オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

かなだい、りくりゅう、かおちゃん。スリリングなNHK杯

こんばんは。午後からずっと、NHK杯をお茶の間観戦している種子島ぴーです。

怒涛の試合進行で、休む暇なし。

 

すでに、かなりヘロヘロで、男子SPの最終滑走 宇野昌磨選手まで、

体力・気力・集中力が持つ自信がありません。

 

まず、なんと言っても、先ほど終わったばかりのアイスダンス。

“かなだい”の演技を一人で観戦する勇気がなかったので、

出かけようとしていた夫を引き留め、背後から肩越しに観戦。

 

何者ですか??

 

届いたばかりのバナータオルを握り締め、

コワイ、コワイ、コワイ、を連呼していました。

 

だって、『Conga』のコリオが複雑すぎて、私なら緊張でド忘れしそう。

スピードが速すぎて、転ばないか心配。

二人のエッジが近すぎて、からまないか心配。

 

パターンダンスステップシークエンスなんて、エッジがすれすれ!!

哉ちゃんの前に後ろに、至近距離から回り込む大輔さんに

心臓が口から飛び出そうでした。

 

やめれ~、やめてくれ~(爆)

 

客席の最前列のお客さんたちが、手を握り締めたり、

体を硬直させたりしながら観戦していましたが、あの心理わかります!!

 

怖い、怖い、怖い。

速い、速い、速い、

近い、近い、近い。

 

念仏のようにつぶやき続け、

フィニッシュの、どこの誰だか何者だかわからない、

怪しい大輔さんの「ニヤリ」を見た瞬間、全身脱力(笑)

後ろに倒れ込みました。

 

 

技術点でトップに立ったので、70点台後半が出ると思いました。

75.10!!

 

ひゃー、すげー。

としか言いようがない。

冒頭のコレオグラフィックリズムシークエンスに、

4点台のすごいGOEがついていたのだけ覚えています。

 

一息入れてから、NHK杯の特設サイトで動画をゆっくり見ました。

会場のかなだいバナーも、すっごかったですね。

リズムダンス5位で、フリーは最終グループ入りです。

 

「およそ3分魅了し続けました」って、アナウンサーが言っていましたが、

私は「およそ3分硬直し続けました」って感じで、クタクタです。

 

そして、ペアの“りくりゅう”。

圧倒的。レベチ。

たいへんなことがいろいろあったはずなのに、

余裕さえ感じさせる演技で、78.25。歴代5位の数字だそうです。

 

 

解説の高橋成美さんが、璃来ちゃんが怪我をして肩を痛めたとき、すぐに、同じように肩を痛めたことがある成ちゃんに電話をしてきてアドバイスを求めたこと、

 

一緒に練習できなくても、龍一君がリンクで練習している間、璃来ちゃんが凍えながらリンクの外でずっと待っていた話…などを紹介していました。

 

ペア競技を、こんなにもしあわせで素敵な競技に見せた選手は、

今まで記憶にありません。凄いとか強いとかいう選手はいたと思いますが。

たぶん、金メダルを獲って、ファイナルに進むと思います。フリーは、安心して見れそうです。

 

女子は、坂本花織選手が、まさかの2位発進。

 

 

緊張していたのか、スピードがいつもよりなくて、

コンビネーションジャンプでヒヤッとしたのと、

加点が全体的に少なかったと思います。

動きの貫禄はあったんですけどね。

 

ただ、こういうとき、かおちゃんは、自分に怒り、中野コーチに檄を飛ばされ、

フリーでダイナマイト演技を見せるので、心配していません。

 

キム・イェリムは、フリーもノーミスで来ると思うので、

4点差を埋めるには、思い切ったジャンプで加点をどんどん積んでいくしかない。

でも、かおちゃんなら全然できると思うので、テレビの前で全力応援するのみです。

 

優勝候補の一人、渡辺倫果選手は、一人だけトリプルアクセルに挑戦。

その後の演技の展開も含めて、果敢に高難度ジャンプに挑むのは、

やはりリスクがあるなぁと。

それでも3Aを跳んだのは、本当に勇気のいること。9位ですが、スケート・カナダでは、SP6位から1位に巻き返したので、まだ表彰台はありです。

 

さて、そろそろ、男子SPの観戦準備に入ります。