オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

信じてよかった、テレビ東京!!

こんにちは。ウクレレ音楽を聴きながらブログを書いている種子島ぴーです。

夏休み&お盆etc.を重苦しい気分で包んでいた「ジャパンオープン名場面総選挙」の件。


昨日は、いろいろ考えて、脳みそが疲弊しちゃってました。

 

 

しかし!!「テレビ東京 フィギュアスケート」より、お詫びと企画変更が発表されました。

 



「名場面総選挙」→「心に残る名場面」です。

 

このたびの投票企画「Japan Open名場面総選挙」の実施に伴い、10シーンのみを投票の選択肢としたことに対して様々なご意見を頂きました。

数多くのスケーターを応援する様々なファンの方々がいらっしゃるにもかかわらず、選択肢を限定したことはファンの皆様への思いが至らず、不快な思いをさせてしまいました。誠に申し訳ありませんでした。また、これまでの大会に出場された選手や関係者の皆様にも配慮が至らなかったことに対し、深くお詫び申し上げます。

つきましては、企画内容を改め、これまで出場された選手全員を対象として「心に残る名場面」を、投稿して頂く形に変更します。なお、既にご応募していただいた方の投稿は、そのまま受け取らせて頂きます。

改めて、皆様の「心に残る名場面」を奮ってご応募ください。

https://www3.tv-tokyo.co.jp/enq/subscribe.do?id=0002F29


みなさん、Twitterで要望を出されていて、

それはクレームというよりも、「私たちの想いをわかってほしい」という、必死の訴えに感じられました。


私も、ツイートはできないので、テレ東に要望メールを出しました。

 

昨日、いったん、お詫び文が発表されましたが、
「既に投票していただいた分は、そのまま投票扱い」という、根本的な部分が理解されていない内容でした。

 

実は、「ジャパンオープンが開かれるのも、今年で最後かな」と思いました。

 

「テレ東もボランティアじゃない」と書いているブログがありましたが、
まったくその通り。
ボランティアじゃなくて、主催者です。素人仕事はいけません。

 

ファンも、ボランティアで高額なチケットを購入しているわけではございません。

 

選手たちもまた、ボランティアでランキングポイントが付かない試合に出場しているわけではありません。

 

私は、宇野昌磨選手のファンですが、これまでだって今年だって、「ジャパンオープンには出ないのでは?」と思われる場面はありました。

 

出場しないほうが、スイスに戻って、グランプリ大会に向けた練習に打ち込めます。
多少の無理を言って、出場交渉をしていた場面もあるはずです。

 

そして、北米と欧州のチームは発表されていませんが、
日本チームの4名は、宇野昌磨、坂本花織、鍵山優真、紀平梨花が決まっています。

 

このカードを海外スケーターに見せることで、「グランプリ大会前だしポイントも付かないけれど、世界選手権やオリンピックのメダリストが出るのならば参加したい」と思ってもらえるはずなんです。


ザ・アイスで昌磨や坂本選手と共演したスケーターが来てくれる可能性も高いと思います。

 

でも、もし今回、テレビ東京が動いてくれなかったら、昌磨は来年度から出場しないと思いました。

今回も辞める…と言い出す権利はあると思うのですが、昌磨はたぶん、そういうことはできない性格。(怪我や病気による不調は、この先もあるかもしれませんが)

 

ジャパンオープンは、“試合”とうたいつつも、プロとアマが混じっていたり、フリープログラムだけだったり、選手のセレクト基準が不明だったり、突っ込みどころが満載な“摩訶不思議な試合”。


だからこそ、「競技を引退した織田君がパーソナルベストを更新してしまう」という爆笑シーン(表現合ってる?😂)が生まれる魅力もあるわけで。

 

ヘンテコな試合。それでも見に行く。それでも出場する。

 

その大切な核の部分を、主催者であるテレビ東京は、手放すところだったと思います。

 

昨日、いったんお詫び文が発表されたとき、完全な望み通りでなかったものの、反応があったことだけでも、うれしかったです。
それでも、自分の意図を相手に的確に理解してもらうのは難しいし、エネルギーがいる。
人の考えを自分と同じに変えさせることは、不可能に近いと思います。

だから、あれこれ考えて、ちょっと疲れてしまってました。

 

それでも、批判するブログを書かなかったのは、まだテレビ東京を信じていたからなんです。

 

  • きっと、企画を外注に出していて、スケートに興味がない新人が「何か考えて見ろ」と任されたのではないか…
  • 今回の騒動を知ったら、長年フィギュアに力を入れて来た前の担当者が、怒ってサポートに入るのではないか…

と、テレ東の良心を信じていました。

 

そして、今日、改めて発表された文面を見ました。

 

「本腰を入れて、一段、頭のいい人が対応を検討した」と感じました。

(表現がきつくて申し訳ありません)。

 

みんなの想いを重く受け止めてくれた、と感じました。

 

だから、私は、頭を切り替えて、気持ちよく名場面を考えて投票したいと思います。

  • 応募は一人一回のみ。
  • 2006年大会以降。
  • ランキング形式にはしないで紹介する
  • すでに投票した人の“内容”は生かす。

Twitterをしていない人は、こちらの画面下に応募フォームがあります。

https://www3.tv-tokyo.co.jp/enq/subscribe.do?id=0002F29

 

どの場面にします?


BABEさんのブログを読んで、ネイサンが自分に“激オコ”だった場面を思い出して、爆笑しちゃいました😂

ネイサン初めてのジャパンオープン | BABE Collection feat. ネイサン・チェン ~Nathan Chen~


半年前のことさえ覚えていない今日この頃、YouTubeでジャパンオープンの動画を探す人、増えるでしょうね。


そして、みんなが上げた名場面を見て、「あー、あのシーンね」とか「えー、そんなシーン覚えてないよ」とか盛り上がる。

ジャパンオープンの名場面って、“人”じゃなくて、本当に“場面”なんです。

だから、楽しいし、記憶に残るんですよね。