こんにちは。オランダのティルブルフで開催中のチャレンジカップ。
昨夜、シニア男子部門が終了。
山本草太選手が3位の銅メダルに輝きました。
おめでとうございます!!
「おめでとう」と言っていいのかな。
SPではトップだったので、
1位も狙えるかなぁと思っていましたが、
草太くん、ちょっと疲れているように見えて、フリーは3位でした。
そりゃあ疲れますよね。
オリンピックの直後だし、海外だし、コロナだし、
飛行機で3時間のところで戦争が起きているんですから。
参加者はみんな、すごい精神力だと思います。
そんな中での表彰台、すばらしい~パチパチパチ。
3位と言っても、スケーティングは、明らかに優勝者より巧いのが一目瞭然。
まさに、「これからも僕はいるよ」を具現化した、
山本選手のすばらしいシーズンのしめくくりでした。
これからも、山本草太はいるね!!
というか、来シーズン、ピークを目指す予感がします。
1位のイリア・マリニン選手(米国)は、SP2位。
SPでは4回転を入れずにノーミスでまとめて、
世界選手権参加資格の最低テクニカルスコアをクリアしました。
マリニン君は、全米選手権で2位になって、
世界選手権代表に条件付きで選ばれていました。
晴れて、世界選手権で世界中の先輩たちを震撼させることができます。
そして、予想通り、フリーでは4回転を4本跳んで、怒涛の攻め!!
と言っても、全米のときほどの輝きはなかったかも。
全米や全日本でもっとも輝くのは、どの国の選手も同じですね。
2位のミハイル・セレフコ選手は、エストニアの選手。
アレキサンドル・セレフコ選手の弟さんですね。
パーソナルーベストを20点以上伸ばして、フリーは2位。総合2位。
April 6: EST figure-skaters Aleksandr and Mihhail Selevko talk about bullying - YouTube
話は変わりますが、北京でお兄さんがフリーに進めなかったのは、予想外でした。
フリーのリストで名前を探しちゃいましたよ。
動きの美しい選手で好きです。
昨夜は、後半の2グループしか見られなかったのですが、
チャレンジカップは、会場が暗いし、
カメラワークもシンプルなので、
逆に選手の個性が正しく伝わってきます。
そんな中、オーストリアのLuc Maierhofer (ルーク・マイヤーホーファー)選手に引かれました。
ロレンツォ・マグリコーチの門下ですね。
ジャンプに精彩を欠いて10位でしたが、
シルエットが美しく、動いているだけで吸引力がありました。
チャレンジカップの雰囲気、いいですよねー。
リンクのボードのチューリップや、
演技のあと、「サンキュー、そうた~(草太)」、「サンキュー、ルークぅ~」と、
やさしくやわらかなアナウンスが流れるのがGood!!
「サンキュー、しょうまぁ~」がよみがえってきました。
途中、昌磨のD.O.M.Oのシーンも入った映像が流れました。
さて、女子のSPでは、松生理乃選手が、のびのび滑ってぶっちぎりの1位に。
フリーもぶっちぎって、山本選手と二人、
メダルを持って帰国してくれるといいですね。
女子フリーは、今日の19時45分ごろからです。