オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ほぼ満点。昌磨のシーズン前の決意

FODのフィギュア激闘録2022-2023で

「宇野昌磨 シーズン直前に行われた独占インタビュー 王者としての決意を語る」

の配信がスタートしました。

(内容の詳細は書けません🙏)

 

 

シーズン後に、シーズン前のインタビューを聞くのも、

“答え合わせ”みたいな感じで面白いですね。

 

昌磨くん、ほとんど満点。

有言実行のシーズンだったのではないでしょうか。

 

一つだけ、達成できていないんじゃないかと思ったのは、

「ステファンコーチの手のかからない生徒でいたい」という部分。

 

泣いたり、笑ったり、怒ったり、踊ったり、倒れたり、

ジェットコースターのような「コーチ人生with昌磨」なステファンコーチが聞いたら、

「オーマイ・ゴッド。ちょーっと何言ってっかわからない」状態だと思います。

 

ハッとしたのは、

「フィジカルもメンタルも、若い世代の選手に引けを取らないで取り組めている」と、

昌磨が言い切ったところ。

 

確かに、あれだけハードでエネルギッシュなプログラムをこなす体力と精神力を持った選手は、ちょっと他に見当たらない。

 

世界選手権優勝は、ほぼ最年長ですが、

誰よりもハードなプロを滑っていたと思います。

 

真央ちゃんが力強いトリプルアクセルを跳んでいるのを(練習でほぼ完成)、

ご覧になりましたか?

私は、鳥肌が立ちました。演技だけでなく、ジャンプもどんどん深化していく真央ちゃん。この事実を、全世界に向かって叫びたい気分です。

 

実年齢は32歳ですが、アイスショーであれだけのプログラムを出ずっぱりでこなせる人なんて、地球上に他にいないんじゃないかと思うし、

スケーターの年齢を決めるのは、アスリート本人だと、改めて思わせてくれました。

 

そして、そもそも、私が昌磨に“年齢”を感じたことは、

まだ一度もありません。

 

THE ICEのバックヤードでの

海外選手からの“あおり”話も楽しかった。

昌磨が他の出演者に刺激を与えて、

昌磨も他の出演者にハードルをあげられて、

楽しいかつ意義のあるショーだったんだなぁと思いました。

 

あの当時、ちょっと昌磨に心配な部分もあったので(ファンが怒ったり、体調を崩したり)、

バックヤードでも楽しかったようで、ほっとしました。

THE ICE2022に出た現役スケーターたちも、

今シーズンは大大大活躍。

応援するのも楽しかった!!

 

世界選手権だけ見ても、

1位 昌磨

2位 ジュンファン

3位 マリニン

4位 エイモズ

5位 ジェイソン

6位 友野くん

9位 マッテオ

12位 グラッスル

 

1位 花織ちゃん

5位 舞依ちゃん

という、すばらしいシーズンになりました。

 

今年は、世界選手権7位のキーガンと

10位のアダム・シャオ・イム・ファも合流します。

 

あれ、マッテオ君とグラッスルは??

イタリアは、ナショナルチームの合宿か何かとのスケジュール調整中なのかな??

きっと来てくれると信じてます。

 

去年より、いっそう自信を付けたであろうザ・アイスメンバー。

個人プロは、プライド激突の新プロ披露の場に。

グループナンバーは、相乗効果爆発の心躍るプロになると予想。

早く3カ月後にならないかなぁ。

 

そして、フィギュア激闘録2022-2023を見て、

もう一度、世界選手権のフリーを見た。

 

 

フィニッシュと共に倒れ込んだ昌磨と、

いっせいに立ち上がる観客の対比は、何度見ても胸が熱くなる。

前髪を風になびかせて、必死に最後のステップに入っていく昌磨の表情も、鳥肌もの。

 

スケートをしているときの純真度100%の瞳に、

「やっぱり宇野昌磨のスケートが好きだ」と思ったのでした。