★公式に公開されている範囲を超えたネタバレはありません。
こんばんは。『BEYOND』の東京江戸川公演の最終公演を観てきました。
拍手と手拍子をし過ぎて、最後は腕が動かなくなってしまって、
フィナーレで出演者のみなさんに、うまく手が振れなくて😂
今も左の二の腕が思うように動かせません。
なので、ヒトコメブログになってしまうのですが…
『サンクスツアー』も素晴らしかったですが、
『BEYOND』は全くの別物でした。
どう素晴らしかったのか、表現する言葉が見つからない。
あえて言うなら、「神さま、チケット当ててくれてありがとう」。
映像とスケートの融合。
出演スケーターそれぞれが一流で、クラシックバレエの演目に関しては、
「氷の上で、あそこまで表現できるのか」と驚きました。
それぞれの出演者に見どころとなるプログラムがあったのですが、
ネタバレになるので書きません。
そして、きょう、一生、忘れられない演技を見ました。
浅田真央さんと柴田嶺さんによる『シェヘラザード』。
私が真央さんのこれまでのスケート人生で目にした演技の中で、
もっともすばらしく、もっとも言葉を失い、もっとも記憶に突き刺さった演技でした。
はぁぁぁぁ。ため息しか出ない。
そして、ふと、思いました。
「真央さんの競技選手時代に、この妖艶で凄みのある表情とオーラを出していたら、審査員は満点をつけたのだろうか?」と。
同時に、それはとてもばかばかしいことに思われました。
当時、幾度となく言われた「大人の表現を」というクソ注文。
この表現は、今だからこそ価値があるのであって、
10代の青少年に求めるなど、虐待に等しかったと思う。
顔芸よりも、全身で表現する真央さんの“表現”が好きだった・・・ということはさておき、
この『シェヘラザード』は、すべての瞬間が完璧であり、すべての瞬間が見逃せず、すべての動きに感動させられたのでありました。
そして、柴田嶺さん、かっこ過ぎじゃないですか?
技術の高さやポージングの美しさ、プロポーションの比率(?)が、
“男性版浅田真央”という感じで、
ペアで演じるときのマッチング度が高すぎる。
さらに、演じているときの表情が、素敵すぎました。
客席に向かって微笑みかける。相手役に切ない表情を向ける。
その一つ一つの表情が、“生まれついての舞台役者”と言った感じで、
途中から、オペラグラス(は必要ない距離だったけど😝)で、柴田さんの表情を追っていました。
「こんなすごい人、どこに隠れていたの?」と思いましたが、
調べたら、選手時代に知っていたし見ていましたよ!!
こんな素敵なスケーターになっていたとは!!
そして、私は、ペアで演じる『シェヘラザード』が一番の見せ場かと思っていましたが、さにあらず。
ショーが進むにつれて、次々にすごいプログラムが出てきて、
BEYOND、BEYOND、BEYOND!!
すごいショーでした。
浅田真央の旬、最高の瞬間(とき)は、間違いなく今だと思う。
もう一度行きたいけど、チケット当たらないよねー😭