オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

トゥルソワは陸上選手デビュー&コンドラチュクは兵役へ

こんにちは。何かとかっこいいアレクサンドラ・トゥルソワ選手ですが、
なんと、陸上の幅跳び選手として大会デビューすることになりました。

 

 

北京オリンピックでは、フリーで4回転ジャンプ5本に挑んだものの、4回転2本のシェルバコワに敗れて銀メダルに。


4回転ジャンプを5本跳べば、金メダルを獲れると思っていた“THE アスリート”のトゥルソワは、大激怒。「こんなスポーツは大嫌い」と号泣したと伝えられました。

 

気持ちはわかる。

総合的には、アンナ・シェルバコワのほうが優れていたとは思うけれど、
クーベルタン男爵が評したオリンピックのモットー「より速く、より高く、より強く」からすると、納得できない気持ちもわかる。

 

で、オリンピック後に、「走高跳び、走幅跳び、棒高跳びなど、純粋にジャンプするだけの種目に挑戦してみたい」と話していたトゥルソワ。

 

有言実行で、来る6月9日にモスクワで開かれる競技会で、幅跳びに挑戦します。
全ロシア陸上競技連盟とモスクワスポーツ局が主催する陸上競技大会とのことです。
「軽いイベントで跳んでみる」ということではなさそうで、ロシア各紙がニュースを取り上げています。

 

ジュニアの頃、トゥルソワが自宅の庭で、体幹を鍛えるトレーニングを毎日しているのを見たことがあります。どんなスポーツでもできそうな身体能力でした。

「4回転を5本跳ぶ」とか「跳ぶだけのスポーツをしたい」と言って、本当にやってしまうのが、トゥルソワのかっこいいところ。
アスリートとして清々しい人なので、好きです。

 

このところ、ロシア男子のエース、マーク・コンドラチュクとのロマンスがインスタをにぎわせている彼女ですが、高難度ジャンプに挑戦し続ける高い志などが一致していて、好感度大のカップルです。

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Sasha Trusova(@avtrusova)がシェアした投稿

 

そのコンドラチュク選手ですが、ロシアの兵役に召集され、驚きました。
招集場所に赴いたときの写真がありましたが、アップするのはやめておきます。

 

 

ウクライナ侵攻に際して、徴兵に関する大統領令が新たに発布されたロシア。
長引く戦争で、徴兵が加速しているとか、訓練生も戦地へ送られたとか、いろいろニュースを聞くので、震え上がりましたが、
彼の場合は、兵役といっても、スポーツ会社に勤務して奉仕活動をするそうです。

トレーニングをする時間も確保できる、と。

 

とはいえ、戦術や射撃の訓練はもちろん受けます。


他の競技のスポーツ選手も召集されており、有名スポーツ選手を招集して、若者に後に続いてもらおうという雰囲気も感じます。
まだ戦争を続けるつもりなのでしょうか。

コンドラチュクが徴兵されたことで、改めて戦争の恐怖を感じました。


にほんブログ村へ