こんにちは。いよいよ始まるミラノオリンピック フィギュア最終予選会「Skate to Milano 2025」。
ここで、ちょっと気になるニュースを。
ロシアとベラルーシの代表は、今回のオリンピックに個人中立選手(AIN)として参加しますが、参加人数は各カテゴリーMAX1名(組)。
最終予選に参加可能かどうか、事前に厳しい審査がありました。
参加資格の主な条件としては、
- ドーピングに違反していないこと
- 戦争を支持する言動がないこと
- 国家のプロパガンダ活動に参加していないこと
- 軍のスポーツクラブに所属していないこと 等々
このためメダル候補だった
- アイスダンスのアレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン
- ペアのアナスタシヤ・ミーシナ&アレクサンドル・ガリャモフ
は、オリンピックに出られず、
併せてロシアのアイスダンス、ペアは参加ゼロとなりました。
ロシア(AIN)の団体戦への参加もなくなりました。
私は、ISUの対応は中途半端だと感じています。
完全に禁止するのではなく、1名(1組)だけ参加させる
審査の結果、参加資格がないと判断された場合に、理由を明かさない
ISUとして、何か(戦争、ドーピングなど)に毅然としてNOの立場を示すのであれば、
「なぜその選手を参加させないのか」を、明確に示すべきだし、
「参加は許さないけど、1人だけなら許す」というのも、よくわからない。
そして、この参加条件は、コーチ・振付師・トレーナーなど「サポートスタッフ」にも適用されます。
で、ですよ。
今回、北京で開催される予選会に、エテリ組の振付師ダニイル・グレイヘンガウス氏が、運営側から帯同NGを出されたんです。

へっ? って感じです。
笑っちゃいけないけれども、なんか笑いそうになっちゃいました。
エテリ組の指導チームは、コーチのエテリ・トゥトベリーゼ、技術担当のセルゲイ・デュダコフ、振付師のダニイル・グレイヘンガウスのトリオです。

ドーピング問題が関連しているのであれば、
コーチや技術担当が連想されると思うのですが、
振付師??なんで?
グレイヘンガウスは、女子シングルのアデリア・ペトロシアンのSP、FPの振付を担当しています。
現地入りしてからの振付変更は不可能になったので、
ペトロシアン選手にはぜひ、事前にコリオを完璧に頭に入れていただきたい。

って、そういう問題ではないか。
コーチか技術担当が帯同不可なら、ロシアにとってダメージは大きいが、
振付師なら現地にいなくても成立する気がする。
しかし、エテリ組はトリオでのチームサポート体制をとっており、
グレイヘンガウス氏は振付師の範疇にはとどまらず、不在は痛手のよう。

問題は、なぜグレイヘンガウスがサポートスタッフの審査に通らなかったのか。
本人も理由がわからず、
周囲の人々も、明確な理由はわかっておりません。
ISUが理由を明らかにしないので、真の理由が明るみに出ることはないと思いますが、
推測、憶測の噂の域では、
- ロシア選手の国際競技会からの除外について、抗議の発言をしたこと。
- Facebookで、ロシアが戦争を始めたことを否定する書き込みをした過去がある。
しかし、グレイヘンガウス氏本人は、「国際大会やオリンピックに参加できるように、政治的発言には注意してきた」と話しており、真偽は不明。
奇妙な感じはしております。