オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ボレロに必要なのは、どう表現するかではなく自分らしさを全力でぶつけること

「新たな引き出しを創る」ではなく、僕に合うと思ってステファンが創ってくれたもの

こんにちは。YouTubeで公開中の中京テレビ『ハラスポ』の宇野昌磨インタビュー。

予告のちょっと見せ映像が、すばらしい内容でした。

 

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宇野昌磨選手へ独占インタビュー!『幼少期の貴重映像』もちょっとだけ公開! - YouTube

 

特に、昌磨が『ボレロ』について語っている部分。

とても腹落ちしたというか、

「おぉー、そういうことか!!」と、目からうろこでした。

 

『ボレロ』について、

すごいエネルギッシュなプログラムで、他の選手と比べても異常なほど体力を必要とするプログラムになっている。

止まって動いて止まって動いて、そしてひとつ一つの動きがダイナミックで。

だからこそ、疲れを見せないというか、最初から最後までそんなに動くか?!というプログラムに、100パーセント(やり切ったときに)だとなると思うんですよね。

それがだいぶ出来てきていたので…。

 

ここまで聞いて、「体力を使っても得点には反映されないので、不利なんじゃないか」と、ゲスな考えが浮かびました。

 

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最後の力を振り絞ってステップやっても、レベル3になっちゃうこともあったし、

4回転ジャンプを跳ぶ前に体力を消耗するんじゃないかとか、

団体戦のフリー担当になったら、個人戦まで体力残ってないよね??とか。

 

しかし、次の言葉を聞いて、感動&納得😭

この『ボレロ』っていうのは、ステファンコーチが僕に合うと思って振付してくれたもの。

「新たな引き出しを作る」ではなく、僕に合うと思って創ってくれたものなので、

僕が必要なのは、この『ボレロ』っていうのをどう表現するかではなく、

自分らしさを全力でぶつけることが、この『ボレロ』に対して必要なことだと思っているので、

毎日毎日反復練習をして、少しずつ体力をつけて、(うんうんうん、とうなづく)100パーセントに近づけるっていうのが、僕の中で必要になってくるものなのかなと思います。

 

さすがステファン!!

自分がコーチになったからと言って、オリンピックシーズンに今までにない宇野昌磨を創って見せるのではなく、

「昌磨が自分らしさを全力でぶつければ成功するプログラム」を考えてくれた。

ステファン~😭😭

 

この構成にしてから、すごい練習にやりがいが生まれているので、

だからこそ、このすごくキツイ『ボレロ』を練習し続けられている。

ステファンコーチも、もちろん、ジャンプっていうこと以外の部分で表現を頑張ってほしいと思っているかもしれませんけれども、

この難しい構成だからこそ、このエネルギッシュな『ボレロ』っていうのが、より磨かれるというか、引き立つものになるのかなと思うので、

「こんなに動いているのに、こんなにジャンプを跳ぶんだ。しかも、最後までこんなに動き続けるんだ」。それがこの『ボレロ』だと僕は思っているので、

 

「体力を使い過ぎて不利」とか、ゲスなこと言ってる場合じゃありませんでした。すみません😅🙏

 

ありったけのエネルギーを使って他の人に真似できないくらいに動き回り、ジャンプをガンガンに跳んで、自分をさらけ出して演じることで完成する作品。

省エネで効率よく点数を稼ぐプログラムでは、ございません。

 

オリンピックと世界選手権、あと2試合で完成させなければいけないと思っています。

オリンピックが集大成というわけではない。

だからこそ、「オリンピックを成長の場にしたい」と、繰り返し話しているのですね。

そして、オリンピックの後も、怪我や病気がなければ、この男は世界選手権にきっちり出ます!!

 

撮影されたオリンピック2週間前の時点で「まだ万全な状態ではないので、自分がベストな状態に戻せるようにしたい」と言っている点については、

「まだ足が完全復活していないのだろうな」と、少し心配ですが…

 

このインタビューを頭に置きながら、北京首都体育館のリンクで、全エネルギーをぶつけて“全自分”を見せる昌磨を見たいと思います。


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