オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

フィギュア国別対抗戦。シーズン最後の力を振り絞り素晴らしい演技続々。

こんにちは。国別対抗戦始まりましたね!

映像を見て、会場の雰囲気がよみがえってきました。

代々木体育館と混同していましたが、東京体育館でした。

 

★前回行ったときのもの

 

演技を見やすいし快適な会場ですよね。

東京はお天気もよくて、22度くらいあります。行ってる方、うらやましいです。

 

さて、昨日はアイスダンス、男子、女子のSP/RDが行われました。

 

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順位の途中経過はこちらです。

 

日本は2位につけています。

まだわかりません!(本当は順位にはあまり意識がいっていません。)

みなさんが楽しそうで何よりです。

 

 

だけど、シーズンラストだしスターズ・オン・アイスと連続の人も多いし、

疲れている選手が多いですね。

 

佐藤駿くんが公式練習にいなかったし、開会式にも姿がなかったので

棄権かと思って心配しました。

体調が悪かったんですね。その中ですばらしい演技でした。

 

登場したときは、見た瞬間「体調悪そう」という顔でしたが、

『ラベンダー』の冒頭は、今シーズンいち、感情が込められているように感じました。

今シーズン最後だ…と思って食い入るように見ると、改めて衣装の袖のデザインがとても凝っている(←そこ?)

冒頭のルッツをトゥループに変更したのもよかったと思う。

体調不良でも90点台を出せるようになったのは、すごいことだと思います。

 

男子は、ニコライ・メモラ選手も楽しみにしていました。

今シーズン大化けしましたが、先の世界選手権のSPは、“一人ミラノファッションウィーク”といった感じで、本人の美しさと美的センスとジャンプのスケールが一体となって、思わずうなるほどでした。

天井カメラで見ると、誇張ではなくリンクからはみ出して見えました。

 

 

私は、イタリアスケート連盟は、ミラノオリンピックに向けて負傷を抱えていたマッテオ君だけでは不安なのでグラッスル選手の復帰を早めたように感じていました。

だけど、メモラ選手が化けて世界選手権ではグラッスル選手より順位が上になりました。

これからどうなるのか…フランジパニー選手もいるし、注目しています。個人的には必マッテオ君です。

 

話が脱線しましたが、男子の点数についてはよくわからないので、

演技を楽しんでいます。

ジェイソンが以前のレベルにかなり近づいて戻してきたのが印象に残りました。

 

私が感動したのは女子です。

特に、各国のエースはさすが、すばらしい演技を見せるなぁ、と。

 

ララ・ナキ・グッドマンの『イカゲーム』は、ステファンのすばらしい振付。どうやって振り付けたんだろうと、改めてすごさを実感。

世界選手権はふるいませんでしたが、シーズンベストが出てスタオベしました。

 

アナスタシア・グバノワの『マネー、マネー、マネー』は、

そこまで表現できていたかはわかりませんが、世界選手権の予選落ちを心配していたので、ノーミスの演技に泣いちゃいました(←自分でも予想外の反応でした)

 

マデリン・シザース(アナウンスでは「スキザース」 になってました)の『ライオンキング』は、すごく生き生きして、高く飛んだバレエジャンプに画面が明るくなりました。

なかなか点が出ない選手ですが、個性的なプロは好きです。

 

千葉百音選手も、すごく疲れた表情で登場したように見えました。

それでも、集中して演技をしようとしているのがわかって、祈りながら見ました。転倒はあったけど、点数は出たと思う。

 

アリサ・リウ選手は、世界選手権を思い起こさせるノーミスの演技。

選曲もいいと思う。空気を柔らかくするような演技ですよね。

表情も素敵で、今回の映像は、人物をとても美しく見せるカメラワークだと感じているのですが、アリサのフィニッシュの表情は、周りに☆マークがきらきらしているようでした。

 

その素晴らしい演技を受けて、坂本かおちゃんの演技を見るとき、全身に緊張が走りました。

いつも団体戦ではチームのために、リンクの外でも神経と時間を費やす人だから、疲れていないかも心配でした。

そして勝手に、「世界選手権のリベンジもあるからアリサよりいい演技をしようと思うはずだ」 と、決めつけ(坂本選手がそう考えていたかは不明)、一人で緊張。

かおちゃん、すごくダイナミックにスピード感ある滑りでグイグイきてたけど、

後半のコンビネーションでオーバーターンが入って、あ~れ~

キスクラで園子先生に軽く怒られていたけど、笑顔でよかった。

今シーズンは、十八番とは言えないジャンルのプロに二本挑んだんだから、

最後は「祭りだ祭りだ~」ってことで、めでたく終わってほしいです。

とはいえ、僅差で二位につけているので、フリーは狙ってくると思います。

 

アイスダンスは、点数に関しては何がどうだから一位なのか二位なのかわからないので、こちらも雰囲気を楽しんでいます。

うたまさは、勢いと自信に満ちた様子が本当にすかっとします。

勢いあまってリフトで転倒してしまいましたが、それすらも爽快でした。

かなだいの時もありましたが、国際大会で転倒するって大事だと思う!

 

他にもいろいろ感想はありますが、今日の試合が始まるのでこの辺で。

以下は順位とポイントです。

 

1位:アメリカ

項目 内容
合計 52
男子SP 獲得P 22
男子SP結果 1位:イーリア・マリニン
3位:ジェイソン・ブラウン
女子SP 獲得P 18
女子SP結果 1位:アリサ・リウ
7位:アンバー・グレン
アイスダンスRD 獲得P 12
RD結果 1位:マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ

2位:日本

項目 内容
合計 44
男子SP 獲得P 17
男子SP結果 4位:鍵山優真
5位:佐藤駿
女子SP 獲得P 20
女子SP結果 2位:坂本花織
4位:千葉百音
アイスダンスRD 獲得P 7
RD結果 6位:吉田唄菜/森田真沙也

3位:フランス

項目 内容
合計 34
男子SP 獲得P 18
男子SP結果 2位:アダム・シャオ・ヒムファ
6位:ケヴィン・エイモズ
女子SP 獲得P 7
女子SP結果 8位:ロリン・シルト
11位:レア・セルナ
アイスダンスRD 獲得P 9
RD結果 4位:エフゲニア・ロパレヴァ/ジェフリー・ブリソー

4位:イタリア

項目 内容
合計 30
男子SP 獲得P 8
男子SP結果 7位:ダニエル・グラッスル
11位:ニコライ・メモラ
女子SP 獲得P 12
女子SP結果 5位:ララ・ナキ・グットマン
9位:アンナ・ペッツェッタ
アイスダンスRD 獲得P 10
RD結果 3位:シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ

5位:カナダ

項目 内容
合計 28
男子SP 獲得P 7
男子SP結果 9位:ロマン・サドフスキー
10位:アレクサ・ラキッチ
女子SP 獲得P 10
女子SP結果 6位:マデリン・スキザース
10位:サラ=モード・デュプイ
アイスダンスRD 獲得P 11
RD結果 2位:パイパー・ジルズ/ポール・ポワリエ

6位:ジョージア

項目 内容
合計 25
男子SP 獲得P 6
男子SP結果 8位:ニカ・エガゼ
12位:モリシ・クヴィテラシュヴィリ
女子SP 獲得P 11
女子SP結果 3位:アナスタシア・グバノワ
12位:アリナ・ウルシャゼ
アイスダンスRD 獲得P 8
RD結果 5位:ダイアナ・デイヴィス/グレブ・スモルキン