おはようございます。全米男子SPを見ていたら、
突然、女子のオリンピック代表の発表が始まってびっくりの種子島ぴーです。
代表は、マライア・ベル、カレン・チェン、アリサ・リュウの三人に決まりました。
おめでとうございます!!
予想通りだと思います。
コロナに感染してしまったアンバーが気の毒ではありますが…
試合前から、じわじわとコロナの症状が出ていたようです。
(となると、接触者は…)
さて、オリンピック代表が無事に選ばれたので、
昨日の試合を見ていて感じたことを少し。
順位は、1位マライア・ベル、2位カレン・チェン、3位イザボー・レヴィットでした。
3人の中で、まず、ジュニアのイザボー・レヴィットが登場。
このまま優勝してしまうのではないかという、ほぼノーミスの演技を見せました。
彼女は、ジャンプもスピンもステップもすばらしい、“トータルパッケージ”と言われるスケーター。ジュニアグランプリファイナルの出場権も獲得した選手です。(棄権)
続いて、マライア・ベルが登場。プログラムは、2019-20シーズンに全米をわかせた『ハレルヤ』です。
しかし、昨日のマライアは、ジャンプがやや不調。
冒頭の3F+3Tが2Tになってしまい、表現面も2020年のようなエモーショナルな感じはありませんでした。
それでも、すでに2回跳んだ2Tの代わりに、ルッツにダブルアクセルを付けてリカバー(着氷乱れ)する粘りを見せました。
「ここで、代表落ちしたらどーしよう」とハラハラしながら見ていたのですが、
最後のルッツを着氷した瞬間、会場から「ぎゃー!!!」というものすごい悲鳴が。
「マスクしてそんな大声出しちゃまずいだろう」というようなボリュームでした。
客席に何度もカメラを向けられる涙ぐんだ女性がいて、たぶん、その人。
ん??これは!! マライアのお姉さん? ママとパパも!!
そして、この「ぎゃー!!!」で会場の空気がガラッと変わり、マライアの表情も柔らかくなって、笑顔のエモーショナルなステップに突入しました。
お姉さんの「ぎゃー!!!」が、オリンピックを引き寄せたと思います。
しかし、連続3回転のコンボもないし、3Lz+Er+3S、3F+3Tを跳んで、スピンもステップもレベル4、所作も美しいイザボーの139.75は、とても超えられまい。
…と思ったら、140.70。あれ~😅
続いて、カレン・チェンが登場。
『梁山伯と祝英台』。このプログラム大好きです。
カレンも3回転+3回転のコンビネーションはなかったのですが、
パフォーマンスとしては、最初から最後まで圧倒的なパワーを感じました。
ショートでのマライアとの差は1点だったので、「これは完全にトップに立ったな!!」と思ったら、139.30でマライアの下。
「え~?!」と思ったけど、キスクラのカレンは大喜びしています。だったらこれはこれでいいのか😅
リプレイで見ると、カレンの回転不足も見逃されているものがあるので、いいのかな😅
ジュニアの子がオリンピック代表を抑えて優勝するとまずいからなのか、
イザボー・レヴィットの点数を微妙にかわしながらの採点が、なかなか味わい深かったです。
それだけの話題なんですけどね😅
他国のことなので、それ以上の感情はございません。