こんにちは。今日の東京は、まさに「あっつい、あっつい」で、日差しが肌に突き刺さってきます。
さて、ザ・アイスのパンフレットの昌磨インタビューの中で、
「おっ」(喜)と思った一文がありました。
突出した表現力を持つと言われる昌磨ですが、
競技をやっている以上、最優先すべきはジャンプだ、と。
ジャンプができるようになってようやく、表現に手を出せる…というような話の流れのあと、
「引退したあとに表現に一度力を入れてみたいというのはあります」。
なんと!! 競技を引退したあと、プロスケーターとしてスケートを続けるイメージがあるんだ😆
だよねー、全然違う世界に行きそうな気もしていたが、そうですか、明言しましたか、お願いしますよ!!
2030年札幌オリ・パラ招致委員会の動画では、
【北海道・札幌で会いましょう】フィギュアスケート 宇野 昌磨 選手 - YouTube
2030年に札幌で開催されるなら、
まっ…8年後ということでして、僕が現役で8年続けられるか(笑)ふっ(笑)はっ(笑)ちょっと、すごく怪しいというか、たいへんなんじゃないかなって思うんですけど、それでも自国開催っていうことで、参加してみたい。
というコメントでした。
首をかしげるしぐさが、めちゃめちゃかわいいじゃないか!!😘
何か大きなことを成し遂げると、いったん休憩して無になりたいタイプの私には、
昌磨があと8年も、今のストイックなペースで練習してトップスケーターとして滑り続けるのは、今から考えたくもない負担かなぁと推察します(笑)
でも、最近の昌磨を見ていると、1年ごとの勝負というよりも、
安定してもう何年かは滑り続けられそうな印象を受けます。
それを裏付けてくれるような、FODの「宇野昌磨 世界選手権直前インタビュー」。
繰り返し聞いたのですが、何か一つの話が印象に残ってすごいというよりも、
全部ひっくるめて「うーん、すごい」という感じです。
表情も、いいですね!!
突然質問されて、台本なしでここまで話せる人は、なかなかいません。
日頃から、考えに考え、頭の中で自分に向けて言語化していないと、難しいと思います。
「練習でフォーカスしていること」は、とても参考になる話でした。
(スケーターではないですが)
昌磨は、コーチになっても成功すると思う。
感覚ではなくて、理論的に説明できるタイプですよね。
計算が得意だし、分析して理論的に指導するという点では、
ミーシン巨匠タイプのコーチ??
いやいやいや…😑
怪我についての話も、印象深かったです。
限界ギリギリまで練習するのも大切だけど、「怪我が一番よくない」と。
全日本前後からオリンピックの周辺で、怪我で1カ月ほどロスしたことで、
「練習をセーブしたとしても、怪我をしないのが一番大事」を痛感したシーズンだったということです。
それでまた、ザ・アイスのことを思い出してしまったのですが、
期間中に怪我をしなくて、本当によかったです。
「疲労が蓄積して怪我をしそう」という予感があったので、フリーではなくショートを滑った日があったのですが、観客から不満の声があったようです。
気持ちはわかるので、非難するつもりはありません。
ただ、その後の公演ではすべてフリーを滑って、しかも、ジャンプの難易度をどんどん上げていって、狂気さえ感じた神演技の連続…。
本人としては思うところがあったのだと思いますが、
怪我しなくて本当によかった~~と、改めて胸をなでおろしています。
過去のインタビューで、「自分はアイスショーで怪我することが多いので、コラボを少なくさせてもらった」というような話をしていたこともありましたよね。
FODのインタビューでは、「ジャンプの質」の話もしていましたが、
世界選手権、プリンス、ドリームオンアイス、ザ・アイスと、
別人のようにジャンプの回転や着氷が美しくなっていったのは、
確固たる分析とそれに基づいた練習があったからなのだと納得しました。
ジャンプのクセって、一生、変わらないと思っていましたが、
ここまで変えられるものなんですね。
オリンピックを“一つの試合”“成長の場”と位置付け、そのように繰り返し話していた昌磨。
その言葉通り、オリンピック後に休憩することなく、黙々と練習し続けてきたので、
今シーズン、「最初から仕切り直し」ではなく、スタートから凄みのある演技を見せてくれているのだと感じました。
次は、フレンズオンアイスで、また楽しいコラボがありそうで楽しみですが、
くれぐれも怪我だけは気を付けてほしい。
怪我の予感がしたら、思い切ってスケートの演技はやめて、
トークなり、歌唱なりに切り替えてほしいです。