オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

2人のKAO選手に涙

NHK杯、すばらしい演技にまみれて終了ー。

しあわせー ありがとー

 

アイスダンスとペアは部分的にしか見れていないのですが、

日本の若手がタケノコの勢いで伸びていた😮若さってすごい。

 

そして男女フリー。

密かに三浦佳生の優勝を願っていました。

最初の3Aが危うかったときは「力み過ぎたのかなー」と思ったけれど
ジャンプ構成が変更されすぎているし

 

覚悟を決めたように挑む4回転も足が支えきれていない。

これはどこか悪いんだろうな。
SPで頑張りすぎてまた太ももやっちゃったのかな。

 

そういえばリンクに入る前の佐藤紀子コーチの表情が
何も言わずただ涙をためたような目で佳生くんを見つめていたなあ、とか


いやそれは割といつものことなんじゃないか?とか、頭の中でグルグルグルグル。

 

だけど、ジャンプを跳べないのにあきらめようとせず
必死に跳ぼうとする姿に、ひどく感動したのでした。

 

力を出したいのに出せない困惑と混乱の表情は、

「シェルブールの雨傘」に合っていたようにも見えました。

 

キスアンドクライでの泣きたいけど泣かない。涙も出ない。そんな表情に泣けました。

 

グランプリファイナル進出の道はなくなりましたが
それよりも全日本。そして世界選手権。さらにオリンピックへと向かう道は
しっかり走ってほしいので、脚をご自愛ください。

ランボルギーニの走りはタイヤが命ですからね。


坂本花織選手は、もーーーーすごい。

女王以外の何者でもなかった。

 

 

今シーズンフリーの「シカゴ」が完成していないので
「スケートカナダと同じような演技だったら、
2位に抜かされてしまうのではないか!?」と
緊張で胃がぎゅーんと絞られるようでした。

インタビューで「自信はまだない」と言っていたし。

 

しかし!2週間でこの変化。

「シカゴ」がどんどん「シカゴ」になって
物語の情景が浮かんでくるようになりました。

 

カナダではタイミングが合わなかった
2A+1Eu+3Sが成功したときは、立ち上がって拍手🤗

観客のみなさんもわかっていて、興奮と感動の拍手がわきおこってた。

 

ステップのときのかおちゃんの表情が楽しそうだったのがハッピーすぎたけど

終盤のフリップとループが成功するまで油断できなくて

最後の最後まで緊張したー

 

NHKの放送だと黄色の審議マークがいくつか付いていた(と思ったけどISUの配信では全部グリーンだった?)のではらはらしましたが

 

フィニッシュでかおちゃんがコテンと転びかけたところで

私の緊張スイッチも切れました。

 

リンクを上がるとき「脚が動かない」って言ってましたよね。

ダイナミックなジャンプの間にお芝居コリオを入れて

ほんとにほんとに疲れるプログラムなんだと思う。

 

140点は超えてくれ~と祈っていたけど152.95点って!
今季世界最高得点。

 

演技を見て泣いて、キスクラでのかおちゃんのコメディエンヌぶりに泣き笑いして

素晴らしい大会と演技を見たしあわせに包まれて寝ることにします。