おはようございます。
今日は、早起きして、四大陸選手権のペアフリーを観戦しました。
三浦璃来、木原龍一ペア、金メダルです!!
四大陸選手権チャンピオン!! おめでとうございます。
次々に“日本初”の記録を打ち立てていく“りくりゅう”。すごすぎます。
試合は、酸素が薄いため、みなさんかなり大変そうでした。
テクニカルボードには赤い色が並び、
リフトでは、男性がふらついていることもしばしば。
それでも、堂々とリフトでポーズを取る女性たちを見て、
信頼感がすべてと言ってもいい競技なんだなぁと、しみじみ。
会場の応援も、すべての選手に対して温かく大きく、熱かったです。
優勝者インタビューで、木原龍一選手が、
「標高が高くきつかったが、会場のみなさんの声援が、僕たちの脚を動かしてくれた」と答えていました。
試合は、最終グループに入ると、「この4組の中からメダルが決まるんだな」と思わせる、空気の引き締まりよう。
苦しくても、苦しさを出さずにノーミス演技に挑む強者たち。
私も一気に緊張が高まりました。
中でも、米国のエミリー・チャン、スペンサー・アキラ・ハウ選手の演技は、すばらしかったです。ほぼノーミスで、キレのある動きの『Unchained Melody』。厳しい環境の中で、シーズンベストを叩き出しました。
チャン&ハウ選手のノーミス演技、酸素不足で次々に倒れ込む選手たちを見て、「りくりゅうはトップを守れるのか」と、緊張して手に汗が…
しかし、始まってみると、りくりゅうのスピードは、段違いでした。
しかも、二人のやさしい微笑みが、私の緊張を解いてくれるではありませんか!!
が、後半に入る前に、龍一くんが深く息をしているのが見えて、「やっぱり苦しいのかも」と思ったら、再び手に汗が😱
サイドバイサイドのジャンプは、ちょっと苦戦。しかし、スローのループが決まったときは、思わず立ち上がって拍手~👏👏
最後のリフトでは、いつもと全く違う表情で、
死ぬ気で頭上の璃来ちゃんを守っている龍一くんに、泣きそうになりました。
フィニッシュと共に、倒れ込む龍一くん。
立ち上がろうとして、もう一度、よろける。いや、すさまじい!!
死力を尽くした二人。
点数は関係ないですね。
こういう姿を見せてもらえることこそ、スポーツを観戦したものへの特典です。
表彰台に乗った3組は、みんなしあわせそう。笑顔、笑顔。
支え合い、信頼し合い、相手をやさしくねぎらう。
ペア競技の真髄を見せてもらった大会でした。
金 三浦璃来、木原龍一
銀 (米国)エミリー・チャン、スペンサー・アキラ・ハウ
銅 (カナダ)ディアナ・ステラート・デュデク、マキシム・デシャン
優勝者インタビューで璃来ちゃんが、
「4年前の四大陸選手権で8位になったところから自分たちはスタートしたので、ここまで来られてうれしい」と話していました。
おめでとう!!そして、ありがとう!!