こんばんは。私としては、準備不足のまま、平日の午前中にいきなり始まった北京オリンピック。
男子シングルを見てから仕事しよう…あれ、アイスダンスが始まっちゃったから、終わったら仕事しよう…あれ、チャンネル替わってペアが始まるの??
と、バタバタの一日。オリンピック初日から疲労困憊です。
さて、NBCでタラ・リピンスキーとジョニー・ウィアー、テリー・ガノンが、昌磨の『オーボエ・コンチェルト』を解説したものを意訳します。
途中で音声が切れていたので、編集されたものかも。
聞き間違いもあると思うので、雰囲気だけご査収ください。
ジョニ:前回のオリンピックから、昌磨はコーチを変更し、オリンピック銀メダリストのステファン・ランビエールの元でトレーニングをしています。彼は、新型コロナウィルス検査で陽性反応が出たため、ここにいません。
が!! ステファンは、「昌磨のスケーティングをさらにエレガントにするための、最後の仕上げをする花嫁学校のような役割を担うことにワクワクしている」と、私に話してくれました。
ジョニ:4回転フリップで演技の幕を開けました。
タラ:昌磨の肩に、大きなプレッシャーがのしかかります。日本は、団体戦でメダルを獲るチャンスを得たことはなかったので、これまではプレッシャーはありませんでした。
タラ:4回転トゥ+3回転トゥのすばらしい連続ジャンプ!!
テクニカルボードをご覧ください。グリーンになると思います。
ほらね。(グリーンは+評価)
ジョニ:すばらしい出来のスケーターには、GOE3点以上や3点に近い数字が与えられ、とてもとても高い加点になります。
(ボードはグリーンの4.05)
(演技終了)
タラ:彼は、自分がアサインされた理由をわかっていました。
彼のオリンピックの旅路は、なんという力強い幕開け!!
タラ:テリー、彼はオリンピック銀メダリストだけど、それでもまだ何年もの間、結弦の影に隠れていたと思うの。
でも、とうとう、今シーズン、影から抜け出したように感じるの。
いつも、野心を口にするのはちょっと慎重で、自信満々って感じではないんだけど、
今は「勝ちたい。トップになりたい」と言葉にしている。
テリー:えーと。影だとしたら、かなりいい影だね。すんごい影だよ(笑)。
タラ:その通りね(笑)
タラ:ここは難しいジャンプの流れです。4回転トゥ。そして、美しい3回転トゥ。
とてもまっすぐで、回転するとき、肩をしっかりと体に巻き付けています。すぐに3回転トゥ。
ジョニ:ここのGOEは2.44(のちに2.58)。2つのジャンプに対しての加点です。えーーと…何を付け加えればいいのかわからないよ(笑)
タラ:(爆笑) あなた、コメントを追加するのは、得意じゃないわよね。
このトリプルアクセルをご覧ください(笑)(笑)(笑)
ジョニ:加点の話をしようとしてたんだ。
タラ:ちょっとぉ、彼の回転ポジションについてコメントさせてよ(笑)
ジョニ:いいよ。
タラ:彼のスピンのポジションについて話したかったの。どのポジションでも、腕や脚の間にできるだけ空気を入れないように、空気力学を考えたポジションになっているの。
*この訳はあっているのかと、映像でスピンを再確認。
確かに!! 腕や足をキュッと〆てます。
テリー:彼は、最初のいくつかの要素で、30点以上を獲得しました。
タラ:3つのジャンプ要素だけで、40点を稼いでいるわ。
ジョニ:チームジャパンは、初めてこの競技で表彰台を射程圏内にとらえています。
この後、夜遅くに登場しますが、強力なペアがいるからです。
シングル部門は、日本の強みでした。ユズル・ハニュー、マオ・アサダ、あの人やこの人や…。
しかし、ショーノ・ウノは、今夜、輝いていました。
テリー:95.82を出せばトップに立ちますが…私たちが見る前に、彼らは点数を知ったようです。
わお、100点を超えています。105.46を出しました、ショーマ・ウノ。すごいメッセージです。
ジョニ:100を超えるすばらしい得点は、トップに位置します。
以上です。みなさま、楽しい金曜の夜を!!
私もワインを開けます!!