オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

フランス大会三原舞依SP「マイ・ミハラはとてもとても愛らしい」ISU解説意訳

こんばんは。グランプリシリーズ フランス大会が始まりしまた。

そしてあっという間に終わるわけですが、

昨日は、試合開始直前に高橋大輔氏のインスタライブが始まり、

そこから女子SP⇒男子SPとバタバタのスケジュールで😉

 

いろいろ書く時間がないのですが、

今日は女子フリーでは、新葉ちゃんのグランプリファイナル進出応援、

住吉りをんちゃんの表彰台、舞依ちゃんの怒涛の巻き返しを祈り、

 

男子は友野くんのメダルと高志郎くんの「死の舞踏」を楽しみに待機しています。

 

そんな中、三原舞依選手の昨夜のSPのISU解説(マーク・ヘンレッティさん)を意訳しました。間違いがあったらすみません。

 

リンクに向かうマイ・ミハラが見られるのはうれしいですね。

彼女は、昨シーズン右足首を疲労骨折しましたが、

まだ完全には回復していないということです。

しかし、ビューティフルなスケーターです。

トニー・アンの『Grief』で滑ります。

 

3Lz+3T

*GOE+0.98⇒3Lz!+3Tq-1.43

 

あ~ふふっ😉トリプルルッツ+トリプルトゥが成功して、

うれしそうなリアクションを見せました。

 

2A

*GOE+0.73⇒0.7⇒0.75

 

コンビネーションスピンの途中で、

音楽の盛り上がりに合わせてスピードを上げています。

チェンジフットコンビネーションスピン

*レベル4 GOE+0.99⇒0.95⇒0.9

 

ああ…(声のトーンが下降し心底がっかり)

ダブルフリップになってしまいました。

2F *ノーカウント

 

フライングシットスピン

*レベル4  GOE+0.90⇒0.81⇒0.86

 

ステップのオープニングでとてもクリーンなチョクトーで

難しいターンをステップシークエンスに入れています。

*レベル4  GOE+1.27⇒1.17

 

マイ・ミハラは、SPの演技でローラーコースターのように

見ている私たちをドキドキさせました。

 

冒頭のトリプル+トリプルでは笑顔を見せ、

意気揚々と氷の上に戻ってきて、

以前の彼女と同じような姿を見せてくれたことに、わくわくしました。

 

しかし、プログラムの後半では、フリップがダブルになり、

これは大きな得点の損失になります。

 

しかし、技術面がどうだったかに関わらず、

マイ・ミハラは、とてもとても愛らしい。

 

このスケーターは、少なくとも3回以上、ヘアドネーションをしています。

病気で髪の毛を失った人たちに、ウイッグを作るためです。

こういった行動は気持ちのいい人間性を映すものであり(意訳)、

スケート界隈に沢山のファンを集めています。

なんと誠実なスケーターでしょうか。

 

(リプレイを見て)

これは、オープニングのトリプルルッツ+トリプルトゥ。

得点源のルッツのエッジで「!」が付き、

トリプルトゥに4分の一の回転不足が付いたので、最高の出来とは言えません。

 

ダブルアクセルは問題がありませんが、

これまで見たスケーターほど、高さやリンクカバーが見られなかったので

GOEはそれほど高くなく、

技術点は前滑走者たちほど積み上げられていないかもしれません。

 

マイ・ミハラは昨シーズン、日本のメディアに

「試合では怖く感じることもあるけれど、

観客の目を見ることで強くなれる」と話しました。

 

四大陸選手権で何度もメダルを獲得し、輝かしいキャリアを積んできた彼女ですが、

今、(あまりうまくいかなかった)演技を受け入れているようです。

もちろん、手を握り締め、よいスコアが出ることを願いながら

 

受けた点数は61.12点で暫定4位。

 

フリーの演技後に、舞依ちゃんの笑顔が見られますように。