今回のフレンズオンアイスで感じたこと。
18年目ということですが、
フイギュアスケートが本当に好きなファンがぎっしり集まって会場を満員御礼にする。
こういうアイスショーは、なかなかないと思います。
満員の観客から歓声と拍手を受け、自分の国の国旗が客席を埋める。
スケーターたちが、とてもしあわせそうに見えました。
それを見させていただいている私も、しあわせな空間だなぁと感じました。
さて第二部の記憶です。(以下敬称略)
休憩時間中に、ロングサイドのスケーター出入口に、マットが敷かれて椅子が置かれているなぁと思っていると…
素敵なドレスに身を包んだ真央ちゃんが登場。
客席のお客さんにチケットを見せ「この席どこか知りません?」と尋ねて回る。
そこへ荒川さんが登場。二人で1本のショールを巻こうとして からまってしまうコメディわ演じながら、二人で座席を見つけて着席。
そして、ミュージカル「シカゴ」の上映が始まりました。
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★「シカゴ」はミュージカルのシカゴでした。ロックバンドのシカゴではなかったです。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズをシェイ・リーン、レニー・ゼルヴィガーがケイトリン、リチャード・ギアがポジェという配役です。(←映画版を見た人にしかわからない説明)
💃主役はシェイ。
「シカゴ」を演じるために生まれたような配役です。
シェイとケイトリンのパンチの効いたいい女っぷりが最高。
そして、リカ・ホンGOもイイ!あっこちゃんもイイ!
申し分けないことにお名前を存じ上げないが、他の女性メンバーもシカゴの世界にどんぴしゃりな方で、見惚れました。ぜひ、名前をコールしてあげてほしい。
表現が難しいけれど、ヒップがみなさん素敵だった。
大ちゃんは、ブロンズヘアーだったのにブラックのハンチングをかぶったら黒髪に見えた不思議。
リカ・ホンGOは、英語のセリフを完璧に言いながらポジェに堂々と迫っていました😉
豪華キャストによるすごいクオリティの「シカゴ」でした。
いつもシェイ・リーンの演技後に立ち上がって叫ぶ最前列のおじさまもご健在。
シェイと抱き合っていました。(恒例儀式)
この辺りから、順番の記憶が怪しくなってきたので、間違っていたらごめんなさい。
💃関芙実香
「Get the Chance」に登場した関芙実香さんのレディー・ガガ「Bad Romance」。
強烈な存在感でした。スタースケーターたちにまったく負けてなかった!
1ミリの気後れも感じさせず、感情を放出する演技に感服。
観客も大盛り上がりでした。
「もしかして今年で最後とかあるのかな?」と思ったら、「本当にスケート人生を左右する大学4年生」とのこと。
華があってプロ向きのスケーターだと感じましたが、どの道に進んでもスケート人生に悔いなし!と観客の私までもが思う演技でした。
🕺本田武史
「10年前のプロを滑ります」ということで、なんと「ミッション~ガブリエルのオーボエ」を滑ってくれました。
私の空耳かもしれないのですが、演技前に「当時の衣装が入るか緊張した」とご本人の説明が聞こえた気がしたので、私もドキドキしました。
つくづく思う。
本田武史氏には、いついかなるときも、
コーセー新横リンクのコーナーを、雄大なイーグルで回ってきてほしい。
💃村元哉中
今回、哉中ちゃんに対する声援と拍手が大きかった気がしました。
曲名わからず…
エッジの美しさを見せるプロだなぁと思って見ていたら、あっという間に終わっちゃった。
次回しっかり見てきます。
🕺🕺🕺🕺ジェレミー・アボット、高橋大輔、ジェイソン・ブラウン、三浦佳生コラボ
コラボをアボットが振付ると聞いていましたが、
なんと「エクソジェネシス」でした。
彼は、この曲をスケートのプログラムに使った先駆者じゃない? (違ったらすみません)
アボ、大ちゃん、ジェイソンの3人で滑るシーンがあった後、
佳生くんが一人で滑るシーンもあったりで、
3世代を表現しているようにも見えました。
