スケートカナダのスケジュール、容赦ないな。
早朝から見続けてヘロヘロです。
男子SPは、ハイレベルな試合だったと思います。
大崩れする選手がいなかった。
第一グループの冒頭、ゴゴレフ、ラキッチ、サドフスキーのカナダ3人衆も、
近年にない安定感で、カナダ男子スイッチ入ってきました。
樋渡 知樹選手、日本に拠点を移して、今シーズンは大化け。
ジャンプの安定感が半端ない。動きも以前のようにキレキレで、活き活きして楽しそうに滑っている。
アレクサンドル・セレフコも、ジャンプは堂々着氷。
スピンもステップもレベル4。アダム・ソーリャのコリオをすばらしく演じて大喝采。
この流れで友野くんと佳生くんのことを考えると、
「これは、ミスが許されない厳しい戦いだ…」と、はらはらしました。
友野一希選手は、第2グループの第一滑走。
心臓飛び出そう!

現地入りしてから絶好調と聞いていたし、
平池コーチが「心技体整ってる」と、サウナに入った後みたいなことを言っていたから期待する一方で、
「好調だからこそ、試合での結果につながってくれ」と祈りながら観戦。
冒頭の4T+3Tが決まって、悲鳴と共に拍手~
続く4Sもひやっとしたけど、着氷したので拍手~
ベストフレンド3Aはどーだー?? ん?拍手~
ジャンプをすべてクリアしてからは、のりのり手拍子のザ・エンターテイメント『That's It』!
どうだっ!という表情でフィニッシュです。

ひゃ~緊張したー。
よかったよー、よかったよー(スタオベ)

友野くん本人も、緊張が解けたのか泣きそうな表情で平池@ゴルゴ13に抱き着き、
キスクラで「安心した」「よかったー」と言っていて…
寝不足なこともあり、ちょっと泣けちゃった。
92.07。SBで暫定首位に。

三浦佳生選手は、一人置いて9番滑走。
リンクに入る前の佐藤コーチとの静かな会話。
今日は、上を向くシーンがあり、じーん。

神様、お願いしまーす。

冒頭のコンビネーションジャンプ、
4Sの飛距離がすご過ぎた。これは、絶好調のときのカオ・ミウラの飛距離ですね。セカンドは3T。
3Aもしっかり。後半に入れた4Tは、着氷が惜しかった。
しかーし、復活だー。
「魂の滑り」としか形容できない滑り。

89.80で暫定3位に。
最後は、はイリア・マリニン先生が、軽く締めてトップに立ち、
友野くんは2位、佳生くんは4位でフリーに進みます。
エイモズ君もメモラもずはらしい演技だったけれど、
90点以上取るのって難しいんだなぁと、改めて思いました。
決戦はフリーへ。
友野くん、このまま表彰台に昇れますように。
闘争心に火が付いたであろう、佳生くん。
フリーで最終復活を遂げられますように。