オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

Dreams on Ice 行ってきました①佐藤駿「火の鳥」

こんにちは。ドリーム・オン・アイス2025に行ってきました。

気温33度で流石に暑い。

 

 

今回のDOIは、試合形式で選手紹介~6分間練習(上着や水、ティッシュを置く椅子も設けてある)~コールされて演技スタートだったので、

緊張感もあり、試合大好きな私は、予想外に素晴らしい演技を見せてもらって大満足でした!行ってよかった。

 

が、一言、言わせて…

寒いよ!風邪ひきかけたわ。

 

 

というのも、先日のアイスブレイブで開演前にドタバタした私は、

「今回は早めに入場してショーの雰囲気を堪能しよう」と

道路まで冷気が漂ってきている極寒の新横コーセーリンクに、開場直後にイン。(←命知らず)

 

入場口に人が少なかったので、みんなもう入ったのだと勘違いして

焦って客席に足を踏み入れると…

 

凍える空気の先には…誰もいねぇですだ…

 

 

おまえは関係者かっ!

って自分でツッコミを入れたくらい、

会場スタッフと両手で数えられるくらいのお客さん。

 

そうなんです。今回は、グッズ売り場も飲食コーナーもなく、

キンキンに冷えた空気しかご用意がなかったので

みなさん、直前まで入場して来なかったのです。

 

ゆっくり防寒着の用意をしても、トイレに行っても、

過去のショーの集合写真を展示した「アーカイブ写真パネル展」を見ても、

時間あまりすぎ。

 

 

開演25分前になってようやく人が増えてきましたが、

そのころには、冷凍庫に1時間入れられた刺身のように、凍結寸前でした。

 

しかーし、日本のトップスケーターが集結しているので、

演技のクオリティは文句なし。

もう仕上がっている選手もいました。

 

そのすばらしい演技の数々の中でも、

私が特に驚き、感動した演技を二つあげたいと思います。

まずは、「昨シーズンと全然違う」と思った佐藤駿選手です。

 

佐藤駿「火の鳥」by ギヨーム先生

ごめんなさい、駿くん。

私は、佐藤選手が「火の鳥」をここまで演じられるとは、想像もしていませんでした。

 

中日スポーツ

佐藤駿、「町田樹さんを参考に」 14年ソチ五輪で使われた「火の鳥」を新フリーに【フィギュア】:中日スポーツ・東京中日スポーツ

これまで多くのスケーターが「火の鳥」を演じてきましたが、難しい曲だと思っています。町田まっちーレベルでバレエ表現を組み込んでくるイメージはなかったし、どんなものかな…と。

 

そうしたら、駿くんの「火の鳥」は、力強くてメリハリが効いていて、

昨年と比較しても段違いの表現力にびっくり。

スケールも大きくなって一流感が出ていました。

 

昨シーズンは、「もう3cm視線をあげてほしい」と思っていましたが、

DOIでは、堂々として視線もアップ。

 

そして、一番の変化はステップでした。これまでは、ジャンプに比べて、ステップがフワフワしている印象があったのですが、

ストロング、ストロンガー、ストロンゲストみたいな感じで、グイグイ攻めてきていて、日下コーチと二人三脚の4カ年計画が結実しているように感じました。

(4カ年計画は私が勝手に想像しているだけで、実際にあるかどうかは不明です)。

 

シゼロン先生ありがとー!!とも思いました。駿くんの表現力を、どんどん引き出していきますよね。

 

 

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「火の鳥」なので、赤い衣装も製作中かもしれませんが、

ブラックの衣装も力強く見えてよかった。鷲や鷹のイメージ。

 

4回転に3回いどんで、ルッツとフリップも入っていたと思ったけど不確かな記憶です。記憶の中では、4回ルッツが決まって拍手しました(笑)

 

ヘアスタイルも、パーマがかかっていた?

このフリーは、断然、羽根のようなパーマヘアが似合うと思う。アイラインも引いちゃってほしいくらい。強めの駿くん、すごくよかったです。

 

だけど、最終日は、佐藤選手は欠場になったようで、

足を痛めたのだと思います。

 

フィナーレで、ゆまちの腕をピトッてつかんでいたので「仲良しさんだな♡」と思っていましたが、今見ると、片足で滑って引っ張っていってもらってたみたい。

右脚ですね。軽傷でありますように。

 

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とにかく、昨シーズンからさらに化けたと感じた駿くんでした。

次は、坂本花織選手について書きたいのですが、
いったんここで休憩します。