フィンランディア・トロフィー女子で、
松生理乃選手が銅メダルに輝きました。おめでとうございます!
今シーズンのプロは、SPもFPも素敵ですが、FPの『くるみ割り人形 金平糖と王子のグランパドドゥ』は、なぜか泣きたくなる好きな音楽です。

理乃ちゃんのアウトサイドエッジ大好物のISU実況マーク・ヘンレッティさんの解説を意訳します。
コーチから松生理乃に最後のアドバイスが送られます。
彼女は昨年のフィンランディア・トロフィーの銀メダリストです。
そして昨年のスケートカナダでは、ショート10位から巻き返し、銀メダルにまで上り詰めました。
今回も、現在6位という位置から、再び表彰台へ食い込むことができるでしょうか。
チャイコフスキーの『くるみ割り人形』を滑ります。
素晴らしい膝の使い方で、滑らかで流れるような滑りを生み出しています。
トリプルループの着氷は、深いアウトサイドエッジでとても美しかった。
今週の彼女を(練習含め)見ていた中で、最高の出来の3Lz+3Tのコンビネーションです。
順調です。トリプルルッツ+ダブルトゥループ。
(溜息)ここ、いつ見ても圧倒されるのですが、アウトサイドエッジのコントロールが見事なんですよ。

ああ~(感嘆)。スピンのエッジをチェンジするタイミングが、音楽のフレーズにぴったり合っています。
おぅ、暫定ボードはオールグリーン。日本の松生理乃のフリースケート、12個のエレメンツすべてにわたり、プラスのGOEが付きました!
ショートの実況でも触れたように、振付師のローリー・ニコルは彼女について “純粋さ、幸福な輝き、優しさを感じさせる選手” と評しています。
大会の公式練習中の彼女を見かけると、いつも礼儀正しく、周りの誰に対しても優しくふるまっている姿が本当に印象的でした。
そうした人柄がスケートにも表れ、彼女の演技は見ているだけで喜びを与えてくれます。
私は、彼女のエッジワークのクオリティについて言及し続けていますが、
スケーティングスキルの評価には、エッジの多様な使い分けや
それぞれのエッジを正確にコントロールする能力、
ブレードを氷上でスムーズに滑らせる力などが含まれます。
私が思うに、彼女はそのすばらしい“お手本”のようなスケーターです。
(ビデオ映像)着氷後のエッジの伸びを見てください。
確かに回転不足の問題など、ジャンプの質は他の選手に及ばない部分もありますが、エッジワークは見事です。
ですが!練習で見たときよりもずっと、ジャンプはうまくいきました。
彼女はショートではスケーティングスキルの得点が上から6番目でした。ジャッジたちが、このフリーの演技をショートより好意的に評価するか、注目しましょう。
ただ、いくつか回転不足でQマークがつく可能性はあります。トリプルルッツに軽いプレローテーションが見られました。
でも、私の考えでは、アウトサイドエッジでのジャンプは、インサイドエッジよりもはるかに、体重を乗せるのが難しいのです。
彼女は本当に巧みにこなします。
(すばらしい演技)おめでとう、理乃。コーチングチームの山田満知子コーチ、本郷裕子コーチ、田中総司コーチ。みんな、誇りに思っているはずです。
彼女は中国杯で122点を出しています。
喜んでいるようですね、 131.95点、シーズンベストです。
21歳、日本代表、名古屋出身の松生理乃選手、本当に素晴らしい演技でした。
これだけ専門家であるマークさんに絶賛されても、
PCSのSkating Skillsが突出していないのはなぜなのか?
匠の技であれば、9点台でよかろうと思うぞ。
ローリーもPCSが出るコリオが作れる振付師なので、どうなっているのか…(謎)
理乃ちゃん、うっとりしあわせな演技をありがとう。
クリスマスの全日本も現地で堪能させてください。