オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

CBC意訳「僕のお気に入りが世界選手権で日本男子初の連続優勝」

CBCスポーツ「That Figure Skating Show」の

世界選手権男子振り返りを意訳しました。

点在する誤訳はご容赦ください。

 

Shoma Uno successfully defends World title & Keegan Messing’s swan song | That Figure Skating Show - YouTube

 

世界王者がまたしても、金メダルを獲りました。

ショーマ・ウノは、日本男子で初めて、世界選手権連続優勝者になりました。

 

銀メダルは、ジュンファン・チャ。

韓国男子で初めて、世界選手権のメダルを獲得しました。

 

そして、銅メダルは、クワド・ゴッドこと、

ヤングアメリカンのイリヤ・マリニンが獲得しました。

 

 

僕のお気に入りスケーターが、

金メダルを獲得し、世界王者のタイトルを守りました。

 

ショーマン(Show-Man:昌磨の愛称)は、大会のSP、FP両方で1位になりましたが、

足首に怪我を負っていたため、

優勝に向けたスケーティングは、容易い(たやすい)ものではありませんでした。

 

彼のコーチであるステファン・ランビエールによると、

昌磨は先週、2度足首を捻挫し、大会中にまた別の捻挫をしたそうです。

 

彼は、洗練されたクラシック音楽に乗せたフリープログラムを、

14点以上の得点を叩き出した、すばらしい4回転ループで幕開けました。

 

加えて、4回転トゥと2本のトリプルアクセルを跳び、

うち1本は、プログラム終盤のジャンプシークエンスに組み込まれていました。

 

すべての要素で盤石なレベル4を獲得し、

すべての要素で高いプラスのGOEを得たので、

4回転サルコウと4回転トゥのコンビネーションで2つのミスがありましたが、

 

それらの失点のいくらかを取り返したため、彼に大きなダメージはなく、

フリーもトップとなって、世界選手権王座のタイトルを守りました。

 

 

ジュンファ~ン♡♡♡イエース!!

スケートファンなら、ジュンファンが表彰台に立つ姿を目にして、

大興奮したはずよ。

 

ジュンファン・チャは、韓国男子初の世界選手権メダリストになりました。

フリープログラムのハイライトは、

僕が今まで見た中で、ジュンファン史上最高の2本のアメージングな4回転ジャンプ。

 

ゴージャスなスピンはすべて、最高レベル。

トレードマークのアウトサイドエッジ・イナバウアーを盛り込んだ

エモーショナルなコリオシークエンスは、

みんな、口ア~ングリだったでしょ。

 

ジュンファンのフリーは、とてもいい出来だったので、

トップとわずか0.12差に迫り、

イリヤ・マリニンを3位に下げて、スウィートな銀メダルを獲得しました。

 

 

そして、4回転の神ことマリニン君。

彼は今年、フィギュアスケートで最も難しいジャンプである

4回転アクセルを初めて成功させて、スケート界の度肝を抜きました。

それによって、彼は世界選手権の優勝候補になりました。

 

マリニンは、フリー『Euphoria』をこの4回転アクセルでスタートし、

着氷でこらえて、世界選手権で初めて4Aを成功させました。

 

歴史の扉を開くことは、明らかに彼にとってお気に入りのテーマです。

(=彼は、人が成功させたことがないものに、挑戦するのが好きなようだ)

 

彼は、それ以外に5本の4回転ジャンプに挑み、

そのうち4本を成功させましたが、

不明瞭な着氷で、いくつかの減点を受けました。

 

しかし、4回転モリモリのプログラムは、

彼を技術要素で1位にしました。

 

が、プログラムコンポーネンツでは、11位にとどまり、

フリープログラム188点は、総合順位を2位から3位に落としました。

 

試合後の記者会見でマリニンは、

「前進するための、いくつかの教訓を得た」と話しました。

 

リスクを下げたプログラムにすれば、

彼は、彼にダメージを与えたプログラムコンポーネントの得点に、

もっと集中できたかもしれません。

明らかに、PCSが彼にダメージを与えています。

 

将来的に、彼がアールラウンドのスケーターになりたいならば、

この部分は、避けて通れません。

 

さて、カナダのスケーターについて、

まずはキーガン・メッシングからお話しましょう。

 

 

キーガン・メッシングは、

観客を巻き込んだ空前絶後のエネルギーとスタンディングオベーションによって、

ショートでパーソナルベストを叩き出しました。

それは、彼のスワン・ソング(最後の試合)に向けた物語の、

パーフェクトな幕開けでした。

 

フリープログラム『Home』は、最初のトリプルアクセルがパンクし、

フライングシットスピンがほとんど転倒状態になって要素が0点になると、

(曲のようには)牧歌的ではなくなりました。(荒れ模様になりました)

 

しかし、彼と私たちみんなが感じた“つながり”は、明白でした。

キーガンの競技生活のキャリアは、

世界選手権での総合7位、(キスクラで披露した)二人の子どもたち、想い出と共に幕を閉じたのです。

すべてに感謝します、ありがとうキーガン。

 

カナダの二番手、コンラッド・オーゼルは、ショートを26位で終え、

フリーに進めませんでした。

 

しかし、彼は、日本に向けて出発する前にトラブルがあり、

新しいスケート靴を手に入れる必要がありました😰

そして、日本で練習中に、スケート靴が壊れてしまいました。(どんだけー😱)

波乱の世界選手権デビューとなりましたが、私たちはこの若いカナダ人を、

もう少し見守りましょう。

(以上です)