オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

三原舞依選手「ギリギリを生きている」。近畿大会表彰台

こんばんは。

フィギュアスケートの近畿選手権男女フリーを、FODで観戦しました。

 

無観客試合だったので、観客の後押しがないのが、ちょっともったいなかったですね。

 

三原舞依選手は、リンクに入ってくるときから

「滑るのが楽しくてしようがない」「試合に出ることにわくわくしている」というのが伝わってきました。

どんな大会でも変わらない。そこも彼女の素敵なところです。

 

『ジュピター』。元気が出る曲です。

「はーい、三原舞依が滑りますよー」ってファンファーレが鳴ってるような曲。

 

スポーツブル撮影:前田充氏

【フィギュア】三原舞依は2位「最後までなんとか滑りきった」西日本選手権の目標は200点台 | ウィンタースポーツ | スポーツブル (スポブル)

 

前日のSPのコンボが3回転+2回転になったのを悔しがっていたので、

「舞依ちゃんのスピリットなら3+3跳んでくるかも…」と思いつつ、

「でも、コンディションと相談しながらだから、過度な期待はよくないよね…」と観客として葛藤していましたが、

 

なんと!冒頭に3Lz+3Tの大技を入れてきました。

見事着氷!3Lz余裕、3Tの着氷がわずかにツルっ😮

拍手~

 

「これで体力をそがれたかな」と思いましたが、

続いて完璧な3F+2A😮😮

さらに、落ち着いて2A。クルリと3S👏👏

 

スピン、ちょっと疲れたか?後半どうなる?と思ったら、

可憐な3F+2T+2Lo👏

ゆったり3Lz👏

 

優雅な舞依スパイラルから3lo👏ちょーっと回転が足りないか!?

でも、ジャンプ11本全部降りました。

全部着氷😮😮パンクも転倒もありませんでした。

 

そして、全身をこれでもか、これでもかと使った渾身のステップ。なぜか涙がジワリ😢

 

キスクラで手を温めていたから、体が冷えるんだろうな。

 

スポーツニュースに「サマーカップから今日までけっこう大変だった」というようなことが書かれていて、

中日スポーツの記事には、

8月のサマーカップ(大津市)からの1カ月半は、「ギリギリを生きている感じ」だった。

と。

 

中日スポーツ 2025年10月4日

「ギリギリを生きていた」三原舞依、SP2位 復活のシーズン、ケガ予防とレベルUPのバランス苦慮も「体のコントロール学べた」【フィギュア・近畿選手権】:中日スポーツ・東京中日スポーツ

 

そんな状態で試合に出てきてこの演技。

鋼のハートを持った天使さん。驚異的としか言いようがない演技でした。

 

点数は、予想よりも低くて121.96でフリー2位。

回転不足をいろいろ取られていましたが、

今日の試合は、回転不足や着氷乱れの選手がとても多かった気がします。

観客が入れば、気合と熱気で、そのあたりは解消される気がします。なんてね。

 

舞依ちゃんは、合計187・56点で総合でも2位に入りました。

おめでとうございます!

 

本人として、まだまだこんなものではないのでしょうが、

一歩、一歩、着実に乗り越えて結果を出していく姿は、只者ではありません。

 

約1か月後の西日本大会では、合計200点超えを目指すそうです。

「三原舞依ならやってのける。」と、

誰もが思っていることでしょう。