きょう15時からの宇野昌磨さんへの北京オリンピック団体戦銀メダル授与式は、
ご覧になりましたか?
表彰式のあとに、インタビューの時間も設けていただいていました。
北京オリンピックの場ですぐにメダルを手に出来なかったことや、
パリオリンピックにスケジュールの都合で参加できなかったものの、
チームメイトたちの姿は映像で見ていたことなどについても、
率直な気持ちが語られていました。
すでにプロの道を歩み始めている昌磨さんですが、
このタイミングでメダル授与の場をわざわざ設けてもらえたことは、
よかったなぁと思いました。
日本スケート連盟に貢献してきた愛され昌磨だもの。
ちゃんと締めくくりの場を設けてくれた連盟に、感謝です。
記者会見の最後に「フォトセッション」の時間がありました。
そのとき、反射的に昌磨が、メダルを顔の横に掲げたんです。
その瞬間、ぐっときました。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
私は、宇野昌磨のことを
「世界一メダルの持ち方が美しいスケーター」だと思っています。
記者会見で団体戦の銀メダルを持った昌磨を見て、
「世界一美しいメダルの持ち方も、これが最後なんだ」と思ったり、
こみあげるものがありました。
そして、樹くんが「日本スケート連盟は、母にもパリオリンピックのメダル授与式参加に声をかけてくださっていた」と、以前書いていたので、
ご家族のことも思い浮かびました。
先日、メーテレの番組で昌磨が
「選手としてここまで来られたのは、9割がお母さんの手腕」と
コメントしていたと聞き、
「9割」と言い切ったことを尊敬。
そんなこともあり、
「選手時代のメダルは、ご家族へのメダルでもあるよなぁ」
などと考えつつ、メダル授与式を見ておりました。
本当は赤と白のジャパンジャージを最後に着てほしかったので、
スーツで現れたときは、やや残念だったものの
「場の雰囲気に合わせたのだろう」と、無理やり納得しました。
しかし、数時間後にこの動画を見て👇
InstagramとYoutubeにアップしてくれています。
「uno1ワンチャンネル宇野樹 」【母へのメダル授与式】
https://youtube.com/shorts/ucBiwjgcl2k?si=hWfAXJWC-T52jLLr
スーツ姿は、小さい頃から自分にスケートを習わせるために人生を捧げてきた母に対する正装だったのだと気づきました。
そう考えると、
パリに行けず日本での授与式となったのも、
神様がお母さまを思ってそうしたのではないか、と。
物事にはすべて理由があると思えば、
北京オリンピックから2年以上の時を経て、宇野昌磨引退の年に間に合ったことも、
残念ながらパリオリンピックのメダル授与式に参加できなかった残念さも、
すべてこの【母へのメダル授与式】に回収され、帰結したのだと思えました。
そして、お母さまの表情が見えないけれど、
それがまた、泣けて、泣けて。
この動画を見て号泣しました。
樹くん、音楽の選び方もうまいから😭😭泣かせないでよ~
昌磨が初めて世界選手権で優勝したとき、
ご自宅のお庭の隅で泣いていらしたお母さまの姿も思い出され😭😭
いやー、よかった、よかった。
宇野昌磨さん、ご家族のみなさん、
北京オリンピック団体戦銀メダル、おめでとうございます。
最後にシルバーのメダルを持つ姿も、
いろいろ言われた時期を思い出し、感慨深かったです。
シルバーって本当に素敵な色ですよね。