オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

シーズン終わりの完成が楽しみな坂本花織「シカゴ」

こんにちは。ロンバルディア杯のスケジュールにやられてヘロヘロです。

女子フリーは、かおちゃんが登場する前に夜が明けるかと思いましたよ😴

 

あと、有料配信なのに公式サイトがわかりにくいし、フリーズするし、追っかけ配信や頭出し配信ができなくて、

「金返せ」(←心が狭いもので)って叫びそうになった場面も…

 

それはともかく、女王坂本花織の新FP「シカゴ」です。

 

 

タイトルを聞いたときは、

「めちゃめちゃ似合いそう!」と手放しで喜びましたが、

実際に見ると、「これまたなんと難しいプログラムを選んだんだ」と思いました。

 

かおちゃんはスロースターター(昨シーズンは例外)な印象がありますが、

今シーズンは間違いなく、

世界選手権で「シカゴ」を完成させ、感涙にむせぶ姿が見えてます。

 

逆に言えば、グランプリシリーズでは、まだ苦戦しているかもしれません。

それくらい難しそうなプロでした。

 

何が難しそうって、

爆速で滑りながら、キャラクターの心情を表す大きな動作や表情をこなし、

ルッツのエッヂを気にしながら、コミカルな手の動きや表情を差し込み、

動きながら「バン!」と決めポーズをやるって、

神経も体力も消耗しそう。

 

 

先日のフレンズオンアイスで、

シェイ・リーンやケイトリンが素晴らしい「シカゴ」を演じるのを見ましたが、

あの場合はジャンプが入っていなくて、

「魅せる」ことに重点を置いていたんですよね。

氷の上でダンスをする…みたいな感じ。

 

かおちゃんは、跳んで、爆走して、スピンして、ステップのエレメンツこなして

合間合間に決めポーズ…って難しすぎる。

 

 

すべてが噛み合うのには、時間がかかりそう。

でも、どんなシーズンも、かおちゃんは最終的にあっと驚く完成度までプログラムを引き上げてしまうので、

今から世界選手権が楽しみです。

 

(意訳)

◎新しいプログラムについて

 

フリーの振付師であるマリー=フランス・デュプレイユさんが、シーズン最初から私にこの曲で滑ってほしがっていました。だから、この曲を選びました。

 

こういう元気な曲で滑るのは久しぶりなので、このテンポで滑れるかどうか心配でした。でも、続けているうちに、少しずつ慣れてきました。いいチャレンジだと思います。

 

昨日はショートの試合が早く終わったので、英字幕付きのミュージカルを見ました。でも、ぼんやりとしたストーリーしかわからなかったので、帰国したら日本語字幕付きのものを見ます。

 

今日は3回転+3回転のコンビネーションを跳べなかったので、まだプログラムは完成していません。でも、それは私がこの試合で確認したいと思っていたことなので、それはよかったと思っています。

 

◎「今シーズンの目標はありますか。3度目の世界女王など…」

 

本当に。この試合でも、自分に勝たないといけません。だから、世界選手権で3度目の優勝をするんだという気持ちを持ち続けて、これからも戦い続けたいと思います。

きっと彼女はやり遂げます!

 

表彰式は少し不思議で、最初に金メダルのアンバー、次に銀メダルのサラが呼ばれて、

表彰台まで行かずに表彰を受けていました。

フリーのスモールメダル?

 

次にかおちゃんがコールされて、表彰台に乗ったらすぐにメダルやトロフィーの贈呈があり…。

 

 

プレゼンターがカーペットの手前のラインの外から、

その都度歩いて行って表彰していました。不思議…

 

アンバーは、ショートとフリー両方でトリプルアクセルを決めました👋

 

 

かおちゃんのグランプリシリーズ初戦は、

10月25日からのカナダ大会。

ここからの追い込みも楽しみな、女王坂本花織です。