こんにちは。
いよいよ今週末に迫ったフレンズ・オン・アイス。
トップスケーター同士のコラボ企画が充実したショーなので、
どんなものが見られるか、わくわくしています。
特に今年は、アボ振付の大ちゃん、佳生くん、ジェイソン、アボのコラボとか、
昌磨とステファンとか、荒川さんと真央ちゃんとかケイトリン振付のシカゴとか、
興奮プロが何度も押し寄せてくる展開が予想されます。
そんな中、ショーのオリジナルグッズとして、
アクリルスタンド(以下アクスタ)が登場!
小さくて見えにくいと思いますが、
シェイ=リーンとか、ケイトリン&ポジェとかジェイソンとか、
アクスタとしては珍しいものもあり、興味をそそられます。
ところが!残念なことに、ブラインド販売なんです。
こういう感じで、中が見えない状態で販売され、
購入して初めてどのスケーターのものが入っているかわかります。
私は、何度か残念な思いをしたので、
このタイプの商品は買わなくなりましたが、
お客さんにとっても、スケーターにとっても
失礼な販売方法だなと思っています。
今回の場合、14人のスケーターがいます。
もしも私が、宇野昌磨さんのアクスタがほしいと思って
800円払って1つ購入したとして、
他の13人のスケーターのものだったら、
「がっかり」するかもしれません。
しかし、14人のスケーターは、
本来、私ごときに「がっかり」されていい存在ではないはずです。
出演者の中には、圧倒的な“人気者”もいます。
私がもしほかの出演者だったら、
「自分のアクスタを引いたお客さんに残念に思われたら嫌だな」と、心配になると思います。
「いらないアクスタ」として交換されていたりしたら、それもまた傷つきます。
だけど、お客さんもスケーターも悪くない。
販売方法に問題があるだけです。
14人のスケーター全員のアクスタを揃えたい人もいるでしょう。
その場合の費用は、合計で1万1,200円。
普通に買えたとして、1万1,200円です。
しかし、ブラインド販売なので、14種類が揃うまで買い続けなければなりません。
14種類が同確率で出現するように箱に混ぜられていた場合、
全種類集めるために必要な購入回数は、何回になるのでしょうか?
私の頭ではわからないので、AIに聞いてみたところ、
「全種類集めるためにはおおよそ46回購入する必要があります。」との回答でした。
これはあくまでも「期待値」で、
46回(個)購入すれば全種類揃う確率が高いけれど、
絶対に揃うわけではありません。
これより少ない回数で揃う場合もあれば、
もっと多い回数が必要な場合もあります。
46回買うと、800円×46=3万6,800円です。
他のお客さんと交換すれば、
もっと早く14種類が完成(コンプリート)するかもしれないけれど…。
人気もののアクスタが出る確率が
森永チョコボールの金のエンゼル並みだったら、
購入回数は天文学的数字になるよね。
この手法、どうなんだろう?
最近のフィギュアスケート界隈は、熱心なファン、お金に余裕がある人から、
出来るだけ多くお金を取ろうという傾向があるように感じます。
仕方がない。スケーターの活動資金集めも大変だし、興行にはお金がかかる。
円安の中、海外スケーターを呼ぶのもたいへん。
だけど、何万円もするチケットを数日分買って、
遠くから交通費とホテル代を払って足を運んでくれる人たちに、
さらにアクスタのガチャで何万円も出させるの?
普通に売ってあげてもよくない?
何十個も買って大ちゃん出なかったら、怒りに変わるよ。
今やフイギュアスケートは、配信や記事に追加でお金を払わなければ、
試合を見ることも、スケーターの考えを知ることも、素顔を垣間見るともできなくなっています。
当たり前なんだろうな、と思う。
労力には対価を支払わなければいけないから。
だけど、一般人との接触がほぼないスポーツになってしまった感がある。
なんか、中世の貴族サロンみたいな特殊な閉鎖空間になりつつあるような…
どうすればいいんだろうな。
むしろ、メジャーリーグのオオタニさんデーみたいに、
来場者に無料でボブルヘッド配るとか、
★この画像はAmazonリンクを利用しています。
そんな企画があれば、私は日本全国飛んでいきますよ😆←いやしい
だけど昌磨や真央ちゃんのボブルヘッド無料配布ってなったら、
飛行機飛ばして駆けつける人多いよね。
コストが厳しいので取れるところから取ろうとする→客怒って去る→さらにコストが厳しくなる…という悪循環。
こういうときだからこそ、逆張り戦略で大盤振る舞いってのはどうですか?
え、自分の利益しか考えていない?そのとおり😆
でも、無料でアクスタ配ったら、46回見に来るかもよ。(チケット完売ですが)