こんばんはー。三原舞依選手、やりました。
フィンランド大会で、SPから逆転して金メダルを獲りました!!
おめでとうございます!!
心配したー。舞依ちゃんは絶対に崩れないと思っていたけど、
何があるかわからないから…
でも、スポーツ報知に
「アスリートとして、もっと強くなっていかないといけないなっていうふうに思うので。私はファイナルって言葉を心に持って、しっかり自分の演技をその上でできるようってことを心がけて、強くなれるように頑張りたい」
と書いてあって、
「ファイナル進出がかかっている、というプレッシャーをあえて感じながら、より強くなろうとしているんだな」と思って、安心しました。
演技前、グレアムコーチに声をかけられて、
彼女にしては珍しく、大きく笑っていましたよね。
うん、すでに強そうだ(笑)
コールされると、大歓声とバナーと温かい拍手。
会場中の人が、三原選手を応援しているのが伝わってきました。
実は、SPのとき、審判席のおじさまが、舞依ちゃんを見てほほ笑んでいたんですよね。(おぼろげな記憶)。審判にも愛されているのだろうか。
『恋は魔術師』。曲が始まった瞬間の目の表情が、
今まで見たことないほど妖艶で、どきっ。
アクセル、三連ジャンプ、サルコウと、しっかりとジャンプを仕留めていく舞依ちゃん。
「よし、いつも通りジャンプはノーミスだな…」と思ったところで、
いきなりフリップで体が開いて、ガッと両足で氷の上に。
ひぃぃー😱😱
直前の滑走が河辺選手だったこともあり、
変な記憶がよみがえってきてしまいました。
が、「プレッシャーがある中でもっと強くならねば」みたいな、
三原選手の言葉を思い出し、私のほうが勇気づけられました。
そこからは、またいつものように、職人技を見せながらの安定した滑りへ。
スパイラルでは、ジャッジとしっかり目を合わせながら、悠然と審判席の前を滑っていきました。
音ハメが心地いい伸びやかなステップ。
スピンもステップも、もちろんオールレベル4!!
がんばれがんばれがんばれ~
会場のみなさんと一緒に拍手、拍手、拍手。
スピンをバンッ!! と力強く止めて、フィニッシュポーズを決めたら、
ふりかぶって、少しピョンピョン駆けたように見えたけど、
「やったー」なのか「やっちゃった」なのかわからない。
確かなことは、暫定のテクニカルボードの数字は、トップに立っていたこと。
しかし、点数が予想より低く、会場からブーイングが。
今大会の技術審判は、やや厳しめです。
最終滑走にルナ・ヘンドリックスが控えていることも、ブーイングしたくなっちゃう一因かも。
この点数では、優勝は無理かな…と思っていましたが、
今日のルナ・ヘンドリックスは、ジャンプの調子が明らかに悪く、精彩を欠きました。
なぜでしょうね?
僅差トップで迎えたフリーのプレッシャーか、
脚に不調を抱えていたのでしょうか。(わかりません)
私は、彼女も好きなので、不調で勝敗が決まってしまうのは、あまりうれしくありませんでした。
でも、グランプリファイナルには、照準を合わせてくると思います。
金メダル 三原舞依204.14
銀メダル ルナ・ヘンドリックス 203.91
0.23という、本当に僅差でした。
3位銅メダルは、河辺愛菜選手です。
三原舞依選手は、イギリス大会優勝、フィンランド大会優勝で、計30ポイントのトップで、グランプリファイナル進出が決定しました!!
終わってみれば、本当に強いな、この人は。
今日は、女子選手の涙をたくさん見ました。
うれし涙、悔し涙、感極まった涙…。
とてもヒューマンなグランプリ大会だったと思います。
日本代表も、怪我から復帰して、復調途中の紀平梨花選手は、
力強い演技でノーミスです!!
ルナ・ヘンドリックスに続く4位でした。
すべての要素のGOEがプラスです。なんと、テクニカルエレメンツは、トップです。
わーお😱驚異的な回復力と強い心に脱帽です。
河辺愛菜選手は、SPに続いて絶好調。
気持ちが前に出ているような爽快な滑りで、フリーは2位。
総合で表彰台銅メダルです。
女子のみなさん、おめでとうございます!!