こんばんは。ロシアがフイギュアの国際大会から締め出されることになりました。
ロシアの選手たちにとっては、世界選手権が消滅し、突然のシーズン終了です。
そんな中、選手移籍シーズンがスタートしています。
アリョーナ・コストルナヤが、エテリ組を離れて
エレーナ・ブヤノワのところへ移籍するそうです。
コストルナヤは、プルシェンコのところから出戻った後、
トリプルアクセルを復活させることを条件に練習を許可されていましたが、
完璧には取り戻せないまま。
不運にも、練習中に指2本を骨折して、
オリンピック戦線から離脱していました。
しかし、「指の骨折ぐらいで、試合に出られなかったとは思えません」という、
エテリのアイアンコメントが伝えられ、物議をかもしました。
かつては、「北京オリンピックに出て金メダルを獲ってから、引退して医学の道を目指す」という彼女のシミュレーションを、
私も微塵も疑いませんでしたが、人生ってわからないものですね。
このままで終われるわけはなく、コストルナヤは現役続行を表明。
オリンピック期間中も、主要コーチ陣不在の中で練習していました。
が、再びの骨折…(骨折した写真を見たのですが、消えていました)
そして、ここへきて、二度目の移籍が伝えられました。
二度もエテリから離れたんだから、もう、エテリに未練はないと思います。
ということで、ブヤノワコーチのところへ移籍。
いいと思う。
コストルナヤは、他のエテリ組選手とはちょっと違う、
美しいジャンプと骨太の動き、
アバンギャルドな雰囲気もあるから、
ブヤノワコーチやタチアナ・タラソワ女史が、
違う方向へ導いてくれるかも。
ロシアフィギュア史に残る女子スケーターに化ける期待も。
新しいコーチのブヤノワさんは、
メドベージェワ選手がカナダのオーサーの元に戻れなくなったときにも、
お世話になったコーチですね。
私が思い浮かべる生徒と言えば、
男子のアルトゥール・ダニエリアン。
かつてのラジオノワ選手や、
ソチオリンピックに出場したソトニコワ選手かなぁ。
優秀な選手を多く育てている有名なコーチであることは、間違いありません。
ソトニコワ選手は、引退を表明した後に、ドーピングで活動停止になってしまいましたが…
今回の移籍は、「コーチ陣の主導で」と伝えられています。
出す側のコーチか、受け入れる側のコーチかは、わかりません。
あるいは、ドーピングや指導法をめぐるあれこれで、本人が決断したのかもしれません。そのうち、インスタで公表されると思います。
また、金メダルを獲ったアンナ・シェルバコワ選手は、
将来的にコーチを目指したいそうです。
世界選手権には出場できなくなったし、
どのタイミングで引退するのか、いつまで競技を続けるのかはわかりません。
コロナ感染や骨折、故障で満身創痍なイメージがあるので、どうでしょうか。
そして、カミラ・ワリエワ選手がドーピングで、国際大会での活動を禁じられたら…。
さらに、オリンピックの表彰式前に、「もう二度とスケートなんてしない」と泣き叫んでいたトゥルソワ選手…。
なんだかんだで、エテリ組トップ女子が全員いなくなったりして…
となると、マイヤ・フロミフの時代だな(笑)
違った、ベルトコンベヤー式に、続々と若手が出てきているんでした。
なーんてね。
私は、トゥルソワ選手は、やめないと思います。
ファイターなので、世界の頂点を目指すと思います。
もう一人、数日前に、エテリ組の有望ノービス、ニコライ・コレスニコフ選手も、エテリ組を離れることを表明しました。
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「次のコーチは未定」で、エテリコーチたちへの感謝の意を述べていました。
「目標に向かってさらに前進するために、アスリート人生で変化を必要とする時がある」と。
インスタに載せたエテリコーチ陣の写真が、目つきの悪いものだったのが印象に残っています(笑)
そういえば、エテリ男子のサムソノフ君は、結局、怪我からの復帰がかなっていません。
サムソノフ君にそっくりな、フセボドロ・クニャゼフ君はどうしているかな??
あれ、サムソノフ君?! ロシアテストスケート ジュニア。 - オオナゾコナゾ
とインスタをのぞいたら、足を骨折したクニャゼフ君の写真が😱
ノービス&ジュニアのみんな、無理は禁物ですぞ。