オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

宇野昌磨「Every day Shoma vol.2」を読書する

こんにちは。フレンズオンアイスで購入した

宇野昌磨 2023年 卓上日めくりカレンダー「Every day Shoma vol.2」。

 

宇野昌磨 2023年 卓上日めくりカレンダー 「Every day Shoma vol.2」 CL-554 | エンスカイショップ

 

4年前に買ったvol.1が、シンプルなつくりだったので(婉曲表現😅)、

あまり期待せずに買ったのですが、とてもよかったです。

 

パラパラと見ると言うよりも、読書をするように、じっくり“読む”という感覚です。

 

となると、“卓上日めくり”である必要はあるのかないのかないのかあるのか…という気もしますが。

 

フレンズオンアイスの抽選会で、

昌磨は「月ごとに僕がしゃべった言葉が」と説明していましたが、

“日めくり”なので31の言葉が、キャッチコピーのように写真に添えられています。

©USM

 

キャッチ―な見出しだけでなく、言葉の背景の意味を、

インタビューでの発言として、(かなり)忠実に書き起こしてくれているので、

意味を誤解されにくいですし、

昌磨の考え方が、よく理解できる作りになっています。

 

©USM

 

どの試合、どの場面での発言なのかも書いてくれているので、

この1年ほどで聞いた発言が、頭の中で整理できました。

 

時折、宇野昌磨語録というよりも、

ステファン語録になっちゃったりしているのですが、

そこは深く考えない…ということで、ひとつ😅

 

くすっとしたり、ジーンとしたり、物語を1冊読むように味わえました。

 

紙質もvol.1より、やわらかくてめくりやすいし、

デザインも洗練されています。

 

 

vol.1は、「ちょっとおもしろい人」という見せ方でしたが、

vol.2では、何百回と自問自答したであろう思慮深さや、アスリートとしての哲学、言葉の選び方のセンスや、わかりやすく伝える力を感じます。

 

31の言葉とその背景を読めば、“アスリート宇野昌磨”がかなりつかめるので、

今シーズンの試合の見方も、変わってくるかもしれません。

2,200円は安くないと思っていましたが、その価値はあると思いました。