こんばんは。イギリス初のグランプリシリーズ大会が終了しました!!
日本は、4選手出場して2つもメダルを獲得。
残る2人も4位と5位になる素晴らしい結果となりました。
コロナ感染の第一波のときに、イギリスはいち早く全国大会が中止になり、
スケーター人口も少ないので、
フイギュアスケートが消滅してしまうかと危惧しましたが、
巡り巡ってグランプリ大会の地へ。
今後も、イギリス大会が開かれてほしいなぁ。
さて、本日のエキシビションには、
日本から、男子銅メダルの佐藤駿選手と
女子金メダルの三原舞依選手が招待されました。
28組中2人は、若干少ない印象です。
高志郎くん(男子4位)は、呼ばれると思ったのですが…。
開催国イギリスから8組。多いですなぁ。
でも、よしとしましょう。
ロシアに代わるグランプリシリーズ開催の救世主ですし、
日本では地上波放送はありませんものね😂
見てる人が多い国のスケーター重視ということで。
佐藤駿君は、9番目(第一部)の登場で、
『Flower Dance』 by DJ OKAWARI。
試合よりも腕の使い方も大きく、
伸び伸びと演技をしていたように見えました。
これをきっかけに、痛めた肩の可動域が広がるといいなぁ。
三原舞依ちゃんは、25番目(第二部)の登場。
純白の美しい衣装で舞う『アメージング・グレイス』は、
マイ・ミハラワールド全開。
指先までお客さんへの感謝の想いを込めた滑り。そして、笑顔がとても美しかったです。
エキシビションには、紳士の国(?!)イギリスらしく、
きっとみんなが心配していたであろう
- SPトップから6位に沈んだロマン・サドフスキー
- 不調だった韓国のユ・ヨン(女子4位)
- ジョージアのモリシ・クヴィテラシヴィリ(男子8位)
も招待されていました。
ふと思ったけど、各ホスト国ごとに、エキシの特徴がありますよね。
整理してみたことはないですが、比較してみたら面白そう。
誰もが心配したと思われるクヴィテラシヴィリ選手ですが、
突如、キスクラにイタリアのロレンツォ・マグリコーチが座っていました。
練習拠点をイタリアに移したようです。
ロレンツォ・マグリコーチには、シーズン直前に、ジョージアスケート連盟を通じて打診があり、
マグリコーチは、実質数日しか練習を見ていないそうです。
先月のフィンランディア杯では、キスクラに同胞のグバノワ選手が座っていましたよね。
この件についてネットで調べてみましたが、
彼がエテリ組を去った明確な理由はわかりません。
憶測ですが、ジョージアとロシアの関係が影響しているように感じます。
大会後のGolden Skateインタビューでは、
「練習の動画をロシアのコーチに送っている」とのこと。
ロシアでのトレーニングが難しいということなのかな。
エキシでは、『I Believe I Can Fly』を演じ、後半は、お客さんの声援で活力を取り戻していったように見えました。
また、アラジンと魔法のランプをコミカルに演じる日が来てほしい。
演技中に見ていて異変を感じたユ・ヨン選手。
ブログに少し書きましたが、SPのレイバックスピンの後、急にスピードが落ちて、ステップのときは、どこを見ているのかわからないように感じました。
そうしたら、Golden skateのインタビューで、
「大会前に体調が悪く、かなりの高熱が出た。棄権しようかと思ったけど、ここ(イギリスのシェフィールド)にすでに到着していた。今はよくなったが、完全には治っていない。だから、結果に集中せず、少し気楽に考えてやろうと思った」と。
そうか、体調が悪かったんですね。
って、イギリス大会って、熱があっても会場に入れるのでしょうか😮
大会のホームページを見たけど、持ち込み可能な荷物の大きさとかカメラの件とかは長々と書いてあるけれど、
【新型コロナウイルス感染症対策について】みたいなのは見当たらず(よく読んでないだけかも)。世の中、変わったのでしょうか。
エキシでは、『Like My Father』の曲に乗せて、赤いバラを手に滑りました。
北京オリンピックの最中に、お父様を亡くされたとのこと。
そのため、エキシには出演できなかったそうです。
せめて、試合の演技は、見てもらえていますように。
ロマン・サドフスキー選手は、
フリーであまりにも調子がよくなかったので、
病気になってしまったのかと心配しました。
でも、エキシで元気そうだったから、大丈夫かな。
SPのときのようにキレキレに戻っており、動きも軽快。
4回転サルコウも跳びました。おなじみのBTSナンバーで、大歓声でした。
さて、いよいよNHK杯ウイークに突入ですね!!