4人ともスピードがあるスケーターだから、交差する場面はスリリングでした。
🕺💃ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ
ケイトリンによる日本語での小林一茶の句の朗読でスタート。
お父様に捧げるプログラムでした。
息を止めて見入りました。
事情はわからないですが、演技後、感極まるように抱き合う二人でした。
💃💃💃🕺荒川静香、浅田真央、村元哉中、アンドリュー・ポジェのコラボ
哉中ちゃん振付の「ウォーリアーズ」。
曲名は定かではないですが、
MCの蒲田さんがウォーリアーズって言っていた気がしました。
欧米風の和風っていうか、和モノの曲、衣装、コリオで、忍者風でもありました。
ポジェが真央ちゃんをリフトしてた~柴田嶺くんが頭に浮かんだけど…
ポジェ×真央すごく素敵でした。
今回ほどポジェ様のすばらしさが生かされた回はなかったと思う。
身長190cm超えてて顔も“映え”すぎだし、何より、リフトに絶対の安定感&信頼があるから、女性陣がとてもいい表情で持ち上げられているの。
誰がパートナーでも合う~
風に見立てた布を持って滑る女性(シカゴでも活躍)も作品の中で重要でした。
もう一回、しっかり見たいプロ。
🕺宇野昌磨
アラン・ウォーカーの「The Spectre」。
とにかく楽しそうに暴れ踊っていて、見ていて楽しくなりました。
アップテンポの曲のほうが素が出るのかな。
ジャンプは乱れがちだったのですが、かえって
「ステファン門下になって演技が安定する前の昌磨」を思い出してうれしかった。
4回転で豪快に転倒したのを手拍子投入のキュー(合図)に😉
会場一体となって盛り上がりました。
今回昌磨くんで感じたのは、体の使い方に“タメ”や“しなり”ができて、
オープニングのグループナンバーでは、
動きの小さな人の隣にいると動きが合わないということ。
プロとして、グループナンバーのちょっとした場面も大切に演じていると感じました。
衣装も近くで見ると凝っている。ケージ・タナカ氏が頭に過りました。
💃浅田真央
なんとなんと、満を持しての「シャンデリア」。大好きな曲です。
♪ワントゥートゥリー、ワントゥートゥリー
ヘアスタイルを素敵なショートにしたのは、このプロのため?
今まで真央ちゃんがこの曲を滑らなかったのが不思議なくらいです。
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も~圧巻。圧倒的存在感、パワーと輝き。
ここに彼女がいることすら不思議に感じた空間でした。
引退後、ゼロから一人でリンクを背負って全国を回ってきたからこそ、
これだけリンクを支配できるんだなと、尊敬の念が…。
昔、タラソワ女子が「真央、リンクを支配しなさい」と言っていたのを思い出しましたが、
あの頃とはレベル違いの支配力。
若干狭い新横浜のリンクをひねりつぶすがごとくの大爆発でした。
リンクの上に余っているスペースがないんだもの!
🕺ステファン・ランビエール
曲のタイトルは不明。
まず、リンクを一周回って、すべての観客の顔を見ながらアイコンタクトを取ってからスタート。内面でつながる系のプログラムでした。
しーんと見入って、あまり記憶にないので次回しっかり見ます。
💃荒川静香
「アメジスト」。
今回のフレンズオンアイスのテーマは「宝石」です。
毎年同じことを思うけれど、荒川さんってオリンピックで金メダルを獲ってから、すべてが素敵になった稀有な存在だと思う。
もちろん今は、真央ちゃんや大ちゃんもそうだけど、
荒川さんの時代は、「金メダルのときがピーク」っていうのが普通だったと思うから、
金メダルの後に輝きが増して上手くなったスケーターの先駆だな、と。
毎回衣装も美しすぎるし、ジャンプもスピンも現在進行形で世界一のイナバウアーも、
まったく衰えていない。
フレンズ、20回目までは続けてほしい…とか、
演技を見ながら短時間でこれだけいろいろ考えた。
そして、トリノオリンピックの「トゥーランドット」を旅先のニースのホテルで正座して見た日から18年経ったことに驚愕する。
今日はここまで。おやすみなさい。