オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

“エテリの娘”は北京オリンピックに行くのか?

こんにちは。

さて、昨夜から明け方にかけて、ヨーロッパフィギュア選手権は、大盛り上がりでした。

 

一つは、アイスダンスのリズムダンス。

もう一つは、男子シングルのフリーです。

 

まずは、ちょっと下世話な、アイスダンスのお話です。

私は、今回、アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン組を応援していました。

 

パパ&シゼが参加を取り止めたので、優勝はおそらくヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツラポフ。

 

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そこに、ニコライ・モロゾフをチームに迎えたステパノワ&ブキンがどこまで迫れるか。

といったところが、正統派の見どころだと思います。

 

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そこに登場したのが、ロシアの3組目。ジュニアから上がってきたダイアナ・デイビス&グレブ・スモルキンです。

 

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ご存知のように、ダイアナ・デイビスの母親はエテリ・トゥトベリーゼ。グレブ・スモルキンの父親は、ロシアの有名俳優です。

 

二人は、ジュニアのグランプリ大会やロシアJr大会にも出場していましたが、

トップではなかったと記憶しています。

 

それが、オリンピックイヤーの今シーズン、突然の大躍進!!

 

エテリコーチは、「生徒は家族とは違う。私が愛しているのは、娘だけ」と公言していますが、娘をオリンピックに連れて行くために、動き出しておりました。

 

そりゃあそうですよね。

同年代のシェルバコワやトゥルソワがオリンピックを目指す中、自分の娘だって、出場させたいでしょう。

 

そして、かなだいも出場した2021年のワルシャワ杯で、ダイアナ&スモルキンは優勝。

 

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リズムダンスでは、それまでの点数からは想像できない81.30のビッグスコアを出して、「ロシアチャンピオンのステパノワ&ブキンに相当する点数だ」と物議をかもしました。

 

ちなみに、エテリコーチも、マイア・フロミフに帯同してワルシャワに行っていました。

そして、このワルシャワ杯をトリガーに、「ダイアナ&スモルキンは北京オリンピックに行くことになっている」と言われるようにもなりました。

 

そして、先日のロシア国内選手権2022。

優勝候補だったシニツィナ&カツァラポフ組が途中棄権したこともあり、

金メダルは、アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン。

 

そして、銀メダルは、なんとダイアナ&スモルキン!!

えぇ~まじですか?? これはもう、北京オリンピック確定では??。

 

リズムダンスの点数は、国内とはいえ83.99で、ワルシャワ杯の81.30と合わせて、80点越えが規定路線に。

素人ながら、点数と実力が離れすぎていることは感じていました。

 

で、今回のヨーロッパ選手権で、オリンピック確定…なんでしょうね。

一方で、「アイスダンスと言えば、ヨーロッパ。プライドにかけて、甘い点数をつけるはずがない」という期待もありました。

 

昨夜のリズムダンスでは、デイビス&スモルキンは、これまで最高のキレを見せました。

実況も不自然なくらい絶賛。

 

が、点数は、73.32!!

あれ、魔法が解けちゃったの?(笑)

それでも、十分高得点ですが、第8位でした。

 

この件には、女子シングルで、致命的なミスをしたアンナ・シェルバコワが、高得点を得たことと関係しているかもしれません。

 

ベラルーシのヴィクトリア・サフォノワ(デニス・テンメモリアル杯で優勝)は、

『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』に乗せて、引き込まれるような演技をしました。

 

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が、すばらしい3Lz+3Tにエッジエラーを付けられて、得点は渋い63.07。

コーチも首をかしげ、解説も「サプラ~イズ(点数低すぎ)」。

 

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それで、コーチのワシリエフ氏が怒りを露わにしたんですよね。

 

「回転不足で転倒したシェルバコワのアンダーローテーションは見逃しておいて、

テクニカルジャッジの判断能力・基準はどうなっているのか。ISUは毎年、ジャッジの研修に大金をつぎ込んでいるのに、いったい何を学ばせているのか」みたいな内容。

 

きわめつけは、「今回の審査員も、1か月前のアイスダンスの審査員と同じように、エテリ・トゥトベリーゼとディナーにでも行ったのか」と。

 

1カ月前って、ワルシャワ杯では?

 

この発言でジャッジの動向に注目が集まったためか、リズムダンスでダイアナ・デイビス&グレグ・スモルキンが爆上げされることはありませんでした。

 

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エテリコーチは、シェルバコワを守ったために、娘に割を食わせたのだろうか…

欧州ジャッジの反感を買ったのだろうか…

“エテリの娘”であることが、最終的に吉と出るか凶と出るか。

 

もうまもなく始まるフリーダンスが、とても楽しみ。

ちなみに、点数について質問されたスモルキンが、「リズムダンスの点数は気にしていない。今日のジャッジは、僕らの演技を見ていなかったのではないか。フリーダンスは別のジャッジだから」と、含みのあることを言っていました(笑)。

 

さあ、二人の点数は、どうなるでしょうか。

一応言っておくと、二人が猛練習を積んで、頑張ってきたことは間違いありません。

 

現在の順位は、こちら。

1.ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ(ロシア)87.89

2.アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン(ロシア)86.45

3.シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファブリ(イタリア)83.35

4.ライラ・フィア&ルイス・ギブソン(イギリス)79.97

5.オリヴィア・スマート&アドリア・ディアス(スペイン)77.99

6.サラ・ウルタド&キリル・ハリャヴィン(スペイン)75.83

7.アリソン・リード&サウリウス・アンブルレヴィチウス(リトアニア)74.45

8.ダイアナ・デイビス&グレブ・スモルキン(ロシア)73.32

 

スペインのオリンピック代表も、今夜最終決着です。

あとがないサラ・ウルタド&キリル・ハリャヴィンですが、リズムダンスでは、こんな場面でも、二人の足が絡みそうなくらい接近した攻めの演技に、うなりました。

さすが、オリンピアンはメンタルが強い!!


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