こんばんは。中国杯が始まっておりますです。
地上波放送は明日、明後日の放送みたいです。
11月24日(日) 午前10時~ 男女フリー テレビ朝日系列(一部地域を除く)
試合結果が出た翌日に放送する意味がわからないですなぁ。
一応、記事内に結果は書いていません。
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ああだめだー。
ボーヤンの演技を見ると涙が出てきてしまう。
「Fought & Lost」。
曲も感情を揺さぶられるし、感情を揺さぶられるってことは、
BGMにならない存在感と表現力をスケーターが持っているということですよね。
私はボーヤンの「カッ」っていうジャンプの着氷音が好きです。
本当は音が出ないほうがいいのかもしれないけれど、
ボーヤンの「カッ」は、意志ある着氷の音。
もうずっとずっと中国男子のみならずシングル全体を一人で引っ張ってきて
中国杯でも北京オリンピックでも、自国開催のとんでもない重圧の中
ノーミスで着氷しようとするボーヤンの偉大さに毎回感動します。
回転不足とかあるだろうけど、「転ばない、プログラムをまとめる!」っていう強靭なハートにしびれる。
初めてボーヤンを知ったときは、何を隠そうネイサンと区別がつかなくて…。
特にボーヤンは、ジャンプだけで押しているイメージがあったけれど、こんなにエモーショナルなスケーターになるなんて思いませんでした。
もう昌磨もいない。ネイサンもいない。コリヤダ君もヴィンスもいないのに
一人で国家代表として国を引っ張り続けるボーヤン。
神様、あと一度、オリンピックでボーヤンを見せてください。
マッテオ君は大好きな「Two Men in Love」。北京オリンピックを思い出します。
マッテオ君もこんなに洗練されたエモい曲を表現できるスケーターになるとは
ジュニアの頃は想像もつきませんでした。
コリヤダ君もそうだけど、キャメルスピンの似合うスケーターは美しい。
手術が成功して本当によかったです。
神様、マッテオ君もミラノオリンピックで絶対見せてください。
駿くんのラベンダー。
今日は冒頭のコリオ(好き)がとても丁寧に演じられていました。
ルッツのGOEが+3.29。軽々でしたね。
4T+3Tもすごい締めで高速回転がすぎる。朝飯前感がすごかった。
ステップに勢いがなかったけれど、まだまだ点数が積めるってことですよね。
ファイナルに向けてGOGO!明日も応援。
アダムは、今シーズンは何種類かのプログラムを使いわけるということで、
ISUの公式ページにはSPの曲名が。長っ!
SOS d'un terrien en détresse by Grégory Lemarchal, Michel Bergé, arranged by Cédric Tour
OR
Gangsta's Paradise by 2WEI, Stevie Wonder, Douglas B. Rasheed, Larry James Sanders, Artis L. Ivey Jr.
X Gon Give It To Ya by DMX, Earl Simmons, Shatek King, Dean Kasseem
今日演じたのは、アダムは「SOS d'un terrien en détresse」ってことで
吉田陽菜選手と同じバージョンかな?
全体的に粗い演技だったと思います。
曲の世界観にも合っていなかったような…。
4Tの転倒もあったので、正直あれだけの点数が出るとは思わずやや驚きました。
その粗い演技の中で唐突な粗いバックフリップは必要だったのか?
SPの短い時間内だしテーマが「悩める地球人のS.O.S」だし、しっとりしたボーカルだし、着地で腰に響いているようだったし。
アダムの規定違反がきっかけでバックフリップが解禁になったので、
彼はプログラムに入れざるを得なくなったのではないか?と心配になります。
そういうわけで、SPの結果は書きませんが
グランプリファイナル進出をかけて、熱い演技と熱いジャッジが続いております。