オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

SHOGUNさんが引き出す、昌磨の「フイギュア雑誌には載ってない話」

こんばんは。

昌磨とSHOGUNさんの対談の後半動画、

とても興味深かったです。

 

【対談】宇野昌磨選手とフィギュア/スマブラの共通点/相違点やマインドの持ち方の話などをしました - YouTube

 

SHOGUNさんの質問や話の流れの作り方が、

フィギュアスケート関係の人とは、かなり違って新鮮でした。

 

違う世界の人と話すと安心して本音で話せるっていうのは、

私たち一般人と共通しているかも。

 

そういえば、「異業種交流会」って言葉が流行った時代がありましたが、

今もまだ、あるのかな?

 

動画を二度繰り返し見ました。

まず「そうだよなぁ」と思ったのは、

「次のオリンピックまで期待されるのは、

昌磨としては、ちょっと、ちょっと、ちょっとなのね…」ということでした。

 

確かにそうですよね。

北京オリンピックの年もその次の年も、

燃え尽き症候群にならずに走り続けて、世界選手権で二連覇。

 

「日本のエースとして、この調子でミラノオリンピックまであと3年、同じようにやり続けてください」って言われても、

“オリンピック”ということに対しての、モチベーションの置き所が難しそう。

 

北京オリンピックの前後の昌磨を見ていて、

競技スケーターとしてのモチベーションや欲求が、

右肩上がりで永遠に続くように錯覚していましたが、勝手な思い込みだったかも。

 

オリンピックの前年くらいに、

一回、競技を辞めてリフレッシュするっていうのもあり?

試合で昌磨を見られないのは、寂しいけど、

また試合が恋しくなって、戻ってきてくれそう。

と、勝手なことを思ったり。

 

先日競技から引退した先輩も、

私は、そのうち復帰するんじゃないかと思ってるんです。

アイスショーもいいと思うけれど、

そうはいっても、彼の劇場型の魅力、「出ると言って出ない」「出ないと言ってやっぱり現れて涙…」みたいなドラマは、試合でこそ生きるのかな、と。

ワンマンアイスショーでは、無理ですよね。

注)他意はないです。ジュニアの頃から彼を見続けた、率直な感想です。

でも、「評価されない」みたいなことを言っていたようなので、復帰はないかな。

 

ネイサンやヴィンスも、ミラノが近づいてきたら、

アスリートとしての血が騒いで、カムバーック!!ってことがあったりして。

いや、あってほしい(笑)

 

昌磨に話を戻すと、

早い時期から競技用プロに取り組んだシーズンもあったし、

コロナ禍で、プログラム決定が遅くなったシーズンもありましたよね。

 

次の新しいシーズンは、

「ショーとしっかり向き合ってから、

試合に備えても間に合うスケジュール」と、インタビューで話していました。

 

「8月までアイスショーに出て、そこから試合の準備に入っても大丈夫」

と思える心の余裕やスケーターとしての進化が、頼もしい。

 

ザ・アイスのコラボやワンピース・オン・アイスの主演で、

表現の幅が広がるであろうことは、100%間違いない。

 

ギリギリまでアイスショーに取り組む焦りより、

そこでの収穫に積み上げるほうが自分のためになるという、

確信があるのかもしれないですね。

 

さて、SHOGUNさんと昌磨の対談の真骨頂は、その部分ではないと思います😆

 

SNS話とか、批判に対する心の持ちようとか、試合やスマブラと向き合うマインドとその変化とか、どこまで有名になるのを目指すのかとか、あれやこれや。

 

昌磨の話も、フィギュア雑誌には載っていないこと、

話さないことが多かったと思います。

一つ一つ感想を書くのは野暮なので、

百聞は一見にしかず…ということで割愛します。