「Everlasting33」の初日に行ってきました。
もー、エバラス最高!
行こうかどうしようか迷っている人がいたら、
絶対に、行ったほうがいい!
舞台を見て、こんなにも息を呑んだことはありません。
「こんなすごいものを創り出せる人がいるんだ!」と、ただ、ただ、恐れ入りました。
圧倒されすぎて、持参したエネルギーを使い果たし、空っぽに。
そこへ、圧倒的な何かを次々と詰め込まれて、放心状態になっております。
この感動を、どうお伝えすればいいのやら。(伝えるすべなし)
浅田真央競技引退後の3作目となるわけですが、
「浅田真央サンクスツアー」→「BEYOND」と進化して→「Everlasting33」という認識で行くと、
あまりのハイクオリティに驚愕します。
「BEYOND」⤴⤴「Everlasting33」と、いきなり矢印が天井に向かって突き抜けて、極上空間で極上のパフォーマンスが生成された、とでも言いましょうか(ボキャブラ不足)。
まず、幕が開いた瞬間、衣装のすばらしさに目を奪われました。
デザイン、色彩、素材、すべてが洗練されて、ゴージャスです。
そして、舞台(氷)が狭いからこそ、キャストに無駄な動き、無駄なコリオ、無駄な演技空間が、一切なし。
リンクから落ちるのを心配して、動きが抑え目になるかと思ったのですが、
逆に、スケーターの動きが大きいんです。
空間は狭いのに、萎縮せずにのびのび大きく動いているので、
濃密な滑りと演技に、拍手、拍手でした。
体に舞台の広さを叩きこんでいる感じ。
それだけ、徹底的に練習したのだと思います。
オーケストラの生演奏で演じるのも、本当にすばらしかったです。
観客の反応で、演奏が変わってくる醍醐味を、味わうことができました。
そして、柴田さんとの“エアリアル”。
詳細は書きませんが、命綱なしで、重たいスケート靴を履いて演じるデンジャラスな演技。
宙の高いところにいた柴田さんの顔から大粒の汗が「ポタッ」と舞台に落ちるのが見えて、
そこからの超デンジャラスなアクションに、息を呑み過ぎるくらい呑みました。
初日ということで、シルクの布が柴田さんの顔にかかってしまったり、
地上でシルクを持つ人が躓きかけたり、真央ちゃんのエッジが輪に引っ掛かりかけたり、
命綱なしで柴田さんが真央ちゃんを持ちあげたり、
「凄過ぎる×手に汗にぎる」で、大興奮。
次のプログラムに進んでも、私は放心状態でした。
HideboHさんとのタップダンス、Seishiroさんとのダンス、井田 勝大さん(指揮)、シアター・オーケストラ・トウキョウさんとのコラボも、
真央ちゃんと呼吸が完璧に合っていたと思います。
オーケストラの方たちが、1曲終わるたびにうなづき合っていたり、HideboHさんのタップで楽しそうに体を揺らしているのが見えて、
会場が一体になっている心地よさを感じました。
キャストごとのソロナンバーも、スケーターの特長を捉えて選んであって、
プロデューター浅田真央のすごさを感じました。
どのスケーターも、どのプログラムも素晴らしい。
ブラボー、ブラボーの嵐でした。
私の中では、「Everlasting33」は、ショーとして完璧、最高峰だと感じたのですが、
すごいのは、スターを集めて作った舞台ではないということ。
「サンクスツアー」の頃からメンバーを育てていって…の今。
全員が今やアイスショーのスターになっていることに、ふと気づいたのでした。
そして、なんやかやで、おいしいところを持っていく田村岳斗先生。
隠し切れないスター性(笑)
真央ちゃんは、スケートにタップにエアリアルに地上ダンスと、
とんでもなく今回も魅せに、魅せてくれました。
最後のプロ(秘密)のフィニッシュでは、脚に疲れがきているのがわかりました。
しかし、完璧に場を圧倒しての圧巻フィニッシュに、場内は大喝采。
そして、出演者による感動のカーテンコール。
で、ラストに登場した真央ちゃん。
長い衣装のすそを踏んで、後ろにすってんころりん♡
笑顔で悔しがって、寝転がって回転する真央ちゃん。大喜びの場内。
立ち上がった真央ちゃん、一度、幕の後ろに走って行って、
もう一度、何事もなかったように登場して、カーテンコールのやり直し♡
真央ちゃん、かわいい~。
こういうシーンが見られたのも、楽しい思い出になりそうです。
「Everlasting33」の初日が見られたことに、感謝、感謝。
胸がいっぱいで家路につきました。
大変な舞台。どうか、全キャスト、スタッフが、怪我せず千秋楽まで駆け抜けられますように祈っております。
以上、雑ではありますが、鑑賞直後の感想です。