宇野昌磨のスケート人生を支えた6人とは?|6 Persons|
昨日、YouTubeのおすすめ動画に上がってきたときは、
サムネイルのタイトルを見て、ウッとなって、見ないでスルーしました。
というか、YouTubeさえも閉じました。
なんかもう、こういうのにアレルギー反応が出てしまっているのですが、
「何が嫌なんだろう?」と考えると、
自分が応援してきた選手が、引退した後まで、
他のスケーターをたたえるナビゲーター役みたいにされていることに、
やり切れない気持ちになるからだと気づきました。
宇野昌磨さんは、先輩であれ後輩であれ、
他のスケーターをこれでもかってくらい褒める人です。
それは彼のいいところであるし、宇野昌磨ファンには、
そういう謙虚でピュアな昌磨さんが好きな人も多いと思う。
宇野昌磨さんが誰にどう失礼な扱いを受けようと、
本人が「別に気にしてません」「僕は十分しあわせです」と言うのなら、
文句を言う筋合いはないのですが…。
でもね。
本人はよくても、私は、切ないなぁ。
と、今回、感じました。
世界選手権二連覇、オリンピックで日本フィギュア最多メダル保持者、
出場した国際メジャー大会は、おそらく日本のスケーターで最多じゃないでしょうか?
(数えてないし、佐藤信夫先生もいらっしゃるけど)
これでもか、これでもかと、怪我をおして試合に出て、
メダルを獲り続け、表彰台に上がり続け、
20年にわたって日本フィギュアを盛り上げ、
日本フィギュアと世界をつないできた宇野昌磨を、
どうしたら、こんなふうに失礼に扱えるのでしょうか?
私には、さっぱりわかりません。
日テレzeroのときもそうでしたが、
そうしなければ何かまずいことでもあるんですか?
今日、動画のタイトルが変わっていたので、
心にかけていた鍵をはずして、見てみました。
とてもいいインタビューであり、丁寧に美しくつくられた動画でした。
こんないい動画を作れる人が、なぜ、あんなタイトルを付けたのか?
あんなサムネイルを作ったのか?
YouTubeの再生回数は、動画のサムネイルに影響されると言われています。
だから、製作者は、あのサムネイルがいいと思って、
わざわざ作ったと思っています。(私は)
宇野昌磨さんご本人は、今のままでいいと思う。
謙虚で、自分がどう料理されても気にしない、今のままで。
でも、新しいマネジメント会社さんには、
おかしいことに対して、おかしいと言ってもらえたら、うれしいです。
そんなことを思うのは、私のエゴなのかな。
「嘘も100回言い続けると真実になる」という言葉がありますよね。
現役のときからずーーっとこういう扱われ方をしてきて、
彼の努力や達成してきたもの、フィギュアスケートに与えた影響が、
過小評価されてしまう気がして、切ないです。
ゆがんだイメージが定着しそうで、やり切れません。
評価なんて、本人は気にしないと思いますが、私は切ないよ。
と思った、一件でした。