オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

昌磨「世界選手権が何かしらのターニングポイントになるかも」

こんばんは。

FNNプライムオンラインに、

先日のLive Newsαの少しバージョンが違うところもある記事が掲載されています↓

 

日本勢初の連覇を狙う宇野昌磨。世界選手権で求める闘志を燃やす意欲と「世界トップ」の証明|FNNプライムオンライン

 

記事の中で、昌磨が2019年に日本で開催された世界選手権について語っている部分がありました。

「結構泣いてましたもんね。内容は良くなかったんですけど、自分ではすごく頑張った方だった。

悪くないと思える演技でも、その位置にしかいけない自分が少し情けなかったという涙が表れていたのかな。さいたまスーパーアリーナは、それを今も覚えている場所です」

 

この記述を見て、世界選手権2019の最終グループをもう一度見直してしまいました。

長らく見ていなかったなぁ・・・

 

 

SP『天国への階段』は、冒頭の4Fで転倒したものの、

ものすごく悪い内容ではなかったと思います。

もちろん、今に比べると、余裕はないのですが。

 

そんでもって、錚々たるメンバー。

1位 ネイサン

2位 ジェイソン

3位 羽生さん

4位 ヴィンス

5位 マッテオ君

6位 昌磨

ここまでが90点越え。

トップのネイサンは、107.4でした。

 

●昌磨の演技は、4:31:29あたりから

Men Short Program | 2019 ISU World Figure Skating Championships Saitama JPN | #WorldFigure - YouTube

 

フリーは、ネイサンと羽生さんの死闘が語られていますが、

3位のヴィンス『グリーン・デスティニー』も、神がかっていて、すごかった!!

逆に、あれでメダル獲れなかったら、ちょっとどうしていいかわからない。

 

●昌磨の演技は、3:20:27あたりから

Men Free Skating | 2019 ISU World Figure Skating Championships Saitama JPN | #WorldFigure - YouTube

 

上位3人が、見た目ノーミスであったことを考えれば、

最初の4回転2本が成功しなかった昌磨が4位につけたのは、健闘したと思う。

 

ただ、本人はそれで満足していない。

だからこそ、今の昌磨があるのだと思います。

 

が、私にとっては、ちょっと切ない記憶。

 

 

あの世界選手権のとき、昌磨が泣いて、

美穂子先生も、「自分の力ではメダルを獲らせてあげられなかった」と泣いて、

そこから、「昌磨よ、名古屋を離れて世界で修行してきなさい」という流れになったように記憶しています。

 

でも、この記憶は、私の中ですり替えられた記憶かもしれないので、

正しくないかもしれません。

「名古屋を離れる話は、もっと前から満知子先生に勧められていたけれど、

昌磨が固辞していた」と、最近何かで読んだので。

 

だけど、結果的に、あのときの涙があったから、

今の別次元に達した昌磨のスケートがあることを思うと、

感慨深いものがあります。

 

同じように、4回転に苦戦し始めたころのマッテオ君も目にして、

今の姿を考えると、感慨深い。

 

4年前にたまアリで共に戦った昌磨、マッテオ君、ジェイソン、ケヴィン、ボーヤン、モリス、メッシングさん、ジュンファン、リトヴィンツェフ、ラトデニ君…たまアリに再集結ですね。

 

そして、4年前の客席を改めて見ると、

ネイサンへの応援、声援、星条旗もすごかった。

日本の観客は、やっぱり世界一かも。

 

そういえば、先日、世界選手権公式サイトの「観戦ルール」から、

「声援ではなく拍手で応援」の記載がなくなっていた件に触れましたが、

 

Englishバージョンを見たら、

Q.Manners for cheering

A.In order to prevent the spread of infections, cheering by shouting is prohibited. Please clap your hands to cheer for the competitors.

「Q応援マナー

感染拡大を防ぐため、声だしの応援は禁止されています。選手の応援は、拍手でお願いします。」

って、書いてある。というか、書かれたまま??

日本語だけ変更して英語は変更し忘れているだけかもしれませんが、

うーん。どうなってますの?

 

そして、FNNプライムオンラインの記事の中で、なんとなく気になっている箇所が。

この大会が「自分にとって何かしらのターニングポイントになるかもしれない」と話した。

「この世界選手権が自分にとって何か変化のある大会になるかもしれない」

 

昌磨が、似たようなことを2度言っています。

今まで、聞いたことがない表現です。(私は)

前後の文脈から、その意味を断定することはできず・・・

ちょっと、怖い。