スケートカナダ男子フリーが終わりました。
なんか、ボーゼンとしていて、
最終滑走のマリニン君の228.97点という化け物級の演技が、
まったく頭に入って来ず…。
友野くんの『Halston』を深夜3時に見られるという
これ以上ない“染み染み時間”。これはライブで見るしかない。

いつもなら、友野くんの呼吸と曲の呼吸と自分の呼吸が重なって、
「ほーっ」と染み入りながら見るのですが
今日は緊張のほうが大きかった。
友野くんも、少し宙に浮いているような感じはあったかな。
少しずつの取りこぼしが勿体なかった…
ステップは、夜空の流星を思わせるスピードで、
「よーし、なんとか暫定テクニカルでトップに立ってくれ!」と思ったけれど、
最後の最後のスピンがぁぁぁ。どうしたですかぁぁぁ!?
表彰台に2.2点届かずでした。
しかし!まだスケート・アメリカがあります!
出場メンバーをチェックすると、これ、友野くんいけるのでは?
次に向けて、がんばー
そして、三浦佳生くん。
銅メダル、つかみました! おめでとうございます!

プログラムを昨シーズンの『シェルブールの雨傘』に戻して大正解かも。
去年も「こういう曲、合うなあ」と思ったけれど、
去年よりもさらに素敵なシェルブールになっていました。
昨年一年滑り込んでいたとしても、急に戻して1週間ちょっとで
ここまで仕上げられるものなのだろうか?
ちょっとした音の拾い方とか、表情の付け方とか
鳥肌が立つ瞬間がたくさんありました。
佳生くんは、物語の主人公を演じるプログラムが、とてもはまると思います。
ほんとにほんとに素敵な世界観でした。
4回転ループの飛距離、美しさも驚異的。
まさにランボルギーニな助走でした。
そういうわけで、佳生くんにしびれた後、
友野くんで絶叫し、若干、動揺していて眠れません。