オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

フランス大会私の楽しみポイント(後編)

こんばんは。数日前に、「フランス大会私の楽しみポイント(前編)」というブログを書きました。

 

「前編」があるなら当然「後編」があるさ!と思うわけですが、
書く時間がないまま、あと30分くらいでフランス大会が開幕してしまう😅

 

このまま、ばっくれようかと思ったけれど、気づいている人は気づいていると思うので
シンプルな後編を書くことにしました。

 

まず、ペア。
今回は我らが“りくりゅう”と、ディアナ・ステラート=デュデク/マキシム・デシャンの一騎打ちになりそうです。

今シーズンの“りくりゅう”(三浦璃来/木原龍一組)は、
怪我に悩まされたシーズンからようやく解放され、ギアががっつり入ってます。


スピードもさらに上昇し、ジャンプのキレも過去最高。
昨シーズン、追いついてきたライバル勢を引き離した姿が見たいと、密かに期待しています。

 

ここのところ、ちょっと動きが重く感じてしまうデュデク/デシャン組。
しかし、今シーズン、なんとディアナ・ステラートがSP『カルミナ・ブラーナ』にバックフリップを投入してきたのです。


動画を見た記憶がありますが、バックフリップというよりも、男性が女性を放り投げて後ろに回転していたような気がする。よく覚えていなくて申し訳ないが、
つまりは、感動しなかったのだと思う。

 

ディアナ・ステラートは、現在42歳。

オリンピック・ドットコムの記事によれば、
「もし私たちがオリンピックで金メダルを獲れたら、私は最年長の女性チャンピオンになります。私たちはペアとしても最年長になるでしょう。そして、バックフリップを競技で最初に成功させるペアになるでしょう。だから、歴史を作るチャンスが三つあるのです。」 と語ったそうです。


彼女は、子どもの頃、体操をしていたようですね。
だから、練習に体操コーチを招いて、技を成功させたそうです。
試合でのバックフリップが解禁されたものの、まさかペアでやるとは予想していませんでした。


子どもの頃、ペアの試合を見ていて、危険で恐ろしい事故のシーンを何度が見た記憶があります。
当時は、“危険な種目”のイメージでした。
また、競技の危険度が増していくのか?


バックフリップが得点につながるのかは不明であり、
今回の試合で導入するかわかりませんが、一応、注目しています。

 

シゼロン先生復帰のアイスダンス

そして、アイスダンスは、なんと言ってもフランスの国宝シゼロン先生がカナダの至宝フルニエ・ボードリーと組んでの競技復帰。


しかも、イタリアの国宝シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリと
イギリスの国宝ライラ・フィアー/ルイス・ギブソンと激突するという
デンジャラスな展開です。

なんでも“国宝”って書けばいいものではないけれども。


アイスダンスって、順位がほとんど変動せず、下克上も稀にしかないじゃないですか。
以前は、シゼロン先生 withパパダキス >> ギニャール/ファブリ >> フィアー/ギブソンでした。

一度、フィアー/ギブソン がFD『ロッキーのテーマ』でギニャール/ファブリを破ったのは見ました。
なので、この3組がどうなるかはわかりません。


ボードリー/シゼロンは、一度、演技を見ましたが
トップ with トップなので巧いのでしょうが、新鮮さを感じませんでした。


シゼロンの好みの音楽・世界観があると思うのですが、
パパシゼと同じテイストに感じてしまったのです。


しかーし、ここへ来て彼らがRDの曲を変更し、
マドンナの「ヴォーグ」を演じるとのこと。


ヤッホー!そういうのを待ってました。


私は、まったく新しいシゼロンが見たい。
本当はフリーダンスも、ディズニーやバレエ音楽の王子様を演じてほしいくらいなの。


そして、フランス大会はシゼロンの競技復帰を大会のハイライトにしていると思うので、点数の出方も見逃せませんわよ。

 

さらに、エテリの娘ダイアナ・デイビスとグレブ・スモルキンも登場。

このお二人は、戦時中のロシアから脱出し、ジョージア代表となり、カナダのアイスアカデミー・オブ・モントリオールでトレーニングをし、実力も点数もどんどん上がっていっています。なんか不思議。


そういうわけで、今大会のアイスダンスは、全世界が注目していると思います。