オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

三原舞依、フィンランドで最高の「戦場のメリークリスマス」

こんばんは。起きてますかー?

グランプリシリーズ最終戦、フィンランド大会。

女子シングルの三原舞依選手が終わったので、

やっとほっとして晩御飯を食べたら、睡魔に襲われています。

 

 

舞依ちゃん、本当に素敵でした。

今まで見た中で、最高、最美、最心が震える『戦場のメリークリスマス--Merry Christmas Mr. Lawrence』。

 

 

他の選手であれば、感動的な表現を目にすると、“心が震える”にとどまるのですが、

三原選手の場合は、“顔も震える”なんです。

わかりますか、この感じ?

 

舞依ちゃんが微笑むと、私もスクリーンに向かって微笑み返してしまうし、

泣きそうになる。

 

ステップシークエンスでは、無意識のうちに、一緒に体を動かしてしまいます。

 

暫定トップの選手たちが60点台後半だったので、

「いつものように70点台に乗りますように」と祈りながら震えながらの演技スタート。

 

最初のダブルアクセルが、すーっと流れたときは、安堵しました。

確か舞依ちゃんも、2Aが成功すると落ち着くようなことを、前に話していたので。

 

シットスピンは、天に向かって伸ばした握りこぶしが、

今日は一段と力強かった。

 

ジャンプの着氷はコリオに溶け込み、

渾身のステップは、これ以上ない!!絶対ない!! って思うほど、

音楽に溶け込んで、音楽の化身のようでしたよね。

 

 

滑り終えて、満開の笑みを浮かべた舞依ちゃん。

何度もガッツポーズをしていた舞依ちゃん。

今までで最高、最上、極上の『戦場のメリークリスマス』だったと思いませんか?

 

「点数はともかく、あなたが幸せであればいいんです」。

 

 

と思いつつも、

「日本選手の中でトップに立ってほしい」(どーしても)

「全体のトップに立ってほしい」

「ファイナルに進んでほしい」

 

と、いろいろな思いが頭の中を、ぐーるぐーる(笑)

 

「キスクラでこんなにかわいいのに、変な点数付けたら許さないぞ…」とドキドキ。

 

 

「イギリス大会の72.23を超えますように!!」

「よし、75点出してくれ!!」と、勝手なことを言っているうちに

73.58。パーソナルベストが出ました。

いやっほー♡

 

(そういえば、イギリス大会のとき、「映画Merry Christmas Mr. Lawrenceで、イギリス出身の故デヴィッド・ボウイさんがLawrenceを演じたからちょうどいい」的なことを書いた記憶がありますが、ボウイさんは、Mr. Lawrence役じゃなかったです🙏)

 

SPは2位です。

三原選手がグランプリファイナルに進むには、4位までに入ればいいので、

このままフリーも自分の滑りをすれば大丈夫だと思います。

 

順位 名前(国) USA CAN FRA GBR JPN FIN 合計
1 坂本 花織(JPN) 15 13 28
2 キム・イェリム(KOR) 13 15 28
3 イザボー・レビト(USA) 13 13 26
4 渡辺 倫果(JPN) 15 7 22
5 住吉りをん(JPN) 11 11 22
6 ユ・ヨン(KOR) 11 9 20
7 イ・ヘイン(KOR) 9 9 18
8 オードリー・シン(USA) 7 9 16
9 三原 舞依(JPN) 15 X 15
10 ルナ・ヘンドリックス(BEL) 15 X 15
11 エカテリーナ・クラコワ(POL) 7 7 14
12 スター・アンドリューズ(USA) 13 0 13
13 アンバー・グレン(USA) 11 0 11
14 アナスタシヤ・グバノワ(GEO) 11 X 11

 

SPの演技を終えたグバノワが、

ファイナルの夢が消えたと思ったからか、

涙ぐんでいたのが心が痛かったです。

私の中では、今シーズン大化けした女子スケーターの一人だったので。

 

明日は、三原舞依選手とルナ・ヘンドリックス選手が接戦でフリーに入ります。

どちらも力を出し切って、すかっと気持ちよくメダルを獲ってほしいです。