始まりました、ロステレコム杯。
ご覧になりましたか? まだこれからですか?
いやー、楽しいですね、やっぱり試合は。
女子の試合が始まりそうですが、男子SPの試合展開を、感じたままにおしゃべりしていきたいと思います。
ネタバレ、結果バレがあるので、これから放送等を見る方は、ここで引き返してくださいね。
第一グループトップバッターは、謎のエントリー ジョージアのニカ・エガーゼ選手。
エテリ組の新兵器ということで、もしかするとすごいのかも!!
しかし、最初の4回転サルコウは、軸が斜めになって足首が折れたかと思うような倒れ方。続く 4回転トゥループも転倒してコンビネーションにならず。トリプルアクセルもパンクして、なんとジャンプとキャメルスピンを終えて、技術点が7.57のみです。
会場の反応も薄め。みなさん、手拍子をお願いしますよ!!演技を終えて、技術点のボードは18.56点。これは・・・グランプリ大会のレベルに達していないのでは。
リプレイで、笑いをこらえるグレイヘンガウスの背中を、エテリがバシッと笑いながらたたく場面があったのですが、どーいうことなんでしょう、笑うって??
技術面の責任者は、デュダコフってことで「あちゃー」。 50.35でした。
続いて、カナダのロマン・サドフスキー。
さあどうでしょうか、オリンピックへと続く道は開かれるのか?!
4回転サルコウ決めた! トリプルアクセルは、着氷を誤魔化しつつも何とか降りました!
あと一本、コンビネーションが決まれば、北京への扉が見えてくる。
おーっと、苦戦しながらも、セカンドにトリプルを付けました。
この3回転が、彼の人生を変えたかも。
最後のスピンも、これまでで一番キレがあったと思う。ジャンプに成功して、表情もすごく良かった!! やりました。 84.59でSB更新です。
私もうれしいぞ!!
感動している場合ではない。ケージ・タナカの登場です。
頼む、4回転サルコウ、頼む~!!
と、GOEマイナス2.91だけど、着氷が乱れつつも何とかOK。
3Aは、いつものように客席に向かって、どーん。加点が少ないな。
でも、スピンもステップもしっかりレベル4。
残るは、コンビネーションジャンプだ~
と思ったら!!
カメラに本人が映ってないよ。どうなってるの?!
スケートカナダのときも、機材トラブルで、ケージ・タナカがちゃんと映っていなかったし、ひどいよー😡😡
しかし、リプレイで理由が判明。
機材のせいではなく、ちよっとした事件が発生していました。
リンクの角に壁がない部分があって、そこからケージ・タナカが飛び出しそうになっていたみたいです😂
いつも冗談で、「リンクよりケージ・タナカのほうがデカい」などと書いていたのですが、本当にはみ出してしまうとは!!
リンクが小さすぎただけで、彼のミスではありません。
76.69。うーん、こんなはずでは…。フリーでは、リンクのサイズを変更願います。
続いては、南半球の奇跡ブレンダン・ケリー
ジャンプの着氷は乱れがちではありましたが、スピンやステップのレベルを落とさないのは、やはりベテランですね。
粛々としすぎているような気がしましたが、そういう曲なのかな。
『Leave A Light On 』by Tom Walker。80.48でした。
さぁ、ここでロシアのマーク・コンドラチュクが登場。
演技は粗削り節ながら、ジャンプでは転倒しないことで知られている強心臓のコンドラチュク。
今回は、動きが洗練されていました。
前は、何をやっているか不明だった動きも、中東の民族舞踏風の感じに仕上がっています。が、予想外にジャンプで苦戦。
4回転トゥで激しく転倒。アクセルはしっかり着氷したものの、 最後に跳んだ4回転サルコウも激しく転倒。コンビネーションにできずノーカウントに。とはいえ、フリーで爆発してくる予感はします。74.16
第一グループのラストに、友野くんの登場です。
『ニューシネマ・パラダイス』。いい演技をプリーズ!!
冒頭の4T+3 Tが 決まった!! GOE2.05。
4回転サルコウも決まった!! スピンのレベルも取れてます。トリプルアクセルの着氷で、「ツルッ」と滑りかけましたが、ノープロブレム!!
これは保存版の『ニューシネマ・パラダイス』ですぞ!!
