オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

浅田真央、今が最高の瞬間(とき)。『BEYOND』観に行きました。

★公式に公開されている範囲を超えたネタバレはありません。

 

 

こんばんは。『BEYOND』の東京江戸川公演の最終公演を観てきました。

 

 

拍手と手拍子をし過ぎて、最後は腕が動かなくなってしまって、

フィナーレで出演者のみなさんに、うまく手が振れなくて😂

今も左の二の腕が思うように動かせません。

 

なので、ヒトコメブログになってしまうのですが…

 

『サンクスツアー』も素晴らしかったですが、

『BEYOND』は全くの別物でした。

 

どう素晴らしかったのか、表現する言葉が見つからない。

あえて言うなら、「神さま、チケット当ててくれてありがとう」。

 

映像とスケートの融合。

出演スケーターそれぞれが一流で、クラシックバレエの演目に関しては、

「氷の上で、あそこまで表現できるのか」と驚きました。

 

それぞれの出演者に見どころとなるプログラムがあったのですが、

ネタバレになるので書きません。

 

そして、きょう、一生、忘れられない演技を見ました。

浅田真央さんと柴田嶺さんによる『シェヘラザード』。

私が真央さんのこれまでのスケート人生で目にした演技の中で、

もっともすばらしく、もっとも言葉を失い、もっとも記憶に突き刺さった演技でした。

 

from beyond__maotour

はぁぁぁぁ。ため息しか出ない。

 

そして、ふと、思いました。

「真央さんの競技選手時代に、この妖艶で凄みのある表情とオーラを出していたら、審査員は満点をつけたのだろうか?」と。

同時に、それはとてもばかばかしいことに思われました。

当時、幾度となく言われた「大人の表現を」というクソ注文。

 

この表現は、今だからこそ価値があるのであって、

10代の青少年に求めるなど、虐待に等しかったと思う。

 

顔芸よりも、全身で表現する真央さんの“表現”が好きだった・・・ということはさておき、

 

この『シェヘラザード』は、すべての瞬間が完璧であり、すべての瞬間が見逃せず、すべての動きに感動させられたのでありました。

 

そして、柴田嶺さん、かっこ過ぎじゃないですか?

技術の高さやポージングの美しさ、プロポーションの比率(?)が、

“男性版浅田真央”という感じで、

ペアで演じるときのマッチング度が高すぎる。

 

さらに、演じているときの表情が、素敵すぎました。

客席に向かって微笑みかける。相手役に切ない表情を向ける。

その一つ一つの表情が、“生まれついての舞台役者”と言った感じで、

途中から、オペラグラス(は必要ない距離だったけど😝)で、柴田さんの表情を追っていました。

 

「こんなすごい人、どこに隠れていたの?」と思いましたが、

調べたら、選手時代に知っていたし見ていましたよ!!

こんな素敵なスケーターになっていたとは!!

 

そして、私は、ペアで演じる『シェヘラザード』が一番の見せ場かと思っていましたが、さにあらず。

ショーが進むにつれて、次々にすごいプログラムが出てきて、

BEYOND、BEYOND、BEYOND!!

 

すごいショーでした。

浅田真央の旬、最高の瞬間(とき)は、間違いなく今だと思う。

もう一度行きたいけど、チケット当たらないよねー😭