こんばんはー。四大陸選手権男子SPは、ご覧になりましたか。
日本代表は、三宅星南、友野一希、三浦佳生の3選手。
SPの順位はこちらです。
1位 ジュンワン・チャ 98.96
2位 友野一希 97.10
3位 三浦佳生 88.37
5位 三宅星南 79.67
オリンピックシーズンを全力で疾走してきた3人が、みんな揃っていい演技ができたことが、うれしくて、誇らしくて。
とってもハッピーな金曜の夜です。
三宅選手は、2番滑走。
一番滑走の選手がリンクの空気を温め切れていない中、
落ち着いて、『Unchained Melody 』の夢の中の幻想感まで表現してみせました。
ジュニア時代から有名ではありましたが、シニアの主要国際大会デビューで、
「こんな素敵なスケーターが日本にいたのね」と、人気沸騰の予感。
そうなんですよ、ケージ・タナカをさらに甘やかにした感じでしょ?
王子様風の衣装がこれ以上似合う人は、
全世界を探してもなかなかいないと思いますが、
今日は、ブラウスの襟の裏にビジューが付いていることを発見。
デザインする人も、デザインしがいがあるスケーターだと思います。
4回転サルコウは、着氷がわずかに乱れたけれど、決まってよかった。
ケージ・タナカといい、岡山の脚の長い選手は、サルコウの踏切が美しいですね。
三浦選手は、疾風のような滑りで、勢いがありました。
ヴィバルディの『四季より冬』は、昌磨を思い出しながら見ました。
コンビネーションのセカンドが2回転になったのは残念でしたが、転倒せずにナイス判断だったと思います。フリーで大暴れすること間違いなしです!!
私は、佳生君が自分の演技に満足したときの「オウ、オウ、オウ、いいんじゃないかい??」みたいな“オヤジうなづき”が好きです(笑)
試合後のインタビューで、「小鹿のバンビみたいに、緊張で足が震えてた」と話したそうですが、バンビ?? 😅 貫禄十分でしたぜ、兄貴!!
プレスカンファレンスで、「SPもフリーもステファン・ランビエールの有名な曲(『冬』と『ポエタ』)を使っているが、何か意味があるのか」と聞かれて、「たまたま」と答えました。
しかし、ランビ伯爵の演技は見て学んだとのこと。
友野君は、やってくれましたー!!
心臓の周りで教会の鐘が鳴っているような、切なく清らかで高揚感のある『ニュー・シネマパラダイス』でした。
4回転が2本決まってよかった!!
この大会で決まって、ほんとーによかった!!
今シーズンはずっとジャンプの安定感がありましたが、それが本物だと証明しましたよね。
技術点は1位です。トップだと思ったんだけどなー。
でも、韓国のジュンワン・チャの演技もすばらしかったです。
フリーでも、3人の努力が報われて納得いく演技ができますように。