演技を終えて、自分でも「よくやった」とつぶやいているように見えました。
95.81。
ヒャー、すごい~。シーズンベストがでました。もちろん、暫定1位です。
第二グループは、ミハル・ブジェジナからスタート。
3シーズン目の『ベイビー・ドゥ・ザ・バッド・バッド・シング』。
衣装も3シーズン目かな。おしゃれ番長も今や、「自分の衣装よりも娘さんの衣装にお金をかけたい」といったところか。
4回転サルコウは、綺麗なエッヂでしたね。ほれぼれ。
コンビネーションは乱れたけど、フリップに2回転トゥをつけました。アクセルもOK。
一級品のキャメルスピンは、もちろんレベル4。
ミハルやブレンダン・ケリーを見ていて思うのは、ベテランって、スピンやステップのレベルを取りこぼさないですよね。基礎がちゃんとしているのかな。
82.31のSBで暫定3位。
この時点で、ケージ・タナカは5位。友野君が1位をキープ。
さて、お次は、カムデン・プルキネン。
本当に頑張って欲しい。笑顔で演技を終えて欲しい。
冒頭の4回転トゥループ成功。 アクセルも成功。スピンもレベル4。行け行け~!!
コンビネーションも、おっと、セーフぅぅ。
となると、渾身のステップもレベル4。スピンも全部レベル4。
今シーズン一番の演技にガッツポーズが出ました。
よかったよかった。大歓声でスタンディングオベーションです。
83.47でSB 暫定3位。
ここで、優勝候補のセメネンコ来た~。
ミーシン巨匠の肩にも力が入ります。
失敗しない男、セメネンコ。
が、ジャンプの軸が傾いて、冒頭から大きく転倒。回転も足りてない。あ、そこはいいのね。
しかし、4回転サルコウは、ものすごい低姿勢から3回転を付けてコンボは加点。巻き返すかと思ったけど、アクセルも両足? 回転も足りていなかったと思う。
どうしたのでしょうか。ミーシン巨匠も白目になってしまいました。
81点で暫定5位。最終7位なんて予想外でした。
こーなったら、コリヤダ君に賭けるしかないロシア勢。
『くるみ割り人形』の冒頭のコリオが変わりました。お人形さんみたいに横に倒れる代わりに、 KGB みたいにかっこよくにらむコリオに。
しかし、4回転サルコウは、オーバーターン。4回転トーループで転倒。コンビネーションを付けられず。
これはもう、アクセルにセカンドジャンプを付けるしかない!!
と思ったけど、それはムリ😅
今日のコリヤダ君は、「演技前から木製の人形の世界に感情移入していてすごい」と思いましたが、カチコチに緊張していたのかも。
首元から手袋から、衣装の締め付け具合が、やや心配です。
しかし、ロシアでの人気はすごいですね。 84.48で暫定3位。けっこう点が出ましたね。プルキネンと0.01差です!!
さて、ニカ・エガーゼ選手でいったん解散したエテリ三人衆が、再びリンクに集結。
モリス・クヴィテラシヴィリに期待をかけます。
今日のモリスは、すごかった。
4回転サルコウと3回転トウループのコンビネーションをぴたりと決めると、アクセルも成功。〆の4回転トゥループも、すごい飛距離で綺麗に決まりました。
技術点が、友野くんに肉薄。これで PCS で上に行ったらちょっと納得できないな …と思いましたが、ギリギリで友野君がモリスをかわしました。
しかし、曲の解釈やパフォーマンスがあの『ニューシネマ~』より高いのは、どーなんでしょうか。
95.37で2位。友野君が95.81でまだ1位です。
最後はマッテオ・リッツォ。
彼もここで表彰台に乗って、オリンピックへの道をつかみたいところ。
曲は、『Le parole lontane』 by Maneskin。イタリア語バージョンです。オリンピックイヤーは、こうでなくちゃ。
マッテオ・パパが、リンクの外で見守ります。
と、ここで配信が止まってしまい、リプレイで見ると4Tで両足着氷になって、後ろに転倒したもよう。
コンビネーションも、ルッツのセカンドに付けたトゥループが詰まってしまい、マイナス評価。回転は足りたのかな?
アクセルはきれいに着氷しましたが、回転が足りなかったみたいでマイナス評価。
ステップは、メリハリがついてノリノリでレベルも4。ただし、何を歌っている曲なのか不明です。
ジャンプが全体的に調子悪く、SP9位でした。
そして、コロナ前と同じ面子に戻ったキス・クラです。
マッテオ君は、SPが悪くてもフリーで巻き返すことがあるので、明日に期待しましょう。
SPの最終順位は、このようになりました。
以上、説明不足で何が何だかわからないかもしれませんが、
まとめますと、
- 友野くんが優勝を狙います。
- クヴィテラシヴィリは、EXで青塗り『アラジン』やります。
- ミーシン巨匠は、今夜寝られません。
- カムデン・プルキネンはハッピーです。
- ケージ・タナカはリンクからはみ出しました。
- ニカ・エガーゼのGPデビューは唐突でした。
- ロシアはフリーのコリヤダ君の点数を盛り上げるはず。