SXNgrRp2EU4
←(ご本人は言ってません)
でもって、トップスのクリスタルが、とーんでもなく見事。見事よ!!
深いミッドナイトブルーのカラーが、あたしにささやくの「正装のイブニングドレスとしても着れそうだわ」って。
これは、男らしさとか女らしさとかいう境界線を超越して、より高いレベルで衣装をデザインするってことがどういうことか、あたしたちに示していると思うの。
昌磨と、そして何より、このオートクチュール衣装を創ったデザイナーでありクリエイターであるマシュー・キャロンにひれ伏したい気分だわ。
9.99点!!
ニックさん、むしろその足りない0.01点が何なのか、気になる(笑)
実は、私は2年半前に「ニックさんならこの衣装をこう批評する!!」っていうでっち上げコメントを創作したのですが、
(注:以下、でっち上げコメントです)
昌磨は、大阪で開かれたスターズ・オン・アイスで、このブルーのオンブル染めのトップスを着て、ヴィバルディの「四季」より「冬」を滑ったの。
あたし、この衣装を着た宇野昌磨が、頭のてっぺんからつま先まで、すっごく好きよ!!ヴィバルディのクラシック音楽の雰囲気を残したまま、レオパード柄とシースルーで、ロックなテイストをプラスしているところが、マシューらしいわね。
お腹のカットラインとセクシーなチラ見え、ゴージャスなビジューとスパンコールの装飾が、「パリ・オートクチュールコレクション・ウィーク」って感じ。
あたしがネイサンの衣装に求めているのは、こういうところなのよ。
来年も再来年も、ベラベラウォンウォンな衣装を見せられるのかと思うと、ぞっとするわね。
とにかく、あたしは、メンズがドレープの入った優美な衣装を着ているのが大好物なのよ!!
(注:以上、でっち上げコメントでした。あと、ネイサンごめん(笑))
割と当たってないですね(笑)
いや、表現は当たっていないけど、気分は当たっていると思う。
だって、ニックさんのコメントを要約すると、「この衣装を着た宇野昌磨が、頭のてっぺんからつま先まで好き」ってことですよね。あれ、違う??(笑)
そして、シースルーの地は、レオパードではなかったようです。
フリーは、モダンな騎馬闘牛士風
フリーの『ボレロ』byモーリス・ラヴェルは、岡本知高の歌唱版。
ボレロを演じる昌磨が着ていたのは、マシュー・キャロンがクリエイトした、またまたゴージャスな衣装だったわ。
ブラックとゴールドのアンサンブルは、騎馬闘牛士のイメージね。ショート丈のボレロベストや、サイドの金の刺繍、クリスタルの細工、ぴったりしたなめらかなラインが、そういうイメージを与えるのかしら。
モダンでスタイリッシュ、なおかつ、「これは衣装だ」っていうセンスも感じたわ。
9.75点
全体的に高評価。マシューさんの衣装を着る男子シングル選手も増えつつあります。
日刊スポーツに昌磨
昨日の日刊スポーツで、フィギュアスケート特集がありました。
昌磨の写真が一面にドーンと。(ヨレヨレですみません)
スケート・アメリカに出場したほかの選手についても触れられていました。
昌磨は、無事に帰国し、2週間の隔離期間に入るようです。